ダイエットの急激な体重減少は体脂肪でなく筋肉などが減っている可能性が高い

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急激な体重減少で筋肉減少が起こるわけ

なぜ、急激な体重減少が起こると、脂肪でなく、筋肉が減るのでしょうか

これは簡単で、

急激なダイエット=摂取する食べ物が急激に減少する

この現象に脳や体が「異常事態だ!」という認識をするからです。

人間の体は生きることを最優先にします。

本来体脂肪は「いざと言う時のための予備エネルギー」です。

ダイエットによって摂取する食べ物が減ると、まずは体脂肪を使いはじめますが、これが継続すると、「今は食べ物がなかなか手に入らない環境のようだ」と認識されてしまいます。

こうなると緊急時のエネルギーである体脂肪を「最終手段」として、なるべく使わないようにし始めます。

長く生き残れば環境が改善される可能性がありますから、目標が長期生存に変わるという感じです。

この後に起こる体重の減少について体脂肪は割合として少なく

筋肉を壊してたんぱく質(アミノ酸)から糖を作ってエネルギーを生み出す割合が増えていきます。

このようにダイエットを体重だけで考えてしまうと、必要なはずの筋肉を削り落としてしまうという事になりかねません。

体重減少の基礎知識① 体脂肪は高カロリーで軽い

脂肪は7000~7200㎉の消費で1㎏減少します

10㎏を体脂肪だけで減らそうと思うと70000~72000㎉と膨大なエネルギーのマイナス収支を生み出さないといけません。

厚生労働省が成人男性の1日の摂取カロリーの目標として2550㎉としています。

つまり27~28日分に相当します。

これだけ飲まず食わずで10㎏の体脂肪が減少する訳です。

こう考えると、月に10㎏の減量の難しさがなんとなく見えてきたと思います。

ですが、一方で実際に体重が月に10㎏減る方もいます。

これは体脂肪だけでなく、下記の理由から筋肉も相当量が減っていると考えることができます。

体重減少の基礎知識② 筋肉は脂肪よりも重たい

では筋肉はというと1g4㎉なので、脂肪よりも簡単に減っていきます。

さらに同じ体積だと筋肉の方が重たいので、筋肉が消費されていくと体重は体脂肪のそれよりもぐんぐん減ります。

体重だけをベースに考えると、筋肉が減る方が効率的という本来の目的である体脂肪を無視した方が結果が出るという矛盾が生じてしまいます。

なるべく脂肪で体重減少をするためには

では、筋肉をなるべき減らさないようにダイエットする方法にはどんなものがあるでしょうか?

①食事量を少しずつ落とす

急激な環境変化は身体が緊急時モードになってしまい、体脂肪を使いづらくなるので、少しずつ減らすことで、適応していくことは大事です。

②筋肉の材料であるたんぱく質はしっかり摂取

カロリーを減らしたいあまり、たんぱく質源である肉や魚は食べない方が多いですが、筋肉の原料であるたんぱく質はある程度摂取しする必要があります。

③ダイエット中でもたまにはそれなりの量を食べる

体が緊急事態の省エネモードにならないために、たまに(週に1食くらい)そこそこの量を食べて、体に「食べ物が入ってくる」と思わせることで、省エネモードにならないようにします。

④筋肉を維持するための運動を行う

筋肉を使う運動を行うことで「今の生活にこのくらいの筋肉は残しておかないといけない」と体に思わせる事ができます。

人間の体は環境に対応するので、筋肉の必要な環境と思わせて筋肉の維持を行うことができます。

こういた方法を採用することで、本来の目的である体脂肪の減少を優位にすることができます。

体重減少と筋肉についてのまとめ

日本人の寿命は世界的にも長いですが、その分健康的に老いるということが今後は注目され得る点でもあります。

筋肉を維持することはロコモ防止の観点でも重要であり、若い頃の無理なダイエットが後々悪影響につながらないように注意していきたいところです。