筋トレを行う人にササミが人気の理由
筋トレをしている人の食事の定番と言えば鶏ささみです。
もはやボディビルダーの食事の代名詞とも言えるくらい、トレーニングに詳しくない人でも知っているのではないでしょうか?
では、なぜ、筋トレをしている人は好んでパサパサのササミを食べるのでしょうか?
今回はこの点について書いていきます。
鶏ササミの特徴
鶏ササミは糖質・たんぱく質・脂質の3大栄養素の中で。とびぬけてたんぱく質が多く、他の2つは少ししか含まれません。
この特徴が非常に筋トレをする人には合っているのです。
鶏ササミ100g中の栄養素はおおよそ
カロリー105㎉ たんぱく質23g 脂質0.8g 糖質0.25g
この様になっています。
圧倒的たんぱく源です。
この様に糖質と脂質の摂取についてほとんど気にしなくても良いという点についてササミはたんぱく源として優秀であり、バランスも取りやすいという点で非常に優秀です。
たとえば、たんぱく質を効果的に吸収するためには糖質も重要です。
でも、糖質は意識しなくても主食その他に含まれているので、むしろ過剰な摂取に気を配る必要もあります。
脂質についても同様で、意識して避けなければ、普通の食事でも十分な量を摂取できます。
このため、単純にたんぱく質を摂取できる鶏のササミは安心して食べることができる食材になります。
糖質や脂質はどう摂取しているか?
糖質については体重を増やすのであれば意識的に摂取しますが、体を絞る時であれば、計算して減らします。
このため、糖質は普通に食べる時期と制限する時期に分かれています。
内容についてはごはんで調整している人が多いです。
脂質は糖質とは違い
身体に良い不飽和脂肪酸を多く摂取して、飽和脂肪酸は肉類から摂取できるので、過剰にならないように意識する必要があります。
青魚はDHAやEPAと言った質の高い脂を多く摂取できるので、たんぱく源としてだけでなく、良質な脂質の摂取源としても重要です。
サプリメントでDHAやEPAを摂取する方もいますが、ここでも脂質としての摂取になるので、脂質量はこういった質の高い脂の摂取に当てて、それ以外は高カロリーであることも手伝い、無駄に脂質を摂取しないという傾向があります。
このように
糖質は主食で調整が容易
脂質は質の高いものを摂取したい
という面を考えると、たんぱく源はなるべくたんぱく質オンリーで摂取できれば調節が簡単になることからも、ササミなどは安定のたんぱく質供給源となっています。
特に余計な脂肪をつけずに筋肉を増やすという目的であれば、これほどマッチした食材もないでしょう。
ササミの難点
ササミの難点はなんといってもそのパサパサ感でしょう。
脂質をほとんど含まないことの裏返しでもあるのですが・・・
茹で加減でだいぶ変わるので、お好みの茹で加減を見つけることが大事です。
ちなみに一般家庭であれば、茹でてからポン酢をかけたりして食べるとそこそこ食べられるのですが、茹でたら塩コショウくらいで食べる人が多いので、この辺りは何を目指しているのかでだいぶ変わってくるところです。
ササミを使用するメリット
鶏むね肉も脂質は少ないですが、ササミ程ではありません。
そして、本当に脂質を摂取しないようにするのであれば胸肉は皮を取り除く必要があります。
ササミはお湯にポチャンで良いので、食べるまでの手間が少ないという点は大きなメリットと言えます。
美味しさを二の次とするのであれば・・・になりますが。
筋トレとササミの関係 まとめ
ササミはたんぱく源として非常に優秀です。
茹でるだけなら調理も簡単です。
とはいっても、僕にもこのササミ生活は続けることができません。
大会などを目指しているわけではないので。
僕くらいの「鍛えているけれど、究極を求めているわけではない」という人であれば、手軽さだけで言えばコンビニやスーパーで販売しているサラダチキンが胸肉で食べやすいので丁度良い所と言えます。