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のど飴はどんな商品を選ぶのかが重要
喉に違和感がある時、何となく調子が悪くなりそうな時にのど飴にお世話になる人も多いのではないでしょうか?
僕も何となく喉が乾燥してイガイガする程度の時には積極的に使用する傾向があります。
のど飴はお店に行くとすごくたくさんの種類が並んでいることに驚きます。
そんなのど飴について今回は書いていきます。
のど飴には定義が定められていない
のど飴にはきちんとした定義がありません。
このため、どんな飴でも「のど飴」と称して販売することが可能です。
ということは、実際には有効成分の含まれていない商品も多数販売されているわけです。
基本的な知識を身につけることで有効成分の有無などは理解することが可能なので、下記に簡単な分類をしておきます。
「医薬品の」のど飴
医薬品は
・医師の診断医基づいて処方されるもの
・薬局で「医薬品」とパッケージに記載されているもの
この2種類になります。
科学的に実証されている有効成分が含まれますが、ある程度副作用などもあることから、医師や薬剤師の知識に基づいて処方されることが確実なものになります
製造にも販売にも認可が必要になるので、販売は薬局、調剤薬局というくらいになります。
医薬品であるかの見定めは、医薬品の商品のラベルには「第○種医薬品」という記載が必ずあるので、ラベルを確認することで見つけることができます。
喉が痛くて唾も飲み込めないという方は迷わず医師に診断してもらい、効果のある薬を処方してもらうことを検討した方が良いと考えます。
「医薬部外品の」のど飴
医薬部外品となっていますが有効成分は含まれています。
ただ、医薬品よりも有効成分自体の効果が薄かったり、効果が限定的、有効成分の量が少な目と言うことがあります。
これは副作用のリスクを極力抑えるためで、効果も薄いけど、素人判断で摂取してもある程度安全性が保障できるという形を取っているためです
医薬部外品であるかの見定めは医薬品と同様にパッケージに「医薬部外品」という記載がされているので、パッケージの確認で行うことができます。
こちらは製造に認可が必要ですが、販売は資格が不要であることから、スーパーやコンビニでも購入することができるという点も大きなメリットになっています。
病院に行くほどではないけれど・・・という喉の調子の時に使うと良いと思います。
僕も一番お世話になるのが、医薬部外品です。
「その他の」のど飴
スーパーやコンビニで一番数多く販売されているのが、ここでは「その他ののど飴」と括らせてもらう商品達です。
特徴としては、
・有効成分は含まれていない
・美味しい
と言う点があります。
有効成分が含まれていなくてものど飴と名乗ることができるのは、のど飴に明確な定義がないためです。
全く効果がなくてものど飴と行ってしまうことが可能で、実際にそういった商品の方が圧倒的に多いのが現状です。
実際にかりんエキスとハーブエキスを配合したのど飴のHPを見てみると
かりんエキスにはポリフェノールが含まれているよ
ハーブエキスで気分もすっきりするよ
という表現はありますが、のどの調子が良くなるなどの表現はしてありません。
メントール系などのスースーする商品も、鼻すっきりくらいは書いてあっても、喉に良いとは書いていないです。
つまりは気分的に効いた気になるという感じです。
でも、美味しいので、普通の飴を買うよりも有用な気がしてしまいなんとなく購入してしまう自分がいますが・・・・
のど飴と名乗らない飴でも効果がある・・?
でも、有効成分の入っていないのど飴でも、喉の痛みが治ったことがあるよ
と言う人もいるかと思います。
僕にもあります。
どうして有効成分がないのに効果が出るのかというと
・プラセボ(思い込む)効果
・唾液を出すことで喉を乾燥から守る
・唾液で口腔内の殺菌を行う
この3つのどれかがうまい具合に働いたのだと思います。
プラセボは「この薬は効果がある」と強く思い込めば、本当に治るという人間のメンタルの不思議な力に基づいたものです。
まさに病は気から
喉の乾燥は喉の状態が悪い時には天敵となります。
潤っている間は喉の痛みを軽減することができたりもします。
そして唾液には殺菌効果もありますから、口腔内や喉の状態を少しではあっても改善する働きも期待できます。
軽い喉の違和感であれば、こういった効果と体の自然治癒力で乗り越えることができることもあります。
のど飴の定義と効果 まとめ
のど飴に定義がないので、自分の状態に合わせた商品選択が重要になる。
基本的に医薬品、医薬部外品ののど飴は100円台では購入できない価格設定になっているので、値段で簡単に絞って、次にパッケージを確認しながら、本当に医薬品、または医薬部外品であるかなどのチェックを行います。
とはいっても、医薬品が欲しいレベルであれば無理せずに病院への通院が間違いないです。
無理はしないで早めの通院と静養を心がけてください。