たまねぎの健康効果や食材としての優秀さ
たまねぎは様々な料理に使用されます。
使い方は多岐に渡り、生で食べるもよし、炒めて良し、揚げて良しとまさに八面六臂の大活躍です。
今回はそんな玉ねぎの良さをもっとアピールしていきたいと思います。
たまねぎは食材として優秀
たまねぎはサラダやマリネに生で使用する際にはそのピリッとした辛さを前面に押し出して存在感を出しています。
ところが、加熱を行うとその辛い成分が失われるので、たまねぎの持つ本来の甘味を楽しむことができるという二面性を持っています。
こういった面から生食だけでなく、非常に多くの料理にたまねぎは使用されています。
健康に気を使っていないという人でもたまねぎを食べない日は少ないのではないでしょうか?
それだけ牛丼など手軽な料理にも多く使用されています。
僕は施設で献立作成をしていますが、たまねぎはほぼ毎日発注・納品しています。
たまねぎは長期保管可能
たまねぎは乾燥した環境であれば比較的長期の保管が可能です。
このため、家庭などでも、常温である程度ストックして置いているということもあります。
給食施設でも、いざ、調理した時にボリュームが足りない、何か不足感があるという時用に玉ねぎを倉庫にストックしているというところもあります。
カロリーが高い食材ではないので、大量に使用しない限りは栄養計画も狂いにくいので、非常に重宝します。
こういった特に用途が決まっていないのにストックできるというのはたまねぎの様々な料理に使用できるという多様性と、保存性のなせる業だという事が出来ます。
一度濡れてしまうとそこから悪くなってしまうので長期保存には不向きになる点はご注意ください。
たまねぎでダイエット??
たまねぎを食べてダイエットという話は流行として何年かに一度周期的に回ってくる類のものとして定着しています。
この理由として
生たまねぎのにおい成分であるジプロピルジスルフィドというものの働きとして以下のようなものがあるためです。
- 神経興奮
- 発汗
- 利尿
- 消化液の分泌
代謝を上げてくれる効果は確かにありますが、気をつけたい点としては消化液の分泌を良くすることは消化吸収を助けてくれますが、その分食欲に繋がってしまう人もいるので、なんでもかんでも生のたまねぎを食べておけば大丈夫ということではないという点です。
ちなみに生のたまねぎをあまりに大量に食べた場合、その強い殺菌効果によって腸内細菌が死んでしまうことがあります。
酷い場合には胃腸障害になることもあるので、常識的な範囲での量にしましょう。(1日1/4個ほどで効果は得られます)
たまねぎで腸内環境改善
上記に食べ過ぎると腸内環境を壊すと書いておいてなんですが・・・
適切な量であれば玉ねぎに含まれる水溶性食物繊維は腸内細菌のエサになるので、腸内環境を改善してくれます。
以前たまねぎで糖尿病が治るなどの話が流行しましたが、たまねぎが直接糖尿病に良いというわけでなくて、腸内環境を良くすることで間接的に血糖値を下げる菌が繁殖しやすくなる状態を作り出す面などで貢献しているということになっています。
このため、たまねぎに即効性の何某かを期待するというのは少し話が違うという事が分かります。
長期的な視点で見た体質改善という感じです。
そうはいっても、毎日食べることが難しくない食材ですから、上手く食生活に取り入れていければ特に問題なく続けることができると思います。4
たまねぎの健康効果など まとめ
たまねぎは体質改善に効果があり、色々な料理に取り入れやすい。
今回の内容はこれに尽きると思います。
便利なだけでなく体にも良い点があるのであれば、今まで以上に食事に取り入れて行くことも検討できると思います。
家庭で保管する時は匂いがこもりやすいので、換気など注意しつつ、上手に日々の食事に取り入れていただければと思います。