骨粗しょう症の原因と対策を考える 散歩と食事で予防

スポンサーリンク

骨粗しょう症とは

骨の密度が低くなってしまい、スカスカになり

骨がもろくなってしまう状態を骨粗しょう症と言います。

骨折の原因となりやすく。

特に高齢になってからの骨折は

動けない→筋力の低下→骨折が治っても筋力不足で歩くことが難しい

という寝たきりのきっかけとなってしまうことから

予防の重要性が以前より言われています。

骨粗しょう症の原因

骨粗しょう症の原因としては

・カルシウム不足

・日に当たる時間が短い

・運動不足

が挙げられます。

カルシウム不足

乳製品、小魚、野菜類から

カルシウムそのものを摂取することはもちろんですが、

このカルシウムの吸収を助けてくれる

マグネシウム

ビタミンD

の確保も大切になります。

乳製品が勧められる理由はカルシウムとマグネシウムのバランスが最も

人体に吸収されやすい比率になって含まれているからです。

(一方で乳製品を嫌う動きもありますが)

乳製品を避けるのであれば、豆・豆製品や藻類にも多く含まれます。

ビタミンDに関しては、人間は体内で

ビタミンDの素を作る事ができるのですが、これをきちんとビタミンDとして

利用するためには、紫外線を体に浴びる必要があります。

このため、日光浴や散歩が推奨されます。

注意点 

日本の夏もだいぶ暑く(熱く)なってきているので、

直射日光には注意してください。

晴れている日は木陰を利用しても充分に紫外線は浴びることができますし、

曇っていても紫外線は地面まで到達しているので、

日に当たると言っても、軽い気持ちで気にし過ぎなくて大丈夫です。

夏はむしろ熱中症の方が怖いくらいです。

最近のサプリメントはカルシウムとマグネシウムの比率などに
こだわりのある商品が増えています。

アメリカではカルシウムの摂取を目的としたサプリメントの摂取を推奨しているので、そういったものを利用するのもひとつの方法です。

運動不足

これは激しい運動をする必要はありませんが、歩くこと等

骨にしっかりと振動を与える事は大切になります。

骨の強度を保つために一定の強度の振動を与える必要があることは

科学的にも立証されています。

このため、車いすの方や、寝たきりの方などは、

特に足の骨、骨密度の数値が悪くなりがちです。

骨粗しょう症予防についてのこういった面からも、

外を歩く散歩は推奨されやすいものになっています。

こんな方は骨粗しょう症に注意

・最近身長が縮んだ

・些細なことで骨折したことがある

・家族に骨粗しょう症の人がいる

・運動や外出の習慣がない

背が縮む理由の一つに骨がもろくなり、潰れてしまうことなどがあります。

これは猫背にも同じことが言えます。

些細なことでの骨折はすでに骨密度が低下している可能性があることが考えられます。

家族に骨粗しょう症の人がいると、同じ食習慣になっている可能性が高いので、

家族もリスクが高くなります。

運動や外出の習慣がないと、

骨に振動が行かないので、もろくなってしまいます。

骨折は生活の質を下げる理由となってしまうので

なるべく骨の健康を保つようにしましょう。