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栄養士のセミナーや展示会に参加する理由
栄養士を対象としたセミナーや展示会などは数多く開催されています。
給食に関することから、個人で活動する栄養士の為のものまで、その範囲は非常に幅広くなっています。
僕は予定が合うものについてはなるべく出席するようにしています(それでも出られないことも多いですが)
一方で、僕の職場の他の栄養士は消極的で、「余計な仕事を増やしたくない」というスタンスでこういったものへ参加したがりません。
こういった人と僕の考え方の違いなども含めて、今回は僕がこういった件に積極的な理由を書いていきたいと思います。
参加しない人の理由
まずは僕の同僚たちがセミナーや展示会に消極的な理由について書いていきます。
この理由は非常に分かりやすいもので、「1日こういったイベントに参加すると、その時間を業務に充てることができないから」です。
栄養士はルーティンの仕事も多いので、現場の栄養士が少ない場合には、1日空けてしまうと次の日に2日分やらないといけない場合もあります。
次の日の面倒さを考慮して参加しないというのは、こういった点からも理解できるものです。
こういった人たちは基本的に将来的に転職する可能性についてほとんど「無い」ものとして考えています。
このため、日々の業務をこなすという点に重点が置かれるので、その他のものを「余計なもの」として扱う傾向があります。
僕が積極的にイベントに参加する理由
では、どうして僕は積極的にこういったセミナーや展示会に積極的に参加するのかというと以下のような理由があります。
参加する理由 ①楽しい
正直に言って、こういったものに参加するだけでも楽しいです。
自分にとって有用な情報を得られる可能性が高く(もちろんハズレもある)、専門的な知識を高める機会になることはもちろん
新しい発見が大体あるので、個人的には自分への刺激を与える良い機会となっています。
参加する理由 ②将来のため
僕は実のところ、今の職場で今後もずっとお世話になるかどうかは決めていません。
そうなると転職したりする可能背が出てきます。
そういった時には今よりも年齢を上がっているので、若さをウリにはできなため、採用されるためには一定以上の実績や知識が必要になります。
自分を高めるということが、例え今の自分の現場では必要性が高くないとしても、人生何があるか分からないのだから、専門性は高めておくべきというのが個人的に思うところです。
参加する理由 ③サラリーマンの特権
こういったイベントに参加したがらない同僚のところで、彼らは、仕事時間を潰してまで参加したくないと考えているという内容を書きましたが。僕の場合は全くの正反対です。
仕事時間中に、仕事名義で、交通費まで出してくれてこういったものに参加できるというのは、まさにサラリーマンの特権だと思っています。
会社のお金で自己研鑽できる・・
だったら、その機会をフルに活用しないといけないのは当然と
参加する理由 ④つながりを作る
こういったイベントだと多くのメーカー、企業の方が参加しています。
そういった人と名刺を交換しておけば、いざ、その人たちの専門とする分野の知識が必要になった際に頼ることもできます。
いわゆる人脈作りというもの。
こういったところでつながりを作っておくと、更なるイベントの開催など知らせてくれるところも出てくるので、更に勅使やつながりに幅が出てきます。
実際、うちの法人全体でも、他の栄養士には届かず、僕のところにしか来ないお知らせが数多くあります。
実際に役に立ったケース
何かを発注する、という時などに、「どこに頼めばよいのか?」「どういったものが良いのか?」という悩みを僕はあまり抱えたことがありません。
詳しそうな人にサッサと聞いてしまうからです。
専門業者の知識は伊達ではなく、その分野について無知に等しい僕が考えたところで、こういった人が常識として持っている知識の足元にも及びません。
餅は餅屋とはよく言ったものですが、頼れる人を作っておくという点では、こういった場に参加している恩恵を受けていると感じます。
また、栄養士の分野である健康面では、日進月歩で新しい発見や商品が出てきます。
そういったものをきちんとインプットすることで、自分の話の説得力を増すことができたり、自分の中になる仮仮説を強化できるので、誰かに説明する場面などでは、力が付いてきていることを感じます。
話がしっかりしていれば信頼も増してくる(と信じてる)ので、最先端の情報に触れておくこと自体とても良いことだと感じます。
まとめ
今回は自分の考えに基づいた内容なので、偏りのある文章になっています。
もちろん単純に日ごろの業務が忙しすぎてこういったイベントに参加したいのに、出かけることができないという栄養士もいるでしょうし、参加しない人の理由も合理的なものなので、避難するという意図はありません。
僕はこういうメリットがあると思うから参加しています。
という程度に受け取ってもらえればと思います。