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コーンフレークよりもピザの方が健康的?
ちょっと前になりますが、ネット記事で
朝食として一般的なコーンフレークよりもピザの方が健康的である
という内容をアメリカの栄養士が言っていたというものがありました。
それを日本の栄養士にもインタビューしている記事でしたが、その栄養士が当てはまりそうな部分を答えてはいるものの、個人的にはこの栄養士の困った顔が浮かんでくるような答え方に苦笑してしまいました。
今回はこういった比較内容のものを見る時に個人的に感じる部分を書いていきます。
コーンフレークとピザを比較することの難しさ
どこかにクローズアップすれば「その部分においてどちらが優れている」という話はできますが、では総合的に朝食として優れているのか?
このようになると、途端に難しい話になります。
せめてAのピザとBのピザで、トッピング以外の条件は一緒などであれば比較も意味があるのでしょうが。
今回のコーンフレークとピザだと、
それぞれどれだけの量を食べるのか?
その分量での比較が公平な条件と言えるのか?
コーンフレークだって、ピザだった色々な種類もあるわけです。
今回の件でアメリカの栄養士をフォローするのであれば、きっとこの栄養士さんはこんな細かい議論がしたい訳ではなくて。
一般的となったコーンフレークという朝食は本当にみんなが考えるように優れた食品なのか?
という面での議論をして欲しかったんだと思っています。
コーンフレークが健康的という意見への疑問点
コーンフレークの疑問点① 栄養が豊富だが、添加された物
原材料表示を見ると分かりますが、栄養強化されているのは様々な栄養を添加しているからという部分があります。
自然に食品から摂取して欲しいという想いをもっていたのではないでしょうか。
僕が日本の製品で購入(あまりしませんが)する際に注意しているのは、牛乳と一緒に食べた際の栄養と、コーンフレークのみの栄養がチャートなどで両方書いてある物が多いので、牛乳に頼りきりな内容になっていないかどうかです。
これなら他のもの食べて牛乳飲めばもっと良いじゃないか、という製品もたまにあるので・・・
コーンフレークの疑問点② 原材料のトウモロコシに遺伝子組み換えの可能性がある
これはアメリカならではの問題点ですが
日本では基本的に遺伝子組み換え食品はリスクを考慮して避けられています。
原材料名を見ると分かるのですが(遺伝子組み換えでない)という記載がコーンフレークの原料となるトウモロコシにはついているものです。
アメリカでは反対運動はあるものの、トウモロコシをはじめとした遺伝子組み換え食品は案外出回っています。
こういった安全性への警笛もあっての意見だと思います。
コーンフレークとピザの比較 まとめ
カロリーについては
同じ重量であればピザの方があるでしょう、そして脂質も高い
でも、これをメリットと取るかデメリットと取るかは、その人の生活の内容と消費カロリーによると思います。
激しい運動をする人はコーンフレークだけでは色々と不足するでしょう。
野菜はピザの方が取れたとしても、コーンフレークの方が食物繊維は多いでしょうし。
やはり単純な比較による優劣はつけづらいところはありますね。
昼食と夕食でどんな食事をするのかという部分も大きな影響があります。
個人個人で異なってくるものだと思います。
コメント
オットー, thanks for the article post.Really thank you! Great.