絞りたてジュースのメリット
このところ、ショッピングモール内や、路上の車上販売など様々な形態で果物や野菜をその場で絞って提供してくれるジューススタンド、あるいはジュースバーというお店が増えてきました。
こういった目の前で絞ってくれるジュースにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
今回はこの点について書いていきます。
絞りたてジュースのメリット1:余計な加工がされていない
さて、絞りたてジュース最大のメリットはこの、余計なものは入っていないという点が最も大きいと思います。
これがパックやペットボトルのジュースになると、容器に入れた後に加熱殺菌など義務付けられている上に、衛生的に安全であることに対し神経質になるため、酸化防止剤を始めとした食品添加物に頼る必要性も出てきます。
スーパーやコンビニで販売されている果汁入りジュースや野菜ジュースは、加工段階の加熱によって、熱に弱いビタミンの多くが壊れてしまいます。
最近の野菜ジュースなどはその分を補うために後付けでビタミンなどを添加しています。
これはいうなれば、水でマルチビタミンのサプリメントを流し込むようなもので、野菜から摂取するビタミン以外の恩恵などもあまり受けられないため、個人的にはそこまでして野菜ジュースならサプリメントでも変わらないのではないかと思うところです。
絞りたてジュースは加熱されることがありませんし、その場ですぐに飲み始める為、保存料の類も使用する必要がありません。
その場で作る→その場で飲む
という環境がゆえにできるメリットとなります。
絞りたてジュースのメリット2:繊維が残る
慣れない人は繊維質は喉ごしが悪いと感じるかもしれませんが、これによって食物繊維が摂取できます。
その他にもビタミンに似たファイト(フィト)ケミカルなど、表示されないさまざまな成分も生であるからこそ摂取できるという点で大きなメリットがあります。
絞りたてジュースのメリット3:余分な糖類摂取が無い
絞りジュースに関しては果物の甘さである果糖が美味しさの一端を担っています。
これが市販のジュースだと果汁100%以外では、甘さを補うために糖類が添加されています。
最近では果糖ぶどう糖溶液が人工甘味料やその他添加物と比較しても安全性に疑問が投げかけられているので、果糖という自然の形の甘さだけで飲むことができる方が安心です。
絞りたてジュースのメリット4:見た目がオシャレ
絞りジュースは中身の見えるボトルで販売されていることがほとんどです。
果物の多くは目を引くような色合いをしていてキレイです。
この派手な色の理由は、鳥などに果実を食べてもらい、種を運んでもらうためです。
目立たないと食べてもらえません。
そのため、変に飾り付けなくても鮮やかな見た目になります。
インスタ映え、とまで言うのかは分かりませんが、市販のペットボトルよりもオシャレなのは間違いないでしょう。
このためか休日のショッピングモールではジューススタンド行列しているところもあります。
絞りたてジュースのメリット まとめ
今回は絞りジュースのメリットをまとめてみました。
・加熱されないので栄養価が守られている
・余計な添加物が含まれない
・余計な糖分が加えられていない
・見た目がオシャレ
こういった理由からも健康に気を使う人ほどジューススタンドを利用しているのではないでしょうか?
デメリットを挙げるとすると、価格は高めになるという点ですが、これは市販のジュースと比較した時の話で、絞った果物の量からすると適正な価格であることが多い印象です。
何と比べるかという話ですね。
そして、紫外線の多い季節は柑橘類が日焼けを助長するので、柑橘類を含まないものを選択するなど、多少気をつけましょう。