休日にゴロゴロしてしまう理由
休日のお父さんは家でゴロゴロしている
今や休日をアクティブに過ごすお父さんも増えてきましたが、休みの日は一日中家でゴロゴロしている方もまだまだ多くいます。
どうしてせっかくの休日をゴロゴロして終わらせてしまうのかと、小さい頃には疑問でしたが、いざ自分がその立場になると見えてくるもの、感じる事も多くなってきました。
ゴロゴロしたいわけではない
僕自身、一時期休みの日に家でゴロゴロして過ごすことがありました。
しかも、周囲に言われて気が付いていて、自分の感覚としては疲れていて眠い、だるいなどが重なっているので、ゴロゴロしているというよりも「立てない」という感覚に近かったので、自覚せずにゴロゴロするという状態でした。
つまり、どうしようもなく疲れていることが根本的な原因です。
だらけているのではなくて、足りない部分の休養を取っている感覚です。
このため、ゴロゴロするなと言われてもそこから起き上がるには体が重すぎるし眠いし・・・
積極的に動くことができません。
とにかく体がだるい
こういった疲労を抱えた状態だと、とても出かける気にならない、むしろ出かけることがストレスにすら感じる状態になっています。
しかも、休日にゴロゴロすれば回復するかというと、次の日くらいは元気かもしれませんが、長続きしません。
これは慢性的に平日の休養が不足している為です。
せっかくある1日を犠牲にして回復しても、次の日にはその元気は使い果たしてしまうイメージです。
このように休日は怠けていると言うよりも、平日の借金を支払っているという感じです。
疲れているから横になるというのはごくごく自然な行動です。
でも、周囲からは不評を買ってしまう、悲しい現実と向かい合う場面です。
休日ゴロゴロしない為には
さて、ここ数年僕はゴロゴロ休日を脱して、比較的エネルギッシュに過ごすことができています。
子どもとも休日でかけることが苦ではないし、精神的にも良い循環です。
前はちょっとした休日の買い出しですらすごく嫌でした(苦笑)
この最大の理由は睡眠時間を伸ばしたことです。
僕の睡眠時間が十分ではなかった理由は主に2つでした。
- 子どもが寝てからでないと自分の時間がなく、夜寝るのが遅くなる
- 筋トレは早朝に行っているのでトレーニングの日は朝も早くなる
このため、実際に行ったことは
- 自分の時間にやるべきことを厳選
- 筋トレの頻度を減少
特にスマホに取られる時間を減らしました。
スマホで毎日何をするか、何を辞めるかをはっきりさせた結果、SNSなどもチェックするけど書き込むことはほとんどなくなり、そうすると時事的な内容だけ知っておけば良いので、アプリ自体だいぶ減らすことができました。
スマホのゲームですが、こちらは最近面白いのがないことが幸いして、簡単にやめることができました。
片手間にできるものや、みんなでコミュニケーションを取りながらできるものは余暇用にやっても構わないと思っていますが、今のところ良いものがないので、これ幸いと過ごしています。
ゲームはswitchを子どもとの遊びでやる方がメインという感じで、この方が周りから見た場合も健全に見える気がします。
そして筋トレの頻度
筋トレは週に3回だけにしました。
これは早朝から起きないといけない日を減らす目的と、体の回復自体間に合っていないのではないかという仮説を立てて取り組みました。
結果として、体は少しずつ大きくなっているし、疲れは以前ほど溜まらないし、自分に向いている周期になったのではないかと思います。
本当はもっと頻度や強度は高い方が良いのかもしれませんが、僕にはこのくらいが丁度良かったということなのでしょう。
毎日やるわけではないので、その分集中して行う気持ちが出たのも良かったと思います。
取り組みは見直すことも大切
僕の中で、筋トレは早朝ではない時間にやりたいという希望が実はあります。
現在は子どもが起きる前に終わらせる必要がありますが、子どもがもう少し大きくなったなら、仕事が終わった時間などに行いたいと考えています。
早朝の集中力はどうしても日中には劣ると感じる部分があり、睡眠時間の確保とも相まって、時間は変えたいと思っています。
ただ、時間の有効利用という点でも早朝にトレーニングを行うことは有効なので、未来は分からないというところですが・・・
実際年齢を重ねるごとに体力の低下は実感しているので、休養の確保は今後更に重要度を増してくると思います。
こういった自分とその周りの状況を考慮して、睡眠・休養を確保することは年々重要度を増していきます。
意識と実際の差
トレーニングは特にせず、平日は仕事命という人でも休日疲れてゴロゴロすることはあります。
これは自分の中で「このくらいは大丈夫」というイメージと、実際の体の疲労具合が一致していない為に起こります。
自分の中のイメージは若い頃のまま更新されにくいです。
僕は加齢を他の人よりも意識しているつもりですが、それでもまだまだ自分への評価が甘くなっていることに気づくことは多くあります。
なかなか自分の体力の低下は認められないというところなのでしょう。
この誤差を埋めるために、やや過剰とも思える程度の休養が丁度良いです。
注意点
本当に疲れが取れるにはある程度の時間がかかります。
僕は年末年始、GW、お盆にトレーニング自体を1週間休むようにしていますが、これだと気休め程度の疲労の抜け具合で、本当に疲れていると自覚できる場合には更に1週間休むくらいしないと、疲れの抜けた感を得る事ができません。
それまでの疲労という名の借金がそこまで膨れ上がっているということでしょう。
自分を過信せず、油断せずに疲労と付き合っていきましょう。