子どもが外で遊ばなくなった理由は遊べるコンテンツの増加と防犯が理由

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公園の遊具

子どもが外で遊ばなくなった理由はコンテンツの増加と防犯

昔は子どもの遊びと言えば公園を中心としたコミュニティが形成されていました。

空いているグラウンドがあればキャッチボールやサッカーも頻繁に行われていました。

ところが最近では子どもの運動能力の低下が危ぶまれているように、公園遊びなどは保護者がいる時に限られたり、そもそも子どもの数が向か時と比べると少ない(公園自体少ないにも関わらず)など、子どもの外遊びは減少傾向になる事は否めません。

どうして外遊びが減ってしまうのか、子どもの目線と大人の目線で理由をそれぞれ書いていきます。

 

子ども目線での子どもが外遊びをしない理由:

まずは子どもの目線でどうして外遊びが少なくなってしまったのかについて触れていきます。

我が家にも小学生がいますが、やはり外遊びに行く機会はそこまで多くありません。

本人は外遊びが嫌いというわけではないのですが・・・

 

子ども目線での外遊びしない理由1:室内遊びが充実

僕が小さい頃は外遊びがメインでした。

理由はシンプルで、室内での遊びはボードゲームかファミコンしかなかったので、飽きたら外に出るしかなかった為です。

ところが、現在の子どもは室内遊びも選択肢が非常に多く、無理に外へ出る必要はないという背景があります。

うちの子どもを留守番させておくと、ニンテンドースイッチを手に取り、まずはゲームをする。

ゲームに飽きたら、そのままスイッチでニコニコ動画やyoutubeで動画を探してみる。

動画を見終わったら、ハードディスクに予約してあったテレビアニメを見る。

これだけであっという間に数時間が経過してしまいます。

多分今の子どもは大人と同レベルで1日が24時間では足りないと考えているのではないでしょうか?

 

子どもが外遊びをしない理由2:遊ぶ場所がない

公園のように一般に開放されている施設が極端に少なくなりました。

その上、開放されている公園はボール遊び禁止などになっている・・・

これでは遊具で遊ぶ年齢でもなくなった子どもは公園に行っても満たされることがありません。

たまにボールの使用が可能な施設があっても、人気があり過ぎたり、場所が遠かったりするので、「だったら室内遊びで良いか」となってしまうのは仕方のない所です。

 

子どもが外遊びをしない理由3:大人がうるさくなった

少し歩道ででローラースケートやスケボーのような遊びをしていると「うるさい」「危ない」「迷惑だ」とクレームが来る世の中になってしまいました。

彼らの数少ない外遊びの方法がこのように否定されることもあり、外で遊ぶ事よりも室内で遊ぶことを選ぶ傾向もあります。

 

子どもの室内遊びは社会的理由が多い

ここまで、子ども目線で室内遊びをする理由を書いてきましたが、子どもの都合と言うよりも社会的な流れで室内遊びが安全・安心になり、さらに室内遊び自体も充実しているので、それで何とかなってしまうということが見えてきます。

特にボール遊びをする場所や機会についてはあまりにも少なくなっており、習い事として球技を選択して、きちんとした施設を使う環境を整えないと満足にできない傾向があります。

こうなると球技も遊びと言えるのか分からなくなってしまいますが・・・

子どもの外遊びのハードルが高くなっているということが室内遊びをすることに繋がっているので、子どもが単純に室内遊びが好きになっただけとは言い切れないところがあります。

 

大人目線での子どもに外遊びをさせない理由:

実は子ども室内に縛り付ける理由として親の都合は小さくない影響があります。

僕も、外で遊ばせてあげたいとは頭で考えても、そこに付随するデメリットがどうしてもイメージされてしまい、単独で外へ出す勇気が出ないことがあります。

 

子どもに外遊びをさせない理由1:防犯上の理由

最近は子どもが事件に巻き込まれることが多くなってきました。

小学校からも事案発生時にメールが来ますが、それなりの頻度で届いています。

こうなってくると保護者など大人の目が届かない場面での外遊びについては安全性が確保できないので、どうしても自由に外へ行って良いという、昔のような気軽な感覚は持てません。

子どもを守るということが、子どもを縛り付けてしまう一因になるケースです。

 

子どもに外遊びをさせない理由2:親の忙しさ

理由1で保護者がついていないと不安だという内容を書きました。

では、保護者がつけば良いんじゃないかと言う話になりますが、最近は女性に社会進出も盛んになっていることから共働きの家庭が増えているため、子どもが遊ぶ時間に一緒に行動できるという家庭の方が少なくなっています。

夫婦共に働いているので、忙しく、土日でも時間の確保が出来ず家事に追われることもあります。

子どもの安全性が確保しにくい一方で、親もそれに対するアプローチが取れないという実情により、子どもが外に出る時間は制限されてしまいます。

 

子どもに外遊びをさせない理由3:事故のリスク

この項目の事故は加害者になるリスクという観点です。

最近では、子どもが高齢者にぶつかって、高齢者が転倒・ケガをした際などに賠償問題になることも少なくありません。

子ども本人の安全すら確保が難しいのに、子どもの行動で起こるリスクについてもマネジメントは困難であることから、どうしても子どもだけで外遊びをするという事について何色を示してしまいます。

 

こういった背景から習い事などを放課後に入れて、そこで大人が管理してくれる環境に身を置くことで親は安心していられることから、小学生でも毎日のように習い事や塾に通う子の割合は多くなっています。

これも外遊びができない環境を作っている要因の一つとなっています。

 

外遊びをしないことが子どもに与える影響は少ない?

テレビなどで子どもの外遊びが減ったことで「現代の子どもは運動能力が昔よりも低くなっている」という話題が以前は頻繁にされていましたが、こういった報道は段々と減ってきたと個人的に思っています。

その背景には以下の様な理由があります

 

外遊びしなくても大丈夫な理由1:運動能力の必要性が低い

そもそも、エレベーターやエスカレーターなど、私生活でも体を動かさずに済むシステムが整っているので、運動能力の低下が現代ではあまり問題にならないことが認識されてきました。

特に社会人が運動神経を発揮する機会は現代ではほとんどありませんし、そもそもデスクワーカーは現在でも運動不足から運動能力は低くなっていますが、それでも日常生活を送る上では困ることもありません。

運動能力を高くする必要があまりない時代になって、それを周囲も受け入れられるようになってきたということかもしれません。

 

外遊びしなくても大丈夫な理由2:トップはそれでも伸びる

現代の子どもは習い事をしている割合が多くなっています。

そこで体を動かすことが得意だったり、好きな子はスポーツを選択します。

そうすると、小さい頃から特定のスポーツに慣れ親しむので、トップアスリートになる人は少ないけれど非常にレベルの高い選手になる可能性が高くなります。

もちろん、こういった機会を求めない子との差は開くので、運動能力の平均値を取ると、昔と同等か下回る数字になりますが、トップオブトップのレベルはどんどん高くなるでしょう。

このため、小学校などの体力検査のようなものは平均値を出すこと自体に意味を見い出せないものになりつつあります。

 

子どもが外遊びをしない理由 まとめ

今回の内容としては

子どもが好んで室内遊びをするようになったというよりは、

・外遊びのハードルが非常に高くなってしまったこと

・室内遊びも非常に充実してきたこと

この2つの要素が合わさって、子どもが外を嫌っているように言われる認識が間違っているということを書いてきました。

大人になると、急いでいる時に走る以外に運動しなくても生活できる世の中になってきました。

時代に合わせて大人も柔軟な考え方ができるようになる必要があるのかもしれません。