目次
正月太りの正体は食っちゃ寝ではない
正月太りという言葉があるように、年末年始は大型連休になる方が多く、帰省などをして、特に何をするというわけでもなく、こたつで寝て過ごしつつ、おせちを食べ・・・みかんをつまみ・・・テレビを見て過ごす。
こういった食事過多、運動不足が重なって太りやすくなっていると言えますが、主な原因は特に食事面にあると思います。
その点について事項から書いていきます。
お正月料理は太りやすい!
おせち料理の由来のひとつに、昔は年始にお店も開いていないし、流通も動かない時期だったことから、長期保存ができる料理を出していたというものがあります。
この長期保存をするための方法として、食品から水分を奪うために砂糖をかなりの量使うというものがありました。
浸透圧で食品から水分が抜けることで、食中毒細菌の繁殖に必要な要素である水分を少なくするのですが、このため、基本的にはおせちは甘い味付けの物が多く、かなりの糖分を含んだ料理となっています。
和の料理なので、ヘルシーな印象がありますが、実はおせちは太る原因の一つだと言えます。
おせちとお菓子は危険な相性
そして、最近のお正月は親戚や友人が集まる際にお菓子も持ち寄ることが多くなっています。
この辺りは正月でもお店が開くようになった影響もあると思います。
以前からダイエット関連の記事で書いていますが。
糖分を多く摂取したところに脂質も摂取すると、
・オーバーカロリーになり易い
・糖分摂取時にインスリンが多く分泌されているので、過剰なカロリーが脂肪に変わる
こういった点から糖分と脂質は一緒に摂取すると美味しいけれども非常に太りやすいものとなっています。
おせちとみかんだけなら糖質が多いのでまだしも、ここにお菓子が入ると一気に太りやすくなるのでご注意ください。
ダラダラ食いも太る原因
お正月は食事時間以外も食べ物が常にテーブルの上に置いてあってそれを食べてしまう傾向があります。
常に糖分が体に入ってくると、肥満ホルモンであるインスリンが常に分泌されている状態になるので、太りやすくなります。
インスリンを分泌する膵臓も疲れてしまうので、ダラダラ食いもほどほどにしておきましょう。
お正月の運動不足はそこまで気にしない
「食っちゃね」と言いますが、実際に仕事をしている人でも、デスクワーカーであればそこまで大きな運動量の変化ではないと思います。
特に親戚などに小さな子供がいると、その相手だけでも相当な労力になるので、むしろ仕事よりも大変だったりします。
運動量の不足が気になる人は、お正月の雰囲気を味わいにお散歩をするくらいをしておけば、通勤とデスクワーク分はあっさりと取り戻せるでしょう。
この点からも、正月太りは運動量の低下よりも食事の面が大きいと言えます。
まとめ
お正月太りは主に食事由来
・おせちは糖分満載
・持ち寄ったお菓子を食べると倍率ドン
・ダラダラと食べ続けると常にインスリンも分泌されて太りやすくなる
・運動不足はそんなに大きな要素ではない
この点を踏まえて、お正月を過ごしていきましょう。
おまけ
お正月はたんぱく質の不足する時期でもあります。
肉や魚はおせちには少ししか取り入れられていないためです。
このため、食事の際にたんぱく質を多めに摂取することを意識すると、全体的な食事のバランスが整いやすく、太りにくくなります。
お腹を糖質と脂質以外で満たすという方法ですね。
冷蔵庫に肉や魚があって、気が向いたら挑戦してみてください。