りんごを輪切りにして健康に?
以前某テレビでりんごを薄めの輪切りにすることで、皮と芯まで食べることができるので、健康的だという内容を放送していました。
芯の部分に蜜が星型に浮かぶことからスターカットとも言うそうです(カッコいい)
では、実際に皮や芯まで食べることにメリットがあるのかというと
皮のすぐそばの果実に栄養が一番あるので、効率的に栄養を摂取することができる
という点では効率的です。
ただ、普通に切り分けたり、うさぎに切ったりしても、少し効率が下がるというだけという面もあり、そこまで話題性がなく、放送してすぐでも、スーパーからりんごが消えませんでした。
スーパーには放送直後でもたくさんのりんごが並んでいたので、放送した側やスーパーとしてはもっと売れると見ていて、目論見が外れたのかもしれません。
結論から言うと
輪切りにすることで、種以外の部分を全て食べることができるので、効率的に栄養を摂取できる。
ただ、他の切り方をしても効率が下がるだけで、特別摂取できなくなる栄養は無い。
つまりは、無駄のない食べ方ですよ。
という話です。
ゴミ問題もありますから、良い方法だと思いますが、何かに取りつかれたように輪切りにする必要はないという感じです。
りんごのワックスや農薬が気になれば皮を剥いてもOK
果物の皮といえばワックスや農薬の問題があります。
りんごのテカテカについてはりんご自体の成分によるものという説がありますが
気になる人はそれでも嫌でしょう。
そういう方は皮を洗うという方法もありますが、上記の通り、皮を食べないことで摂取できなくなる栄養もないので、無理をして食べないという選択も当然OKです。
りんごの栄養・健康成分
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがイギリスにあり
日本でも「りんごが赤くなると医者が青くなる」などと言われることがあります。
イギリスの方がかっこ良いですね。
日本の方は医者が病人は出た方が嬉しいみたいに聞こえてしまう・・・
話が逸れましたが
りんごにはビタミン(Cが多い)、ミネラル(カリウムが多い)、食物繊維、ポリフェノールが含まれているので、確かに健康的な食品と言えます。
これなら確かに昔であれば、りんごを食べる時期には健康的な生活をしやすかったことが考えられます。
りんごのポリフェノールについて
りんごのポリフェノールには中性脂肪を下げる働きがあります。
りんごの輪切りについて
「りんごのポリフェノールは皮にほとんどあるので、皮を食べないといけない」というように語られることがありますが、
皮を剥いたりんごが酸素に触れることで茶褐色に変質してしまう褐変反応は
「りんごのポリフェノールが酸素と触れることで起こる反応」なので、皮を剥いたら無くなってしまうというのは少し大げさな話だと思います。
本当に歩ふりフェノールが無くなっていれば褐変反応に悩むこともないのに・・・・
りんごの輪切りと栄養成分についてのまとめ
・りんごは栄養価が高く、ポリフェノールも含んでいます
・輪切りにすることで、それらを効率良く摂取できます
・輪切りにできなくても栄養の摂取は可能です
今回の話題はこのようになっています。
おいしい時期のりんごを食後のデザートなどに上手に取り入れて、医者が遠ざかる生活を身につけていきましょう。