カフェインだって摂取しすぎれば毒になる
最近はカフェインの害と言われた夜眠れないなどの現象も、眠る10時間前からは摂取しないなど、きちんとした摂取方法をしていれば問題なく、良い部分だけを享受できることが分かっています。
そうは言っても、過剰な摂取には何でも悪影響があるものです。
今回はカフェインでも過剰に摂取すれば健康を害するという点について書いていきます。
カフェインは上手に付き合えば有用
カフェインは眠気を覚ましてくれたり、集中力を高めたり、脂肪の燃焼を促進したりと非常に有効な成分となっています。
このため、仕事の合間や、スポーツの前に使用すると、パフォーマンスを向上させることにつながります。
僕も運動に出かける時にはコーヒーを飲んでからでかける習慣を持っています。
カフェインの過剰摂取は命にかかわる
眠気を覚ますなど強力な効果を持つカフェインですが、その強力さゆえに過剰な摂取が健康を脅かす可能性もあります。
急性カフェイン中毒
一般的なカフェイン中毒は有名ですが、急性のカフェイン中毒は意外と知られていません。
急性のカフェイン中毒は意識の焼失や最悪命を落とすことにつながってしまう恐ろしい症状です。
とはいっても、コーヒーに換算すると1回で50杯分くらい飲まないといけないので、飲む前に物理的になんらかの問題が出ると思います。
要するにコーヒーの飲み過ぎで急性カフェイン中毒になる可能性は低いということです。
では、どんな時に急性カフェイン中毒になってしまうのでしょうか?
・カフェインを大量に含むサプリメントを過剰に摂取する・
・エナジードリンクの過剰摂取
・風邪薬の過剰摂取
すべてに過剰摂取とつけたのは、定められた用量であれば、特に問題はないためです。
日本で販売されているエナジードリンクは海外の物よりも成分的にはきつくないので、海外よりは問題が出にくくなっています。
ちなみに風邪薬では商品名は避けますが、ある商品を50錠くらい飲み込むと命に関わります。
このため成分によっては販売に制限を加えるべきではないかと言う専門家もいるくらいです。
更に、風邪を引いたビジネスマンが、どうしても会社を休みたくないからと、風邪薬を何種類かちゃんぽんして、エナジードリンクで流し込んだりすれば、その行為もかなりリスクのあるものになります。
このように意外と身近なものにカフェインは含まれていますし、元気になりたい時に摂取するものは概ねカフェインで無理やり元気にしているので、弱っている時にこそ注意したいところです。
カフェインの有効性と有害性 まとめ
カフェインについては有効な成分ですが、急性の中毒もあることを認識して正しく利用することが必要になります。
特に元気になりたい時に摂取するものには概ね含まれています
・風邪薬
・エナジードリンク
・栄養ドリンク
・カフェインのサプリメント
弱っているところに合わせ技で体に流し込むと危険なので、具合が悪い場合には風邪薬だけ飲んで眠るか、しっかりと医者にかかる方が良いということになります。