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ジャンクフードを控えるための良い方法とは
ジャンクフードは体に悪い、ある程度経過すると再び食べたくなる事を中毒性と表現し、継続的に摂取することは日本でも問題になっています。
特に若者世代から舌がジャンクフードに慣れて習慣化されてしまうことは、将来的な肥満に繋がりやすく諸外国の多くでも問題になっています。
アメリカで行われたジャンクフードに対するある研究
アメリカのテキサスで日本の中学生に当たる年齢の若者を対象にある研究報告が挙げられました。
これは対象の若者にジャンクフードを販売している大手企業が経済的利益を得るために、中毒性のあるジャンクフードに消費者を繋ぎ止めようと試みる販売者として考え方が書かれた話を見てもらった。
リンクDEダイエットより引用
その物語はまた、脆弱な集団(非常に幼い子供たちや貧しい人々を含む)を対象とした欺瞞的な製品ラベルと宣伝活動についても書いてあるものだった。
リンクDEダイエットより引用
詳細について興味のある方はリンクDEダイエットさんの
10代の若者がジャンクフードに抵抗する力をつける簡単な方法を参照下さい。
この内容を噛み砕いて説明すると、
①販売している企業はジャンクフードが体に悪いものだと知っていながら、自分達が利益を得るためにこういったものを販売しているということ
②そして情報弱者である層に対して、欺瞞(=騙すこと、欺くこと)的な宣伝活動を行っていること
こういった社会的な背景について事実を読んでもらうという行動を行ったわけです。
ジャンクフードに対する意識の変化
結果として、研究チームは、曝露記事を読んだ子供たちの方が、翌日ジャンクフードスナックを選ぶことが少なく、加糖飲料よりも水を選択したことを発見した。
特に男性において結果が顕著に表れ、その後3ヶ月に渡りジャンクフードを控える割合が30%を超えるという結果がこの報告ではされています。
ジャンクフードが不健康であるという指導よりも効果的
今回の研究チームは、今までジャンクフードを控えさせるために
「悪い食事習慣は健康状態を悪くします」という働きかけを行ってきたが、これが手順として有効でないという見解を示しました。
実際に今回の研究の面白い所としては、健康の害についての詳細を語るのではなくて、企業側は体に悪いものだと理解した上で、自己利益の為だけに販売しているという、食品業界の負の部分について知ってもらっただけです。
こちらの方が良く分からない自分の将来の健康状態についての話よりも意識を変える上でインパクトがあったという事になります。
見えない将来よりも、今なにが起こっているのか?
こういった方が相手に取って響きやすいということだと個人的に解釈しています。
実際食品添加物などを嫌う方の多くは、自分で添加物について勉強する上で、消費者にとってデメリットのある可能性も秘めているものを業界では使用していると感じた人が多く見られます。
業界への不信感の方が、自己防衛という本能を掻き立てるのかもしれません。
ジャンクフードを控える方法のまとめ
こういった内容から、ジャンクフードを控えるためには
・業界も自分が販売している商品が体に悪いことを承知している
・業界は消費者の健康状態など興味がなく、自己の利益を優先している
・このため、自分の健康は自分で守っていかなければいけない
この流れを理解してもらうことが大切であることが分かります。
また、効果は3ヶ月程度という見立てから、やはり食べ続けても急に体調が悪くなるものではないので、意識が薄まっていくことが想定されますから、継続した知識の供給が必要になると考えられます。
この方法を上手く利用すれば、今後の健康についての意識変容の方法論についても広がりを見せてくれるかもしれません。