シミの原因となる紫外線と柑橘類
シミ・そばかすの原因となるのは紫外線というのは有名な話なので、日焼け止めや日傘などでの対策を行っている人がとても多くいますが
実は柑橘類を食べてから紫外線を浴びるとシミができやすくなるという話について今回は書いていきます。
日焼けをする際には柑橘類禁止!
日焼けと柑橘類の関係で最も理解しやすいものに、日焼け(タンニング)マシンの使用上の注意があります。
機械本体に記載されているものも少なくないので、使用する機会のある方は一度確認してみてください。
そこに
使用前に柑橘類の果汁を肌に塗らないこと、あるいは食べないこと
という旨の記載があるはずです。
これだけでも柑橘類と日焼けの関連性が見えてきます。
柑橘類には紫外線感受性を高める働き
柑橘類にはソラレンという紫外線の感受性を高める成分が含まれています。
この成分の影響で過剰な紫外線の影響を受け、シミになり易くなってしまいます。
特にビタミンCの多い果物に多く含まれ、そのほとんどが柑橘類であることから、柑橘類を禁止という事にしています。
このソラレンを多く含む果物には
・オレンジ
・みかん
・グレープフルーツ
・キウイ
・アセロラ
こういった食品が該当します。
柑橘類だけというわけではないので、少し注意が必要です。
柑橘類はジュースにも含まれる
では、上記の食品を食べなければ大丈夫かというと、実は大きな落とし穴があります。
それは、柑橘類の果汁を含むジュースです。
特に日焼けの季節ともなると、気温が高くなり、発汗も増えることから、水分補給の機械は増えていきます。
その中で、オレンジジュースや健康を考えた果物ジュースを飲んでいると・・・
ソラニンを摂取することになるので、シミができやすい下地ができてしまいます。
体の為にと摂取したそのジュースが体のシミを作っている可能性があるというわけです。
男性ほどシミには注意が必要
特に男性はシミなどに無頓着で、朝オレンジジュースを飲んでから炎天下へ、何の日焼け対策も行わないまま出かけがちです。
こうなると、ある程度の年齢からシミが目立つようになってきます。
大体顔のシワが気になるくらいから同じように気になり始めます。
僕は40を迎えた時には目じりのシワとそのすぐ下のシミが目立ってしまい、鏡を見るたびに目につくようになってしまいました。
後悔先に立たず、とはまさにこのこと・・・・
男性の場合は健康的に見えるので、日焼けを好んでする人も多くいます。
日焼け自体は悪いことではないのですが、シミを作らないように、直射日光の強い日や5月~8月の紫外線の強い時期には柑橘類を控える程度の対策は行っておくべきだと思います。
そもそもシミとは何か?
最初に書くべき内容の気もしますが、シミとは日焼けした状態が一部元に戻らないという感覚のものです。
本来日焼けは時間が経つと新陳代謝によって肌の色が元の肌に近づいていきます。
秋になると段々色が戻っていきます。
ですが、肌の一部に過剰な日焼けなどの原因で上手く肌のターンオーバーが出来なくなってしまった部分が出ると、そこがシミと言われるものになります。
こういった事情からも過剰すぎる日焼けは控えるべきということになりますが、肌の代謝能力などにも個人差は大きく存在するため、若い頃毎年海で真っ黒になっていた人でもシミがなかったり、様々な対策を講じていたのにシミができてしまう人もいます。
このため、他人と比較するのではなくて、自分が対策をしたことで、しない状態よりもよくなっている(はず)という感覚を持って取り組んでいくことが大切です。
シミの原因は日焼けと柑橘類 まとめ
真夏のリゾート、海の傍で柑橘類がグラスに刺さった爽やかな色のトロピカルジュースを飲むセレブ・・・それが実はシミの原因になるなんて皮肉な話です。
特に夏場は運動時にクエン酸を摂取したいと運動時やアウトドア時にオレンジジュースなどを飲んでいた方もいると思います。
今後は過剰な日焼けやシミのことも考えて飲み物を選択してもらえたらと思います。
こういった部分でもきちんと成分表示を見て、何が入っている飲み物か確認してから購入することの大切さが見えてきます。