プロテインはお湯割りOK
プロテインは粉状になっていて、「水や牛乳に溶かして飲んて下さい」としか注意書きもないことから、熱に弱いと思う方もいるようです。
結論から言ってしまえば、お湯で割っても大丈夫ですし、料理などに混ぜても大丈夫です。
数年前になりますが、とあるSNSで筋トレ系の情報を流している人が勘違いしている様子を見かけました、
こういった方でも勘違いするということは一般的にも知られていない可能性もあると思ったので、ごくごく簡単に説明していきます。
プロテイン=たんぱく質
どうも日本では、プロテインが食品由来のたんぱく質であることが認知されていないように感じます。
この部分さえしっかりと理解されていればプロテインがお湯で割ろうと加熱しようと問題ないことはすぐに分かるので、こういった基本的こそ、広めていく必要があると感じています。
たんぱく質は肉や魚、豆類に多く含まれています。
そしてそれらの多くは加熱して食べる食材です。
もしもたんぱく質が熱に以上に弱かったのであれば、人類はたんぱく質を摂取することが非常に困難になります。
今でこそ、日本の影響で刺身など、生で食べることが広まりつつありますが、それだって日本以外では当初は「異常な食文化」だと言われていました。
しかも、生食をしていた日本人が世界的に筋肉質だったかというと、もちろんそんなことはありません。
むしろ細身の人種と言っても良いでしょう。
つまり、たんぱく質は加熱した食材からも摂取できるということになり、そういった食品由来のプロテインも同様に加熱したとしても問題ないという事になります。
ただし、プロテインのお湯割りが美味しいかというと・・・そんなことは無く、むしろシェイカーで混ぜる際にお湯など入れて中身が温かくなると、振った時に中の空気が膨張してフタが飛び、中身が飛び散るという悲惨な目に合います(経験済み)
ホットミルクで割ったらおいしいフレーバーのものが多いですが、どのタイミングでプロテインを加えるか、温めるかという点は十分に考慮する必要がありますし、そこまでして温かいプロテインを飲もうという人がいないことから、一般的にホットプロテインが広まっていないと思います。
料理にプロテインを使う場合も
比較的耳にするのは、ハンバーグなどのコネ物にプロテインも加えるというもの。
レスリング界のレジェンド、吉田沙保里さんもテレビ番組でこれを作っていました。
このように加熱する料理にも使用することができるという点でも、加熱して大丈夫という根拠にできます。
まとめ
今回はプロテインと熱の関係について書いていきましたが、プロテインの飲み方や飲む際の工夫は実はかなり多くあります。
筋トレ後には糖質とたんぱく質を一緒に摂取した方が吸収は高まるので、100%オレンジジュースで割って飲むなどしている方も見かけます。
プロテインも様々な種類が増え、味のバリエーションも多彩になりました。
楽しみながら摂取することで、無理なく必要な分が摂取できると良いと思います。