中華クラゲの栄養と料理への使い方

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くらげ

中華クラゲとの栄養と健康の関連性

中華クラゲは乾燥させたものと、それを戻して味付けしたものが主に販売されています。

乾燥したものは家庭で戻してまで使用することはほとんどないので、購入するのはお店をしている人になるでしょう。

  

中華クラゲの正体

クラゲというと、海にぷかぷか浮かぶミスクラゲを想像する方も多いと思いますが、実際にクラゲは毒を持っているものも多く、小さいクラゲをたくさん取るもの大変なので、大きなビゼンクラゲやエチゼンクラゲが利用されます。

クラゲは大量に発生する年がありますが、需要はあまり変わらないから、たくさん加工しても・・・という点が少し悩ましい所です。

 

中華クラゲの栄養成分

クラゲだけだと100gでカロリーは20~30㎉程度

カロリーのほとんどがたんぱく質で、糖質と脂質をほとんど含まないことが特徴です。

たんぱく質はクラゲ100gで5g以上摂取できます。

たんぱく質の多くはコラーゲンとなっています。

この特徴から一時期ダイエットに取りざたされたこともあります。

低カロリーで高たんぱく、コラーゲンが多いという特徴があれば、そういった流れになるのも納得ではありますが。

クラゲだけではビタミンやミネラルがバランス良く摂取できないので、野菜などを効果的に取り入れるなどの工夫をしないと、単品では健康的・美容的な痩せ方はできないという感じになります。

ちなみに、味付けされている中華クラゲはお店などによって調味料が異なるので栄養価は変わりますが、基本的に甘辛く美味しく仕上げるために多くの糖質が砂糖などでつけ加えられています。

このため、カロリーが高くなり糖質を多く含むことになるため一気にダイエット向きの食品ではなくなります。

ダイエットにクラゲを用いたい場合には乾燥されたものか、味付けのほとんどされていない塩クラゲを使用する必要があります。

味が無くても、コリコリ感を楽しむ食品なので、問題ないとも言えますが。

僕は中華クラゲの味が好きなので、ダイエットに使用する気はありません(譲れない想い)

 

ちなみにクラゲは銅とビタミンB2を多く含むのが特徴ですが、それを多く摂取する目的で食べられることはほとんどありません。

 

クラゲのその他健康成分

クラゲの特徴として、漢方薬の材料として使用されるというものがあります。

効能は

・せきやたんを鎮める

・胃腸の働きを良くする

・便秘改善

・むくみ改善

こういったところへの効果があるとされています。

その他に、クラゲはその98%が水分なので、体を冷やしてくれる効果もあります。

 

中華クラゲの使用例

では、僕の大好きな中華クラゲはそのまま食べる以外にどのように利用することができるでしょうか?

個人的には単品でも十分なので、お皿にサラダ菜1枚でもしいて、見た目だけ整えればOKなのですが、一般的にはそれでは食卓に並べづらいようなので、ひと工夫する余地のある使用例を挙げて行こうと思います。

 

中華クラゲの使用例1:きゅうりの千切りと和える

中華クラゲは唐辛子が入っているので、赤色は含まれます。

そこにきゅうりの緑を入れると見た目がかなり映えます。

きゅうりと中華クラゲの和えものは僕が給食にも取り入れるくらい、手軽ですが見た目も良い献立の一つです。

味付けは中華クラゲの味で食べる、足りない場合には醤油をちょこっとだけ足すくらいで大丈夫です。

 

中華クラゲの使用例2:バンバンジーやサラダに入れる

バンバンジーやサラダなどに中華クラゲを入れて、ドレッシングは少な目、あるいは入れないという食べ方もなかなかです。

野菜やバンバンジーの鶏肉など味が淡泊なので、中華クラゲのパンチの効いた味は良いアクセントになります。

 

中華クラゲの使用例3:冷やし中華

個人的にはゴマ味に合う感じです。

ハム、きゅうり、卵と共に麺の上に盛りつければ、具が増えた贅沢感も味わうことができます。

切ったりする手間もないので、かかるのはお金だけ!

他の具材より単価高いのは仕方ない(好きなものには目をつぶる主義)

基本的には野菜類との相性が良いですね。

 

ギョウザや点心といった中華料理の付け合せなどでも、見た目の変化がついて良いものです。

 

中華クラゲのまとめ

中華クラゲは様々な料理に流用することができ、栄養的にもそこまで気にする何かは無いので、実は使いやすい食材だということがお分かり頂けたかと思います。

好きな食材をアピールするのって楽しいですね。

今後もたまに自分の好きな食材について書いてみたと思います。