お菓子ばかり食べることが悪い理由

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お菓子

お菓子でお腹にすることで起こるデメリット

最近はお菓子といっても、駄菓子ばかりと言いうわけではありません。

 

更に食品添加物に関しても昔ほど毒々しい色のものなどは使われなくなってきています。

 

そんな中でもお菓子ばかり食べると親から「お菓子ばかり食べてないで!」と怒鳴られたという経験をした方は少なくないのではないでしょうか?

 

ここでは、お菓子でお腹を一杯にすることの何が悪いのかを簡単にまとめていきます。

 

お菓子ばかりがダメな理由 ①栄養不足

お菓子でもエネルギーなどは十分に摂取できます。

 

むしろお腹いっぱいに食べるとエネルギーの過剰になってしまうようなお菓子の方が多いくらいです。

 

その一方で、ビタミンやミネラルといった体の調子を整える栄養素についてはお菓子にはあまり含まれていない為、不足してしまいます。

筋肉を作るたんぱく質も足りません。

 

お菓子大好きな特に子どもはこれから成長するためにこういった栄養が大人以上に大切です。

 

そのため、お菓子ばかりで栄養が足りないと、病気などのように体調を崩しやすくなるだけでなく、身長を伸ばすなどの成長面でもトラブルになりやすいです。

 

ただ、ちゃんとした食事をしていた自分とそうでない自分を同じ時期に比較するのは不可能なので、体調を崩しても「お菓子ばかり食べていたせいだ・・・」とはなりにくいので、本人だけでなく、周囲の人も気を付けて食生活を見ておく必要はあります。

 

お菓子ばかりがダメな理由 ②太りやすい

栄養はそこまでないけれど、エネルギーは十分か必要以上に多いので、基本的にお菓子ばかりだと太りやすいです。

 

特に「栄養が足りないならたくさん食べたら良いんじゃないか」のようになると、ビタミンやミネラルが足りる頃にはとんでもない量のエネルギーを摂取していることになります。

 

体が求めるままに食べると太りやすいので、お菓子は栄養摂取の目的で食べるのではなくて、ストレス発散や、楽しみとして少しの量を食べる事が丁度良いと思います。

 

食生活としての注意点

成長期の子どもは代謝も多く、お菓子をたくさん食べていても太らない場合もあります。

 

ただ、そのままの食習慣を身に着けてしまうと将来的に困ることもあります。

 

代謝が落ちてくる年齢では太りやすくなる

いくら食べても太らない、こういった子もいます。

実は僕もそうで、若い頃は常にガリガリで周りから心配されていました。

 

お菓子も特に制限なく食べていても太る心配はないという具合です。

 

ただ、30歳が近づいてくると、さすがに余計に食べるとお腹に肉が付いてくるようになりました。

 

これは運動習慣が少なくなること、代謝が落ちてきたことが理由としてあるわけですが、こうなってから食習慣を劇的に変えようとすると、それなり制限が多くなり苦痛です。

 

今まで何の制限もなかった食事や間食は制限だらけになります。

 

更に、若い頃には無かった飲酒という習慣がついてしまう人もいますが、これも余計なエネルギー摂取であり、減らさなければいけないエネルギーを更に余計に摂取するという意味では制限をするべきものになります・・・

 

正しい食習慣を身に着けておくということは、将来的に生活のリズムを強制的に変える必要がない・あるいは制限するにしても少ない項目で済むというメリットがあります。

 

今までの何十年という生活を変えるということは苦痛でもありますから、若い頃に身に着ける習慣はなるべく整ったものの方が良いですね。

 

お菓子でお腹を満たすのは食事で充な栄養を取れていないからかも

子どもがお菓子を欲する理由の一つに

実は食事自体が足りていないということもあります。

 

特に激しい運動をする子どもに限って、必要な食事量を摂取できていないケースが散見されます。

 

習い事で運動をしていて数時間体を動かすという場合には、成長に必要な栄養と、消耗した体を回復するための栄養が必要です。

 

それなのに食事を十分に摂取していないと、摂取した栄養が足りず、体の回復だけで精一杯で成長が遅れてしまうこともあります。

 

ゲームで言うならHPは回復するけれど、レベルアップはしないという感じです。

食事には経験値が多いけど、お菓子は経験値があまり入っていないというところ。

 

そして、そういった子が食事で満たされない分をお菓子でエネルギーだけ手短に摂取しているということも少なくありません。

 

食事が十分ならそもそもそんなにたくさんのお菓子を食べようという気にもならないですから、食後のお菓子の量があまりにも多い場合には食事の量や内容も少し見直してみると良いと思います。

 

まとめ

お菓子が完全に悪者というわけではありません。

本当にどうしようもない悪者ならばスーパーの棚にあんなに並んでいないでしょう。

 

ですが、食事とお菓子は摂取する目的から何から異なるものなので

 

基本的に食事は食事できちんと食べる

そしてお菓子は楽しみとして楽しみ、お腹を満たす目的で食べない

この点をしっかりと意識できれば良いと思います。