ダイエットは体重減少以外の目的をもつことが大切

スポンサーリンク
体重計

ダイエットは体重減少という手段で目的を達成する方法

ダイエットというと食事を制限したり、運動をすることで体重を減らす行動と言えます。

一方で体重を減らす目的はというと

  • 外見を良くしたい
  • 健康になりたい
  • 病気の状態を改善したい
  • 着たい洋服の似合う体型になりたい

ここに書いた以外にも理由はいくつもあり、それらの目標を達成するためにダイエットという手段を用いています。

こういった目標に向かっていく際、指標となるのが体重です。

逆にいうと体重以外にはあまり参考になる指標がないとも言えます。

体重に縛られ過ぎない

目標に向かって正しい道を歩いている場合にも体重の減少が止まっているというだけで、「失敗」「停滞」していると勘違いしていることも多々あります。

病気対策などで、病院へ通い血液検査など行うケースでは検査結果が数字で出てくることからも、体重以外の指標として扱えます。

 

一方で、美容・健康を目標としている場合には一般的に身近に数字化できるものは体重や体脂肪くらいになります(あとは摂取するもののカロリーくらい)

 

例えば、運動をすると筋肉が付きます。

 

脂肪が減って筋肉が付くと、たるんでしまう脂肪と引き締まって見える筋肉の違いから、細くなったように見えます。

 

ところが、同じ量である場合には脂肪よりも筋肉の方が重たいので、見た目の引き締まった感と体重はあべこべになります。

 

こういった時に体重を信頼し過ぎると、体重は変わらなかったり、むしろ増えてしまうので、せっかく上手くいっているにも関わらずやり方を変えてしまったり、「もう駄目だ」と志半ばで断念してしまうといったことにもなり兼ねません。

 

外見を良くしたいのであれば、参考にするのは体重<鏡に映った自分の姿であるはずです。

 

体重は人に提示することはありません。

外見は誰からも見られます。

そしてその外見を良くしたいわけですから。

 

そういう意味では、外見を良くしたいなら、実は体重は全く参考にしなくても良いとも言えます。

 

病気についても同様で、検査結果や病状を良くしたくて体重を減らしていることが多くあります。

 

これは様々な病気の原因や悪化させるリスクとして肥満が挙げられている為です。

 

体重を減らし肥満を解消する→病気の状態が良くなる

これが目的です。

 

例えば、体重は全く変わらなくても、病状が良くなれば成果が出ていると言って良いとも言えます。

 

ゴールがあって、そこに向かう為のルート案内がダイエットです。

 

でも、どんな道を通ったかよりも大事なのはきちんと目的地にたどり着けたかどうかです。

 

ここを勘違いしないように体重を扱っていただけると良いと思います。

 

体重だけを目的にすると成功しにくい

ダイエットする方に意外と多いのが

「何となく体重が増えてしまったからダイエットをする」というものです。

 

体重を減らすこと自体がゴール

 

これが悪いとは言いませんが、その先がある場合より妥協しやすい傾向があります。

 

なぜかというと、体重が増えただけでデメリットを感じる部分は特にないからです。

何かを解決する為でも、より良くするための手段でもない、「なんとなく行うダイエット」になってしまうので、あまり成功しない、成功しても成果が特に分からないなど、とにかく中途半端な印象です。

 

目標をしっかりと見据えて、必要があれば体重を参考にする、そういったダイエットに取り組んでいきましょう。