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卵を使っていないプリンはスーパーにたくさんある
卵というと有名なアレルゲンの一つなので、知名度も高くなっています。
娘の同級生にもいますが、様々な洋菓子に卵が含まれているので、食べられないものが多く、気の毒に感じてしまう時もあります。
そんな中で、プリンと言えば卵菓子の代表格のように思います。
卵を熱して固めるので当然と言えばその通りなのですが、一方で最近ではゲル化剤の発達によって、「卵自体を使用していないプリン」が増えてきています。
卵を使わないプリンの多さに驚く
では、実際にスーパーやコンビニで販売しているプリンを見てみましょう。
僕は実際に趣味で原材料表示を見て歩くのですが、その中でも、プリンは興味を強く持つ商品に入ります。
この理由として、意外と材料が多種多様になっているという事があります。
本当にシンプルなものだと、卵、砂糖(カラメルもちゃんと砂糖を焦がしていると思われます)のような商品から、カタカナがずらっと並ぶものまであります。
卵を使用しないでプルッと仕上げるために使用するのもゲル化剤であったり、増粘多糖類であったり、ゼラチンだったり・・・
そのバラエティの豊かさは興味深いです。
ちなみにきちんと卵を使用しているプリンの方が高価になります。
スーパーだと焼きプリン系が卵を使っている傾向がありますが、これらは安価なので、個人的にはスーパーでは焼きプリンを購入して食べることが常となっています。
卵を使用した方が高くなると書きましたが、実際にはコストを卵よりも抑えるために代用としてゲル化剤などを使用した結果として販売価格を下げることができているという方が現実的な表現です。
プリンの卵だけでなく、多くの食品添加物はこのコスト削減=販売価格を下げるという目的に沿って使用されています。
スーパーでは1円でも安い商品を血眼になって探してしまいがちですが
案外その結果としてスーパーの商品を食品添加物まみれにしてしまったという部分は否定できないところです。
卵を使用しないメリットも
最初に書いてある通り、卵を全く使用していないのであれば卵アレルギーの方でも食べることができます。
※卵と書いてなくても卵液などと書いてある物は避けて下さい。
これはプリンを取り上げられていたアレルギーの人からすればありがたい話です。
僕の様なアレルギーのない人間からしても、安価で手に入るというメリットもあります。
このように、卵アレルギーだからプリンは食べられないという時代ではもうなくて、食品添加物に置き換わった結果として食べられるようになっていることもあります。
卵アレルギー以外でも、イメージ先行であきらめてしまわずに、原材料をチェックする習慣は持っていただきたいと思います。
小麦粉と卵アレルギーでも食べられるケーキもある
さて、娘の同級生は卵アレルギーなので、スポンジの入っているケーキなども食べることができません。
そうなると誕生日ケーキはどうしているのかというと
31(サーティーワン)アイスクリームのアイスケーキを買っています。
冷凍ケーキなので、スポンジは使用していません。
そして、飾りつけは他のケーキと同等か、それ以上に凝っています(ディズニーとかたくさんありますね)
こうなると、代用品というイメージを超えた存在にまで昇華していると思います。
実際にうちの娘も「普通のケーキより良かった!」と自分の誕生日をアイスケーキに切り替えたりしました。
スポンジは小麦粉も使用しますから小麦アレルギーの子でも食べることができます。
様々なアイデアは、アレルギーの人との垣根を取り払ってくれます。
イメージにそぐわないケースで不幸になる場合もある
僕がグルテンフリーのお試し生活をしている際
健康食をウリにしているお店に行きました。
そこは「アレルギーの方用のメニューもあります」とHPに載っていたので、安心して入店したのですが、何十とある定食系のメニューの中で小麦を使用していないものはアレルギー対応メニューの中にも一つしかなくて、しかもそれが品切れだと言う・・・
はっきり言って需要が高そうなメニューでもなかったし、まだ昼時だったので
個人的には「健康食をウリにしている」と書いてあったけど、志は低そうだな、と判断してお店を出ました。
期待していた分ガッカリ感がありましたね。
このようにイメージ戦略ばかりが先行してしまい、食べる側の求めている物なんて実はどこかに行ってしまっていることもありますので、注意が必要です。
ワンプレートの和食系で結構並んで入るお店でもこんな感じでしたからね。
アレルギーでも食べられる商品についてのまとめ
今回はイメージと異なって実はアレルギーでも食べられる商品があるという事。
外食では、「アレルギー対応頑張っています」と言いながら頑張っている様子が見られないお店もあるということを書いてみました。
食事に対するアレルギーについては、今後も増えて行くと考えられています。
原因はキレイになり過ぎた環境が人の抵抗力を弱めたとか、環境ホルモンの蓄積など、様々に推測されていますが、原因は定かではありません。
そんな状況で、アレルギー対応以前に、自分で食べられる商品を知っておくという事はどんどん大事になってくると思います。