口内炎に悩む日々
僕も実は口内炎に毎年数回ずつ悩まされる傾向があります。
ビタミン不足が原因とも言われるので、注意はしていますが、もちろん原因は複数あり、詳細についてはまだまだ分かっていない点もあります。
今回はこの口内炎について、簡単に大枠のところを解説していきたいと思います。
口内炎とは
口腔内に起こる炎症を全てひっくるめて口内炎と言います。
実は種類はあるのに、一括りにされています。
口内炎の種類1:アフタ性口内炎
最も一般的な口内炎です。
口腔内の粘膜に直径2~5mmくらいの白い円(薄めでクラゲ的な見た目)ができます。
この円の部分は潰瘍で、円の形に周囲との境目が鮮明なのがポイントです。
これを最初鏡で見た時は、びっくりしました。
何というか・・舌で触って感じる違和感と見た目のギャップがあります。
慣れれば「またか・・」くらいになってしまうのも虚しいものですが。
特徴として、痛みを伴います。
場合によっては醤油すらも浸みるので、食生活に支障がでます。
更に複数個所に同時にできると苦痛が増します。
人によっては頻繁に再発を繰り返し、慢性化することもありますが、基本的には1~2週間で自然に完治するケースが多いものです。
口内炎の種類2:カタル性口内炎
こちらは口の中の粘膜が赤く炎症を起こしたり、ザラザラになったり、場合によっては白くなります。(膿のような感じ)
アフタ性よりも痛みを伴うことが多く、膨れるので、舌で触るとすぐに分かります。
僕の場合はアフタ性の口内炎は軽症で済むことがほとんどなので、慣れてしまい自分で潰すこともできます。
ただ、この方法は消毒や感染の恐れもあるので、他人にはお勧めしてません・・・
口内炎の種類3:その他の口内炎
ヘルペス性やカンジダ性などのように原因となった菌がはっきりとしている場合には、○○性という名称が付きます。
症状はそれぞれ少しずつ異なります。
口内炎になる原因
口内炎は様々な原因で発生します。
代表的なものは次のようなものになります。
口内炎の原因1:口腔内の不衛生
歯磨きが不十分であることなどを原因として、起こることがあります。
口内炎の原因2:ストレス、睡眠不足
精神的・肉体的な疲労も口内炎が起こる原因の一つであると考えられています。
これは疲れによる免疫機能の低下も関連していると思われます。
口内炎の原因3:頬の内側や唇を噛んでしまう
実はこれが僕の口内炎の原因です。
噛み合わせが悪い上に犬歯の尖り具合が凄まじいので、間違って頬の内側を噛んで苦しむことがそれなりにあり、そのうち数回が口内炎につながっています・・・・
最近できた口内炎の原因はガムを噛んでいる時に巻き込んだ部分の発症です。
ガムは意外と無自覚に強い力で噛んでいるものなので、噛みあわせの悪い人はステーキと同じくらいに注意が必要ですよ!
小さい頃の歯の矯正は、口内炎防止の面でもメリットがありますね。
うちの親は僕の歯の矯正をしていなかったことを後悔してますが、あまり後悔されると「そんなに見てくれが悪いのかと落ち込むので、そこそこにしておいて欲しいものです。
高齢の方だと入れ歯を原因として噛みあわせの悪さが出て、それが口内炎に繋がってしまうケースもあるので、歯の問題は本当に一生のものだと思います。
口内炎の原因4:歯磨きのし過ぎ
あまりにも強い力で歯を磨くことで、口腔内の粘膜を傷つけてしまうことで、せっかくの歯磨きが口内炎の原因になってしまうことがあります。
歯磨きは力で解決するものではないし、せっかく磨いているので、それが口内炎の原因になってしまわないようにしたいところです。
口内炎の原因5:唾液が少ない
口腔内の乾燥とも言われますが、唾液は口腔内を清潔に保つ働きがあります。
この唾液が不足することで、口腔内の衛生状態が悪くなり、様々な菌が口腔内で悪さをしやすくなってしまい、口内炎ができやすくなってしまいます。
適切な水分摂取、きちんと食事を行う、何かに集中しすぎて口を開けたままの時間を作らないなど、基本的に口腔内を乾燥させないための生活をすることが重要です。
口内炎の原因6:栄養不足
これは以前から言われていることです。
もちろん栄養が不足すれば免疫機能も低下するし、自然治癒力も低下します。
特に口内炎の時に重要視されるビタミンはビタミンB群となっています。
口内炎の種類と原因 まとめ
今回は口内炎の簡単な説明をしてきました。
軽いものは自然治癒しますが、次のような場合は歯科・口腔外科・耳鼻咽喉科で診断を受けることをお勧めします。
・口内炎が多数同時にできている。
・痛みで食事ができない
・2週間以上経過しても一向に改善しない
・慢性の発生頻度が高い
自分の口内炎がどうしてできるのかなど見えてくると、対応も落ち着いたものになるので、通院して医師に診断してもらうという行為はひとつ良い方法だと思います。
たかが口内炎、でも口の中の違和感は精神的にジワジワとストレスを溜めるものです。
日ごろの対策も重要ですが、酷い時には通院をしてみることは大切です。