仕事のメリハリをしっかりつけると効率が良くなる

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パソコン仕事

仕事にはメリハリが大事

仕事をしていると、集中できる時と、どうにも集中力が高まらない時があります。

 

もちろんこれらには、前日の睡眠不足や過労など、明確な理由が存在していることもあります。

 

しかし、こういった理由が無かったとしても、人の集中力には限界があります。

 

一般的には継続した集中力は90分が限界という話は有名です。

 

このため僕は集中する時間と、そうではない時間を明確に分けて仕事しています。

 

今回は仕事術まではいきませんが、その辺りの考え方を簡単に書いていきます。

 

集中しない時間とは?

僕にとって集中しない時間とは何もしないという時間ではありません。

 

職場で何もしないというのは案外楽しくもなんともなく、人によっては苦痛でしかないので、あまりお勧めしません。

 

では、どういった時間を集中しない時間にしているかというと、それほど集中しなくても良い仕事をする時間です。

 

これは日ごろのルーティンとなっている仕事になります。

 

僕の場合は伝票を打ち込む、室温・湿度や冷蔵冷凍庫の温度など、毎日の記録を書く時間はこの集中力をそれほど必要としない時間に分類しています。

 

仕事が変わったり、職場が変わったりすると慣れるまでしばらく大変な思いをしますが、その理由の一つに、こういった力の抜きどころが分からないということもあります。

 

つまり、人は無自覚に力の抜きどころを覚えているということになります。

これを意図的に利用するのが僕のやり方です。

 

集中できない場面の効果的な使い方

僕は集中力をそれほど高めなくても良い仕事を下記のようなタイミングで行っています。

  • 朝最初の仕事
  • 集中した仕事の後
  • やる気の出ない時

これらのタイミングで行うメリットについて簡単に説明していきます。

 

朝最初の仕事

誰しも起きた瞬間から集中力高く仕事をするのは困難だと思いま す。

 

僕の場合は最初に朝いちの温度管理などを眠気覚ましのウォーミングアップを兼ねて行います。

 

厨房内を歩いて温度など確認し、それを記録して回るというのは毎日の繰り返しなので、ほぼ無意識に行うことができますし、適度に歩き回るので頭の回転を整えていくにも丁度良い負荷です。

 

そして、集中していないと思えるタイミングですが、日ごろと異なる点があると案外気が付きます。

 

無意識って意外とすごいとたまに思います。

 

集中した仕事の後

最初に挙げたように人間の集中力には限界があります。

 

そうなると、集中力や想像力を必要とする仕事をした後は、少し頭を休める必要があります。

 

このタイミングで、伝票の整理や打ち込みを行ったりします。

数字を眺めて打ち込んで・・・

これも日ごろの仕事なので、頭を使わなくてもできる仕事になります。

 

集中力の求められる仕事の合間に小休止として簡単な仕事を入れ込むこともあります。

 

気分転換になりますし、簡単な作業をしているとパッと良いアイデアが浮かんだりするので、根を詰めて仕事をするよりも効率的になることが多いです。

 

やる気の出ない時

言葉にすると酷い感じですが、人間である以上、やる気の出ない日もあります。

 

プライベートで嫌なことがあったかもしれないし、仕事で上司に何か言われたり・・

 

そんな時用に簡単な仕事をストックしておくこともおススメです。

 

僕は、どうしてもやる気が出ない時用の仕事をストックしてあります。

どんなにがんばっても月に1回くらいはやる気でない時があるので、無理なく片付きますし、やる気満々の日ばかりであれば、溢れるやる気でその仕事も片づけてしまえば良いだけです。

 

このやり方のもう一つのメリットは、仕事の優先順位を付けられるようになることです。

どの仕事をどういったタイミングで行うか、その仕事自体はいつまでに終わらせておく必要があるのかの兼ね合いを調整する必要はあるためです。

 

このように仕事を高い集中力がいるもの、そうでないものと分類しておくことはこのように有用です。

 

仕事にメリハリをつける考え方として

僕は小休止・気分転換として、そんなに集中力の必要ない仕事を利用しています。

 

最大のメリットはダラダラ仕事をする感覚から解放されることです。

 

すべての仕事を同列に扱ってしまうと、一日中フルに働いている感覚を持ちますが、メリハリをつけておくと、単純作業の仕事中には「今は少し休んでいる」という感覚を持つことができるので、ダラダラと続いている感覚になりにくいです。

 

そして、小休止しているタイミングで、良いアイデアは降ってくることが多いです。

 

やる気の出ない日でも、最低限の仕事をこなすことで罪悪感からも解放されます。

 

真面目な人であれば、そうはいっても一日を通してそれなりの集中力を維持できることが素晴らしいと考えるかもしれません。

 

マラソンは休んで・急いでを繰り返すよりも、ずっと一定のペースで走る方が速い場合が多いですからね。

ただ、仕事の中には持久力よりも瞬発力が必要なものありますし、大事な仕事や想像力が必要なものほど瞬発職が求められます。

 

いつでも集中力が高められるようにしておくことは、そういった場合への余裕にもなります。(いつでもダッシュできるだけの余力を持っている感じ)

 

そう考えると、「いざという時の為に力を蓄えているのだよ」という心の余裕にもつながるので、個人的にはおススメしたいところです。

少し図太さが必要かもしれないのだけがネックですね(笑)