【栄養士】求人の様経験者募集はお互いメリットがない

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求人誌

栄養士求人における要経験は意味がない

栄養士が転職をする際に壁になるものに求人票に記載されている「要経験者」の文字があります。

 

これが調理経験の有無を確認する為、栄養士としての実務経験を求めているという程度であれば、最低限の知識や経験を求めているという意味で理解できるのですが、そういったものは少数で、多くの求人は同じ業界での実務経験を求めています。

 

保育園であれば保育園勤務経験、老人施設であれば老人施設、病院では病院栄養士としての経験を求めているものが今でも多すぎます。

ネットやハローワークなどで就職・転職活動をしている栄養士はこういった括りに頭を抱えることが多くなっています。

 

今回は同業者での経験者募集について、僕個人意味がない、あるいはデメリットであると考えている点を書いていきます。

もしも、これを見て勇気が出たら、例え未経験でも要経験などの記載のある会社にも電話して、「経験はないけど面接してもらえないか」と聞いてみてもらいたいと思います。

 

採用担当の人にも目を通してもらえると嬉しいところですが、贅沢は言わずに淡々と書いていきます。

 

栄養士に経験を求める必要性は低い

栄養士業務は病院・福祉・産業のように括られることはありますが(僕は全部経験してきました)、同じ病院でも病院に胃よって運営方法から作業手順まで大きく異なります。

これはその他福祉施設などでも同様です。

社員食堂であれば共通の部分は多いと思いますが、こちらではサービスの質や美味しさという点がシビアに求められる部分があります。

 

そんな状況で経験者といって採用をしたとしても、やり方が異なるので、未経験の栄養士を入れるのとではそんなに差がないと言えます。

もっと言ってしまうと、同業界内での経験者を雇用すると、他での経験が変なプライドになっていて余計な事(「もっとこうした方が良い」等)を言ってしまったり、周囲との関係性の悪さにつながることがあります。

正直なところ、求めるなら調理経験や栄養士としての実務経験だけで良いと思うのです。

 

最低限の基礎があって、あとはまっさらな方がきっとお互い幸せです。

 

恐らく雇う側は要経験と記載しておけば引き継ぎの必要のない人が来るんじゃないか、質の高い栄養士が来るんじゃないかと思っているのではないかと感じますが、実のところ全く栄養士の質とは結び付かないでしょう。

 

良い経験者は何故来ない?

では、要経験者と求人票に記載しても良い栄養士が来るわけではないという僕の持論を紹介します。

 

実際、僕は昔病院に勤めていました、辞めた原因は色々ありますが、その中には嫌な想いをしたからという物も当然あります。

そして病院の内情もある程度わかっているわけです。

 

そんな経験者の僕が再び病院で働くとなると、向こうがこちらに求めるものがあるように、こちらも譲れないラインが出てきます。

 

更に、経験者を募集しておきながら特に栄養士は基本給などの条件が良くない傾向があります。

 

要経験者という文言は経験のない人を突っぱねることで応募数を減らしてしまい、経験者からのハードルは高めるという点で、個人的には意味のないものだと思います。

 

記載するなら栄養士資格を持っている、もしくは管理栄養士資格を持っているという程度にしたらお互い幸せになれると思います。

それらの資格は最低限専門的な知識を持っているという証明なハズです。

 

余計なことを承知で付け加えるのであれば、最近は知識よりも人間性などを重視する企業も増えてきていますから、余程「求人を出せばたくさんの応募来て大変」というような場合でなければ、門戸を狭める必要はないと思います。

 

それでも要経験の文字は消えない

ここまで文句のような内容を書いてきましたが、求人票から「要経験」が消える日は遠いと思っています。

それは「今までそれでやってきたから」

こういった慣習は悪いものほどなかなか無くなりません。

 

特にこれだけ転職というものが一般的になったのはそれほど昔のことではなく、人事に関わる人達は終身雇用制の頃の知識で働いていることも少なくないためです。

 

未経験でも採用されることはある

冒頭に「今回のブログ内容を見て勇気が出たら、未経験であっても要経験と記載している求人に申し込んでみて欲しい」というような内容を書きました。

これは本当に採用まで行くことがあるためです。

 

実際、栄養士の求人を出す人は栄養士でないことがほとんどです。

その人に「その経験があれば問題無さそうだな」と感じさせることができれば、実は要経験でなくてもなんとかなります。

 

このため、問い合わせて「自分には同業界での経験はないが、こういった栄養士としての仕事をしたことがある」ということを伝えると、案外見学させてもらえたり、そのまま面接して採用でこぎつけることはあります。

 

ハローワークなどでも企業に問い合わせてくれる人に同じようなことを伝えると上手く先方に伝えてくれることもあります。

僕もこれで転職活動中にいくつか採用の連絡をもらうところまでこぎつけています。

 

特に僕は男という立場上、保育園では性別は女性のみと突っぱねられることが多かったのですが、保育園によっては男手が欲しかったという観点でプラスに捉えてくれるところもありました。

 

求人票の内容や採用担当の言葉にへこたれないで数打つことはやはり大事です。