ダイエット成功のコツは1日数回の記録
ダイエットというと、痩せる為に苦しい思いや我慢がつきまとう印象があります。
ですが、自分の状態を記録するだけで痩せられるという、我慢が付きまと合わない方法もあります。
今回は自分の体重や運動量を記録するだけでダイエットができる理由などについて書いていきます。
ダイエットは記録するだけで成功する
なぜ、記録をつけるだけでダイエットが成功するのでしょうか?
これは非常に簡単な理由によるもので
・数字による見える化
・変化が追いやすい
・自分の状況や変化に気づく機会が増える
測定・記録→気づき→行動変化
この良い方向への行動変容が起こりやすくなります。
色々試していく中で、どんな生活が自分に合っているのかが見えやすくなります。
ダイエットは記録で成功する1:数字の見える化
体重や体脂肪といった数字がどんな時に高くなるのか、どんな食事を続けると減少するのか、あるいは横ばいを維持できるのか
こういったことが数字を追うだけでも分かるようになります。
最近は体重計に乗るだけで、スマホに体重・体脂肪の記録が飛んでいく体重計も増え、記録自体が全く手間にならないようになってきています。
この記録を毎日1~2分眺めているだけでも、その記録がどうして変化したのかを何となく振り返ることができますし、そもそも「昨日は飲みに言ったから体重増えているだろうな」などの予想を立ててから体重計に乗るようになりますから、どんどん自分の体に対する理解が深まっていきます。
そのうち、この「体重に乗る前の予測」が正確になっていくことにも気づくでしょう。
こういった数字の変化に、食事・運動・睡眠が関わってくることが分かると、一気に生活の質が高くなります。
ダイエットは記録で成功する2:数字の変化が追いやすい
数字の大切さはすでに書きましたが、それぞれの数字の変化を追う事で、モチベーションの維持につながります。
長期的なグラフなどが視えると、自分の長い期間での変化が追えます。
もし、そのグラフが自分の想い通りに調整できるくらい自分の体を理解できるようになったら・・・これはとても気分の良いことです。
第三者に成果を伝える際には、短期的な結果よりも、こういった長期的に実施できているという実績と外見に勝る物はありません。
他人に見せられるという意味でも、モチベーションにつなげやすいものです。
ダイエットは記録で成功する3:自分の状態の変化に気づく機会が増える
記録の回数が増えるほどその変化を目の当たりにする機会が増え、細かい状況が見えてきます。
このため、生活上、数字を意識する機会が増えて成功する確率がグッと上がることが分かっています。
実際にタニタさんでは、社員の計測頻度と、体重の関係性をまとめた結果から、1日に1回の計測よりも3回程度計測する人が、成果が出やすいという統計を出しています。
こういった結果からも、「数字を意識する機会の大切さ」が分かります。
ダイエット成功の秘訣「行動変容」とは?
ダイエットが成功するかどうかは行動変容にかかっています。
行動変容は、文字の通り、行動が変化することです。
ダイエットが必要な状態である肥満などは、生活習慣も積み重ねによるものです。
この生活習慣を正しい形へと変えて行くことが必要不可欠になります。
ですが、人間は現在の生活を変えてまで健康になろうという意識を持つ人が案外少ないという傾向もあります。
これは栄養士をしていると痛感するのですが、すでに生活習慣の乱れで痛みなどの苦痛があれば改善の必要性を痛感しますが、予備軍と言われる、「このままだといずれ悪くなる」という状態の人達は「今なんともない」という状況に対する安心感と、「案外このままでも大丈夫なんじゃないか」という、自分は大丈夫というバイアスを持っているので、生活を変えてくれることは案外少ないものです
このため、正しい生活習慣に戻るための行動変容は様々な壁によって妨げられます。
そんな時に、今回の記録するという方法が非常に成果を挙げています。
大きな成功の理由として、栄養士に口うるさく理屈を説明されるよりも、数字という不動のものを追いかけて自分で気が付く方が、納得しやすいという点。
そして、実際に食べるものや生活習慣によって体重などに変化が現れるのだということが視覚的にも理解できるという事があると思います。
病院での体重測定だけだと、「病院だし、体重が重く出るようにしたあるんじゃないか」など、苦しい言い訳でも自分を納得させられますが、そこに不正が無いと自分が一番知っている状況であれば、案外腹に落ちやすいものです。
行動を変えるために、数字を追いかける。
この仕組みは非常に説得力もあります。
ダイエットを記録するためのアイテム
僕は現在、スマートウォッチと活動量計を使用しています。
正直どちらか一方でも成果は出そうですが。
一方はモニター的に使用している部分があるので、併用してます。
スマートウォッチのメリットは
歩数計だけでなく心拍数や血圧の測定もできて、睡眠時の眠りの深さなども計測してくれるという手広さにあります。
スマホと連動させることで、リアルタイムに情報が更新されていくので、気が向いた時にスマホで簡単に記録を確認することができます。
運動量については活動量計の方が正確ですが、こちらは手広く分かる点と、時計の機能一式がついている点、睡眠の時間と質が分かる点を重宝しています。
深い眠りの時間が長いと、その日は元気に過ごせそうという気持ちの面でも前向きになれますし、記録されるからきちんと寝ようという気分にもなります、
活動量計は歩数計兼、その他の動きも拾いつつ、というものです。
体重計も専用の物を使用すると記録してくれます。
こちらは専用サイトで情報が確認できます。
子どもと同じものを使用しているので、どちらがより運動したかを競いながら行っています。
実際、僕は同年代から比較すると運動量が多いつもりでいましたが、筋トレやフットサルなど、一時に偏った運動をしているだけで、総合的にはそこまで運動量が高くないことが分かってきました。
おかげでこのところは子どもとテレビを見ながら部屋の中をぐるぐる回っています(笑)
このように自分で気が付くと、自然と改善に取り組みやすくなります。
誰かに指摘されると、プライドもあるので、変化に対して面倒だと感じやすいので、この「気づき」を大切にすることが、健康面でも非常に重要だと感じました。
ダイエット成功の秘訣は1日に数回体重計に乗る事 まとめ
今回は、ダイエットを成功させるためのコツは自分についての数字をたくさん集める事にある、という内容について書いていきました。
数字って、正直なものだから信用しやすいのかもしれませんね。
こちらの機嫌とか見ていないですし。
上手に数字と付き合って、自分の生活の質を高めていきましょう。