体重制限の競技やスポーツで水抜きが行われる理由とダイエットへの有効性

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階級制スポーツ

体重制限のある競技で水抜きが行われる理由

体の60%は水でできています。

なんて言葉は様々なCMで聞いたこともあるかと思います。

そしてそのうち数%が失われただけでスポーツのパフォーマンスが著しい低下が起きる事も分かっています。

運動やサウナでたくさん汗をかいて、体重が減ったけれど、終わってから水分を飲んだら戻ってしまった、なんて経験のある人もいると思います。

水分での体重の上下はそれなりに簡単に起こりますがスポーツのパフォーマンスを維持する上で必要であることも分かっています。

それでも、体重制限のあるスポーツでは、軽量当日に水抜きを行うのはどうしてでしょうか?

体重はリミットギリギリの方が有利

例えば、計量時に60kgがリミットで

当日まで62kgのAという選手と、

元々57kgで、計量時も57kgのBという選手がいた場合に

Aが当日水抜きをして60kgをパスしたら、その後はまた水分を摂れば体重はいつもの62kgにすぐに戻ります。

そうなるとAとBが実際に対戦する時には体重差が5kgある状態で戦うことになります。

体重制限のある競技は柔道のようなものから格闘技系まで様々ありますが、体重ごとに階級がある理由は、パワー差が競技成績に直結しやすいことが理由としてあります。

そもそも57kgと62kgの人が戦ったらどちらが有利かは、傍目にも分かります。

もちろん素人だと、どの程度体を鍛えているか、身長とのバランスなど、もろもろの要素も含まれるので、体重=力の強さにはなりませんが、体重計測を必要とするほどの種目をそれなりに行っている人同士だと、どちらも当然体を鍛えているし、体重が与える影響は大きくなっていきます。

重い方がパワーがあるのはもちろん、地面との摩擦が大きくなるので投げにくかったりと、有利な点がいくつもあります。

いきなり水抜きダイエットは危険

体重制限のある種目を行っている人は豊富な経験から

自分が何時間で何をすれば体重がどのくらい変化するのかを知っていますし、体重を減らすことでパフォーマンスの低下が大きくならないのはどの程度までかも分かっていることが多いです。

当然そこに行きつくまでには失敗もあったでしょうけど。

当日を何kgで迎えるのか、水抜きは何kgまでにしておくのか。

もちろん余計な脂肪を付ける余裕はありません、少しでも筋肉で体重を使いたいですし。

つまり、こういった人達は試合の数か月前から計画的に体重をコントロールし、当日まで計画を遂行するストイックな心を持っているのです。

当然ハードな練習もしながらです。

こういった背景があって、水抜きが行われるということを知っておくことは意外と僕達にも大切です。

水抜きで体調を悪くしたら、体重は目標に達しても、パフォーマンスが著しく低下してしまいます。

一般人の水抜きダイエットも要注意

ボクサーの真似をして、サウナスーツを着て走り込む。

体重は減ったけど、それは水分を補給すれば戻ってしまうし、特に計画性も無く取り組んでいるので、場合によっては水分を失い過ぎて体調を崩す等という事も起こります。

個人的にはサウナスーツを着て走る事は反対しませんが、体重の増減に一喜一憂せずに、走っている最中にこまめに水分摂取を行うことを推奨します。

体脂肪を燃やすにも水分は必要

この水分を積極的に摂取して、水を抜くのではなく、代謝を良くすることを優先するのが、ダイエット向きの汗のかき方だと思っています。

競技の方は豊富な経験と、水抜きをする段階ではすでに脂肪などはしっかりとコントロールされているので、水抜きは体重の数字を最終的にコントロールするための方法です。

ですが、一般的なダイエットで優先されるべきは体脂肪をいかに燃焼させるかなので、そもそもの設定されているゴールが違うのです。

一般的なダイエットでは水抜きは不要、しっかりと水分を補給しながら、汗もかくような運動する方が目標達成をしやすくなります。

ダイエットに水抜きという方法はあまり適していないと言えるでしょう。