サプリメントには2種類のものがある
健康に気を使う人が増えたことで、サプリメントなどの需要も増える傾向があります。
そのため、どんどん体に良いとされるもの(栄養成分)が商品化され、薬局でもスーパーでもすごい種類のサプリメントを目にするようになりました。
今回はそんなサプリメントを2種類に分け、それぞれの特徴を説明していきます。
サプリメントその1 ビタミン・ミネラル類
まずビタミン、ミネラルといったサプリメントから紹介していきます。
食物繊維などもこれに含まれます。
特徴として以下のものがあります。
- 普段から私達が食べている食品にも含まれる
- 欠乏症状がある
- 効果についてある程度保証されている
基本的にビタミン・ミネラル、食物繊維は食品中に含まれます。
このため、食事をバランス良く食べていれば不要なサプリメントという事ができます。
一方で、欠乏症状がある為、一定量の摂取が必要とされます。
アンバランスな食事習慣や食べ物の好き嫌いが激しいなどの理由くらいでは欠乏症になることは滅多にありませんが、そういった傾向のある方は気を付けたいところではあります。
ビタミンやミネラルについてはそれぞれの働きが明確で、人間での効果もはっきりしているので、効果については証明されています。
ただ、どれも体感で「調子よくなった!」というものではないので、あくまで健康維持という捉え方が正確になります。
少し補足になりますが、DHAやEPAのように青魚に含まれ、脳の良くする効果が実証されているものなどもあります。
こちらは一般的案食品でも欠乏は起こさないけど、現代人の脂質摂取のアンバランスを改善するためのものという感じで、少し今回の振り分けの範疇外になります。
サプリメントその2 その他
分け方がざっくり過ぎると自分でも思いますが、実際その1以外のほぼすべてが該当するのでこの分け方にしました。
特徴としては以下のようになります
- 普段の食事ではそんなに量を摂取しないもの
- 欠乏症がない
- 人間での効果が実証されていないものが多い
基本的にはその1の真逆という感じになります。
カタカナの長い名称のものや、○○葉、○○エキスなど、サプリメント以外ではあまり耳にする機会のない成分のほとんどがこれに該当します。
普段の食事ではそんなに量を摂取しないものと特徴に書きましたが、中には食品としては一切摂取しない成分もあります。
そのため、欠乏症状はありません。
実際専門的な機関のHPではこれらのほとんどについて人間での有用性は証明されていないと記載されていて、その多さと、人間での有用性が十分に証明されずにこんなに大体的に販売している実情に驚かされます。
これらを摂取する目的としてはその1のような健康維持ではなく、「何かしらのプラスα」を求めて、というのが主な理由になります。
正直最近はこちらの商品の方がサプリメントの種類として豊富で、お店の棚を賑わせていますが、根拠については乏しいという点を承知しての使用が望ましいと思います。
過剰な期待は裏切られる可能性が高く、これらの諸品は基本的に安価ではないものも多いので、購入するのであれば気休め程度の気持ちで、効果が実感できたらラッキーという軽い気持ちが吉です。
実際万人に効果が出るような成分は薬扱いになるので、気分的に効いてる気がする、などで充分なのかもしれません。
まとめ
今回は簡単(乱暴)にサプリメントを2種類に分けてみました。
実際内容を書いているうちにコラーゲンは肉や魚など普段から口にするものにも多いけど、効果は微妙と言われつつあるし・・・・などの例外の存在に気が付きつつも、いくつかの例外のためにその3、その4を作っても分かりづらいし・・・という妥協をしましたが、最終的には、購入する際の期待値などを考慮した内容なので、2つに絞って丁度良かったと自己満足しています。
あなたのサプリメント選びの参考になれば幸いです。