ペットボトル入りの天然水は環境・衛生面から優れていない

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ペットボトル入り天然水

ペットボトルの天然水は環境・衛生面から時代遅れ

ペットボトル入り天然水、いわゆるミネラルウォーターですが、一部の国や地域では、飲む事を控えようという働きかけがあったりします。

日本では本人の嗜好なども尊重されるので、それほど大きく取り上げられるに至っていませんが、僕が知っているだけでもアメリカ、オーストラリア、カナダではペットボトル入りの天然水について少しずつ冷やかな視線が送られるようになってきています。

この背景について簡単にまとめていきます。

ペットボトル入り天然水の問題とされる点

天然水の問題点① 天然水が衛生的に優れているわけではない

一見ペットボトルに入っているから衛生的に見えます。

これは発展途上国を代表とする「水道水が衛生的に飲用に適していない」国ではまさにその通りです。

先進国で、安全な(飲用に適している)水道水が蛇口をひねると出てくる国では、安全性は水道水の方が上になります。

日本では天然水を愛飲する方は水道水が「塩素臭い」など表現しますが、それだけしっかりと衛生状況が保たれている証拠とも言い変えることができます。

一方の天然水は湧水を汲んでいるので、水源が汚染されてしまったりすれば、途端に衛生的ではなくなります。

もちろん販売前に殺菌するのですが、こういった国の水道水とどちらが衛生的に確実かというと、水道水となります。

ペットボトル天然水ではたまに、商品回収などということもあるので。

天然水の問題点② 環境問題

蛇口をひねるだけで安全な水道水が飲める国において、敢えてペットボトルを使用して、遠いところから輸送(空輸を含め)してまで天然水を飲む事が「エコ」ではない。

こういった声が強くあります。

日本に比べると海外は地球環境に対する考え方が強い傾向があります。

ペットボトルはリサイクルもしているとはいえ余分なゴミになります。

そして輸送するのには車、船、飛行機、どの手段を用いたとしても二酸化炭素の排出がつきまといます。

アメリカではこういったエコな姿勢をカッコいいと思う事のできる文化があります。

有名な飲食店であれば、日本であればミネラルウォーターを出すことがブランド価値を高める要素となりがちですが、アメリカであればミネラルウォーターの提供を水道水に切り替えることが「クールである」という評価になったりします。

文化的な背景も大きな違いですね。

天然水以外の飲料は良いのか?

なぜ水だけがこれだけクローズアップされるのでしょうか?

この背景はすでにちらほら書いていますが、

「水だったら水道水で良い」

という、衛生的にはもっと優れている、味もそんなに(少なくとも僕にとっては)変わらない、だからペットボトル入りの商品を購入する必要はないという考え方から来ています。

他の飲料は蛇口をひねってもできていません。(一宇例外もありますが)

だから購入することについて仕方がないという感じです。

僕の概念でいうと

果糖ブドウ糖溶液入りのペットボトル飲料を飲まない方が健康的にもプラスなので、そっち優先でお願いできないかと思ってしまうのですが、贅沢でしょうか。

ペットボトル天然水のメリット

もちろんメリットがあるからこそ売り上げが増えて、こういった問題につながるわけです。

天然水のメリット1:持ち運びが簡単

水筒がエコなんですが、ペットボトルだと捨てやすくて、荷物を減らせる点がメリットです。

持ち運ぶにしても家から持って行くか、途中で買うかで道中の荷物の重さが変わりますから、ついつい現地調達してしまいます。

天然水のメリット2:他の飲料を買うよりは健康的

外で喉が渇いた時に自動販売機を見てみると・・・

健康志向の方は非常に選択肢が狭い事に悩むと思います。

そうなる天然水は購入する優先度がググッと高くなってしまいます。

僕もお茶かブラックコーヒーか天然水くらいの感覚で選んでいます。

ペットボトル入りの天然水を販売しなくなってしまうと、これらの問題に頭を抱えることになります。

自動販売機から天然水が消えてしまえば、荷物になるのは我慢できるにしても、健康的ではない商品が自動販売機に増える事になります。

みんながみんな健康志向が強ければ良いのですが、なかなかそうならない現実もありますので、エコと両立することは難しいのかもしれません。

ペットボトル入り天然水についてのまとめ

天然水そのものの存在がNOと言われているわけではなくて、エコの観点から水道水で良いのであれば、水道水を飲んで、エコな生活をした方が良いのは無いかという取り組みだということが分かっていただけたと思います。

そしてペットボトル入り天然水を飲む方は健康に気を使っていたり、意識が高い方が多いので、エコについても考えてくれる方は多いのではないでしょうか?

こうするべきだ!というよりも問題提起のひとつという感じです。

反面難しさもあって、イメージ的に密閉されているペットボトルに入っているという事で水道水よりもクリーンで衛生的な印象を持っている方もまだまだ大勢います。

こういった部分に、今回の内容のような正しい知識を入れながら、どう取り組んでいくかをそれぞれ考えるきっかけとして、ますは天然水のこういった問題から考えてみる事は悪くないのではないでしょうか。