〇〇は体に悪いという極端な情報は信用性が低い

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情報による風評被害

体に悪い食品の情報を過信しない

健康志向の高まりによって、様々な情報がインターネットなどで見られるようになりました。

情報が溢れているということもできます。

 

そんな中でいくつか気になる情報があります。

たとえば

牛乳は体に割るから摂取するべきではない

肉は飽和脂肪酸が多いから食べない方が良い

こういった情報から、ベジタリアンやマクロビの食事をしてみたりする方も少なくありません。

 

でも、個人的にはこういった極端な情報は冷静に吟味する必要があると感じています。

今回は僕がこういった情報を鵜呑みにしない理由について書いていきます。

栄養情報の注意点

体に悪い根拠が少ない

 

体に悪いと言われる食品があります。

例えば、明らかに体に悪いことが分かっているトランス脂肪酸のケース

 

ヨーロッパではトランス脂肪酸を含有する食品について規制や制限が設けられていますが日本では設けられていません。

 

なぜ体に悪いと分かっていながらこういった規制が日本ではないのかというと。

・日本人の摂取量程度では問題がない

ということが分かっているためです。

 

ヨーロッパでは乳製品の摂取量自体が日本と比べ物になりません。

こういった文化的、食習慣的な違いがある一方で、他の国で制限がかかっている食品を安心して食べるということに抵抗があるのも確かです。

 

その疑心暗鬼になっているところに付け込むような情報が広く流布される傾向があります。

 

トランス脂肪酸については心筋梗塞などの冠動脈疾患のリスクが高まることが分かっていますが日本人の摂取量くらいだと相関性が認められないというのが実際のところなので、他国との違いを無視してこういったことを語るのはあまり意味がないと感じます。

 

実際に日本人でトランス脂肪酸が気になる方はマーガリンの摂取を控えれば良いくらいだと思っています。

 

トランス脂肪酸はクッキーやビスケットなどにマーガリン、ショートニングという形で含まれますが、こういった点が見逃されがちであったり、意外とこういった情報の広がり方も適当なものです。

 

牛乳は体に悪いから摂取すべきではない?

牛乳が体に良いのか悪いのかは常に議論になっています。

これは僕が生きている間には決着しないのではないかと思っています。

 

実際に牛だけでなくヤギの乳なども民族によっては摂取しているし、人間の歴史の中でも長きにわたって摂取してきているわけです。

 

そういった人たちの寿命は短いのでしょうか? 健康的ではないのでしょうか?

 

こういった歴史歴な背景を無視して、何らかの情報に一喜一憂するのも少し変だと思っています。

 

肉についても同様で、古くから肉を食して生活してきた人が大勢いるわけです。

これを「飽和脂肪酸が多いからダメ」というたった一つの方法で判断すること自体が危険だと思います。

 

実際に飽和脂肪酸も長らく悪とされていましたが、近年では有用である部分の報告が増えてきています。

 

要するにそればかり食べるというような偏りが出ないようにすることは大事でrある一方で、何かをゼロにすることはむしろアンバランスによる健康上のリスクを抱える可能性があるということです。

 

たばこのような害の分かりやすい食品はない

たばこの健康への害は非常に多く報告されていて、それが体に良いと思っている人は恐らくいないと言えるレベルになっています。

 

これは煙草を吸う人が吸わない人と比較した際に明らかに様々な疾患になりやすいという根拠と統計がそろっているからです。

 

一方の食品についてはそこまではっきりとわかるものは今のところありません。

そして個人的には食品においてたばこほど有用なデータは今後揃わなと思っています。

 

この理由としては、それらの食品を販売することを生業としている人からすると死活問題であり、はっきりしない段階で情報公開をしてしまうと風評被害が起こること(昔のかいわれのような)

 

では、はっきりとその食品が体に悪いと断言できるのはどこからなのかというと、それもはっきりとした基準がない。

つまりはこういった情報って流すタイミングがないんですよね。

 

しかも、食べてすぐに悪影響のあるものはすでにその多くが除外されています(毒キノコのようなもの)

 

今食べられているもので、実はそれが食べられないものだったということにはなかなかならないと思います。

 

食べない食品を作るデメリット

体に悪いと信じ込んで肉や魚を食べない場合、たんぱく質を必要な分摂取することは非常に困難になります。

 

豆類などを十分に取り入れる必要が出てくるので、献立が限られていきます。

この結果、偏った食事になりやすく、むしろ何らかの栄養の欠乏による健康被害が起こることもあります。

 

実際に僕の知人で、ベジタリアンの食事を1年くらい行った人がいますが、十分なたんぱく質を確保できていなかったため、不健康な痩せ方をしてしまった人もいました。

 

その後、仕事の忙しさから通常の生活に戻ることで、健康的に戻ったのは何とも皮肉な印象を受けました。

 

つまり、情報に踊らされるのではなく、正しいバランスを心がけていきましょうという話でした。