筋トレ基本 筋トレの得意・不得意あるいは効かせるとは

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筋トレの得意不得意

筋トレ基本 筋トレの得意・不得意とは

筋トレ用語という程ではないものの、種目や効かせる部位によって

得意・苦手(不得意)

効かせやすい・効かせにくい

こういった表現を用いることがあります。

この場合の得意・不得意とはどういった状態のことを表現するのでしょうか?

今回はこのあたりについて書いていきます。

筋トレの得意・苦手とは

これは人によって若干のニュアンスの違いがあると思いますが、個人的にはトレーニング効果を得やすい(あるいは得やすいと感じる)かどうかという点になると思います。

例えば僕は胸・上腕二頭筋・上腕三頭筋が得意です。

得意な種目については、それぞれのトレーニングをしている時にはダンベルやバーベルの重さがしっかりと対象となる筋肉に乗っていることが実感できます。

こうなるとそのトレーニングを終えた後に十分なパンプアップを得ることができます。

ベンチプレスをした時であれば胸を痛いくらい使い切って、その後血液が胸に集中することでパンパンになります。

逆に苦手というのはどんな状態かというと

僕は背中が苦手なのですが、背中の筋肉は大きい事もあって、上手く背中を使えている実感をイマイチ持つことができません。

こういった状態を指す場合と

本来背中を鍛えるはずのトレーニングで、肩の後ろ側ばかり疲労してしまったりと、本来のターゲットに刺激を与えることができないことを表す場合があります。

それぞれのトレーニング種目にはターゲットとする筋肉があるのですが、その筋肉に十分に効果を上げられることを得意、あるいは筋肉にしっかりと刺激を入れる事ができる事から「効かせる」という表現がされます。

そして本来のターゲットから逸れてしまう、あるいは十分にターゲットに刺激を与えられない状態を、そのトレーニング(種目)や対象筋肉について不得意や「効かせられない」といった表現をします。

筋トレの不得意・効かせられない理由

効かない理由1:筋トレを正しいフォームで行えていない

これには不勉強で、そもそも正しいフォームの理解が足りない場合の他に、自分の筋力には不釣り合いに重たい重量に挑戦することで、正しいフォームが維持できないことで、本来の目標の筋肉にしっかりと刺激を加えられない場合があります。

効かない理由2:神経系が十分に発達していない

トレーニングも慣れが重要で、動きに慣れてくると神経系が発達して、その動きをスムーズに行うことができるようになります。

全く新しい動きをすると、慣れていないので全身、あるいは余計な部分に力を入れてしまって、上手くトレーニングができないことがあります。

利き腕とは反対の腕でお箸を使うような感じです。

腕どころか背中や足にまで力が入ってしまったりして・・・

筋トレでもある程度の経験は大事という事です。

初心者が最初の頃に一気に持ち上げられる重さが上がるのは、伸びしろが多くて筋力が上がりやすいこともありますが、この神経系の発達も関連性が大きいと言われています。

筋トレの苦手な部位の克服法

扱うウエイトを軽くして、しっかりとしたフォームを身につけつつ、余裕のある状態なので狙っている筋肉だけでしっかりと上げられるように意識して行います。

筋トレをしていると扱える重量を増やしたくなって、軽い重量にすることに対し抵抗がありますが、たまに軽い重量に切り替えてフォームの点検を行うなど行っている人はボディビルダーの方達でも一定数いるようです。

定期メンテナンスといったところでしょうか。

あるいはウエイトを使用せずに自重だけでフォームを意識することで対象の筋肉だけを動かすことを覚える方法もあります。

とはいっても僕はいまだに背中の筋肉だけを意識することが十分ではないのです・・・

道は険しい。

筋トレをやりやすい部位・種目

ベンチプレスのように

胸・肩・腕の筋肉を動員する場合、メインは胸であるべきなのですが、腕などに効きすぎて、胸にしっかりと効果を得られないこともあります。

このように複合的に多種の筋肉を使う種目では、苦手な人はメインターゲットよりもサブターゲットにばかり効いてしまう人がいます。

単関節種目(その筋肉だけ使用する単品種目)である上腕二頭筋などは、反動を利用しないようにだけ気を付けると、ほぼ上腕二頭筋に効かせることができます。

これは動きの中で他の筋肉が関与する余地があまり無い為です。

このように、比較的小さい筋肉である腕や肩を聞かせやすく得意とする人が多い(肩は難しい面も多いですが)一方で、胸や背中という大きい筋肉は動作を行う際に、他の筋肉が動員されるので、メインにしっかり効かせることが難しい面もあります。

注意点 筋トレでのケガ

僕が最近やってしまったことなのですが

肩のトレーニングをした次の日にベンチプレスをする機会があって、その日は調子が良かったこともあって、少し無理をしたところ、肩が悲鳴を上げてしまいました。

なんとかバーベルに潰されずに済みましたが・・・

やはり無理をし過ぎると、フォームが崩れてしまいます。

そしてこの時に気が付いたのは、肩が疲労している状態でベンチプレスだと、肩に加わる刺激がいつもなら問題ないくらいでも耐えられないということ。

流石に胸の種目で、胸をメインに効かせる事が得意だと言っても、肩を「使わない」ということはできないことを悟りました。

種目の組立も重要ですね。

筋トレの得意・不得意 まとめ

得意な種目、これは「効かせることが得意な種目」

苦手な種目、これは「効かせることが苦手な種目」

と、それぞれ言い変えることができると思います。

得意な種目はある程度適当にやっても効果が得られますが、苦手な種目はどれだけ集中しても上手く行かない部分があります。

得意な種目のトレーニングは好きになりますが、何となく苦手な種目はメンタルを削られる部分もあります。

そうなると筋肉の発達具合にも偏りが出てしまうので、苦手な部位の種目数を増やして量でカバーしたりという工夫がされます。

このように誰しもある程度得意、不得意は抱えている物なので、上手に付き合いながら目座右体を作っていきましょう。