ダイエットの基本 リバウンドする理由
日本ではダイエットというと
- 大幅に食べる量を減らす
- きつい運動を行う
この2つの柱で、短期間に体重を減らすという方法を取る方が多くなっています。
かなり我慢を強いられるので、長期間継続することは困難で、目標を達成した後には元の絵生活に戻ってしまいます。
結果として待っているのはリバウンド
今回は何故従来の方法ではリバウンドしてしまうのかを簡単に説明していきます。
ダイエットは継続が必須
日本では
ダイエット=きつい食事制限や運動を行うもの
と認識している方が多い傾向があります。
ただ、これは栄養士など専門職からすると間違いで
本来のダイエットとは
本人にあった食事・生活習慣を身に付ける、整えるものという認識です。
このため、余りにも厳しい制限など超長期的に続けることが困難な生活を送ることは推奨しません(一部する人もいますが)
食事や生活習慣から無駄なものをそぎ落とすくらいの感覚で良いと思います。
ダイエットを継続的に行わなければいけない理由
基本的に体重の増加は筋肉量が増えた、病気が原因などでない限りは
消費エネルギー<摂取エネルギーという状況で起こります。
つまりは必要以上のエネルギーを取っているので、余った分を脂肪として蓄えることで太っていきます。
通常のダイエットでは、厳しい食事制限や運動でこのバランスを無理矢理
消費エネルギー>摂取エネルギーというバランスに変えることで体重を減らします。
消費するエネルギーの方が多ければ蓄えた脂肪などでエネルギーを賄うことになるので、体重は減少していきます。
そして、目標を達成した後にはそんなに厳しい制限のある生活を続けることはできないので、元の生活に戻っていきます。
すると、消費エネルギー<摂取エネルギーという元の太るバランスに戻ってしまいます。
こうなれば後はリバウンドするのは明らかです。
リバウンドしないためには
誰しもリバウンドはしたくないはずです。
でも、厳しい減量生活を超長期的に行える人はごくわずかです。
このため、どうすれば良いのかというと、体重を減らすにも少しずつにし、体重が減った後には消費エネルギー=摂取エネルギーのバランスになるようにすることが大事です。
これでもダイエット前に比べれば食べる量は減るので、少しは我慢しないといけませんが、元の生活に戻る事は=リバウンドなので、体重の折り合いがつくバランスを探して、それをずっと継続していくことが大事です。
更に、こういった習慣は何かしらのイレギュラーによって崩れる場面が必ずあります。
その時に、一時的に体重が増えたとしても、きちんとバランスを整えた生活に戻すだけで、体重もその習慣にふさわしいものに落ち着いてきます。
一時の感情や乱れに惑わされず、自分にあった生活習慣を身に付けることはこういった面でも重要です。
まとめ
ダイエットとは一時的に無理をして減量するということではなくて、自分に合った正しい食事・生活習慣を身に付けるものです。
慣れるまでは体重計に乗って、どんなものをそれだけ食べた時に自分の体重がどのように変化するのかを確かめても良いと思います。
ただ、体重計の数字というのはあくまで参考です。
他人に見せる必要も知らせる必要もありません。
数字に一喜一憂するよりも、鏡の前に立った自分の姿でスタイルや肌の調子を見る方が良い場合が多いです。
他人から見た自分を良くするということがダイエットの大きな目的としてあるはずなので、数字は今後の参考としてのデータとして扱い、自分の現在の姿が改善されることこそが本来的な目標になるべきです。
それが達成されれば、健康状態は自然と良くなるはずです。
そう考えると正しい生活習慣で得られるものは多いと言えるのではないでしょうか?