免疫力という言葉の不可思議

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免疫

免疫力という言葉の意味

免疫力とは、自分の体から異物を排除することで体を守る機能のことです。

病原菌を排除することで健康を保つという点がクローズアップされやすく、免疫を高めるという場合には、「病気になりにくい」という意味と同じと捉えられています。

 

免疫力を高めるという事の意味

免疫力を高めるというフレーズ、ここまでの内容的に「病気になりにくい」という意味だろうと捉えることができます。

しかし、免疫に関わる働きをするものは体内や血液中に多くあり、何をどうして免疫力が高まるのかという点については具体的に表現していない事がおおくあります。

 

このため、何となく体に良さそうというだけで免疫力を高めるというフレーズを使って販売していると思わしき商品も数多くあります。

 

免疫というフレーズの難しさ

免疫機能が低下すると病気になりやすくなる。

これは、体の防御機能が低下するわけですからその通りです。

 

一方で免疫力を低下させる生活習慣として

睡眠不足、過労など、一般的に不健康な要素は概ね含まれます。

 

このため、逆に「健康的になれるなら免疫力を高めると言って良いのではないか」というやや強引な見方もできないではありません。

こういった拡大解釈の行きついた結果として、

免疫機能には関係ないけど、なんとなく体に良さそうな成分が入っているから免疫力を高めると表記してしまおう

という商品パッケージの数々があります。

 

実際に免疫機能を高めるようなものは何も含んでないけれど、疲労回復=免疫力を高めるでしょ?という感じです。

 

実際、疲労回復は根拠が乏しくてもパッケージに表記できてしまいます。

つまりは根拠のない疲労回復→根拠のない免疫力を高める

まったく免疫に関連しない商品なのに、それを期待させるようなパッケージを作って販売しているという実情があります。

 

疲労回復と免疫力を高めるはこういった点で購入を避けるべき商品となってしまいます・・・

 

根拠のある商品は?

では、本当に免疫に関連する成分が含まれている商品があるでしょうか?

結論から言うとあります。

 

たとえで言うと、免疫グロブリンA(IgA)という粘膜免疫主役とも言えるものを増やすことが分かっている食品などがあります。

いくつかの乳酸菌にはこの免疫グロブリンAを増やす働きがあることが分かっていて、乳酸菌飲料やヨーグルトなどに使用されています。

こういったものを摂取することで免疫機能を高めるアプローチができる可能性があります。

 

疲労や免疫で難しいのは

摂取しない状態と摂取後について同じ人間の観測ができないことや、数値が化難しい点などがあります。

 

このため、これを摂取すれば免疫機能が高まり、病気になりにくくなります!

というだけの根拠とすることが難しいので、今後もしばらくこういった画期的なフレーズを謡える商品は出てこないでしょう。

 

逆に言うと、現在疲労回復や免疫力向上を記載している商品は疑ってかかり、原材料で本当に効果がありそうなものが含まれているのかまで確認して購入するくらいは必要ですし、それによる劇的な効果はない前提で手に取るくらいでないといけないでしょう。

 

実際、ビタミン○○が免疫機能を高める!とか

この栄養成分が免疫機能を高める!

という情報はあちこちでたくさん見かけますが、免疫に関わるものは非常に多いので、そりゃ体に良さげな成分を食べていれば少しは何かしら良い点はあるんだろうな、という程度の認識でいます。

 

まとめ

免疫は人間の健康を守るために重要な仕組みです。

一方で、なぜか食べものや健康食品、サプリメントの売り文句として定着しつつあります。

 

個人的に最も免疫を高めるという関連で思い浮かぶのは予防接種です。

あれだけ定着したものだと、どの病気に効果的なのかなどはっきりしています。

何にどう良いのかも良く分からない商品の免疫力に踊らされずに、しっかりと口に入れるものは自分で判断していただきたいと思います。