痩せるには行動の変容が重要
痩せる、ダイエットを行う理由は人それぞれですが
成功するかどうかというのは実際のところ
自分の行動を変容する(変える)ことができるかどうかという一点と言えます。
正しい知識があっても、それを実践するという行動にでなければ何の意味もないということです。
栄養指導・栄養教室など(その他情報媒体含め)で正しい知識は広く伝えられていますが、それを行動に移すまでのサポートが実は不足していると感じます。
栄養士としては正しいことを伝えるだけという段階を過ぎて、行動の変容をサポートしていくことが大切な局面になってきたと言えます。
ダイエットに成功する若い女性の特徴
ダイエットを成功させている女性に多い特徴として
行動力・バイタリティがあるというものがあります。
知識として得たものをすぐに自分の生活に取り込んでいく=行動の変容に対してためらいの無い姿勢が成功を引き寄せていると言えます。
また、こういった方々は世に溢れているダイエットに関する情報の多くを試し、効果はどうかを自分の体での様子を見ながらトライ&エラーで取り組んでいきます。
そのため、当たるまで実践することができるので、ダイエットに成功するというよりも、効果のある方法にたどり着くまで実践するため「失敗という概念がない」と言い変えることができます。
このように実は正しい知識を得ることと同様かそれ以上に自分の生活を変容させるという事は体重を減らすという取り組みにおいて重要です。
ダイエットの知識が多いのに痩せない人
ダイエットについての知識は何となくしかないけど痩せる人
この違いは自分の行動を変えることができる人かどうかという一点に尽きます。
行動の変容には勇気が必要
ここまでダイエットに重要なのは行動の変容だという話を書いてきました。
しかし、行動を変える事は人によってはかなりの苦痛を伴うものでもあります。
実際に学生にしろ、社会人にしろ
朝起きる時間からある程度生活自体がルーティンと化している人の方が多いと思います。
それは合理的で楽だから、あるいは自分にとって優先するべき行為に基づいた生活の形だからです。
それを変えるというのは、生活のリズムそのものを大きく変えることに他ならないので、長年の生活習慣を変えることは大変だという方もいます。
一方でダイエットの優先順位が非常に高いと考えることができる人は、行動の変容を受け入れやすい傾向があります。
それは本人にとって、ダイエットに大切な意味があるので、そこを中心に生活を組み立て直すだけの価値があるためです。
つまりはダイエットをすることの重要性を自分自身で理解することこそが大切だという事です。
栄養士が語る一般論での「健康の為」などの理由は心に刺さりません。
これに関しては本人が見つける必要がある部分でもあるので、栄養士にできることはそのためのサポートとなり、行動変容の覚悟ができた段階で初めて従来の栄養指導が意味を成すという形になります。
まとめ
- ダイエット成功の為に必要なのは痩せるために行動を変えられるか?という部分
- 知識や理論だけでは成功しない
- 知識がなくてもトライ&エラーできるほど行動変容できれば痩せられる
今回の内容はこういった感じになります。
もちろん、知識が積み重なった上に行動変容できることが最高なのですが。
最後に行動変容のコツを一つ紹介して締めたいと思います。
そのコツとは、自分の生活で変えることができる小さいことから変えていくというものです。
- ごはんを一口量減らす。
- 5分体を動かす時間を作る
小さいことから変えて、それを成功させていくことで自分の中で変わることへの恐怖心を減らすとともに、成功体験を積み重ねて成功への道を進んでいくことが‘(多分)できます。