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健康・キレイ・かっこいいの基準は人によって違うもの
ダイエットを始めとする食事改善などを行うきっかけの多くは
・健康になるため
・外見を良くするため
こういった理由によるものになります。
健康については一応の定義づけはされていますが、実はみんなの心の中で描かれるものには実は小さくない差があります。
外見については改めて語るまでもないかもしれませんが、人によって好みが異なるので、目指す体つきはそれこそ千差万別となります。
健康の基準について
一般的には心身ともに元気な状態を表します。
ですが、持病のある方であれば、その症状を抑え込めていれば健康ということもできますし。
普段の健康状態の良い人であれば、ちょっとした集中力の欠如でも、体調が悪いと感じる方もいます。
定義はあくまで定義であって、その人にとっての健康と言える状態というのは少なくない差があるということが分かります。
いわゆる「今日は調子が良い」という状態が健康と言い変えることができるものになります。
外見の基準について
こちらはあまり細かく説明しなくても「好みのタイプの違い」という言葉でニュアンスが伝わるかともいます。
やせ型が好きな人もいれば、筋肉でガッチリした体形が好きな人、ポッチャリした方が良いという人などなど
さらに、好きな体形と自分のなりたい体形が必ずしも一致するわけではありません。
好みの外見については「芸能人で誰が好きか?」という質問と同じようなものです。
イケメンが好きな人もいれば、少し3枚目の人が好いという人もいて
体を鍛えている人が好いという人もいれば、ジャニーズのように細身の体形が好きという人もいる。
そこに正解はないわけです。
だからこそ、自分の目指す体形に近づいているかをきちんと評価できるのは自分自身だけと言うこともできます。
他人の評価を気にし過ぎない
誰かに「良くなった」と評価されることはうれしい事であり、モチベーションも高まりますが、どういった体形を目指すべきかという価値観については同じではないので、第三者の評価を気にし過ぎるのも考えものです。
こういった場合の考え方として個人的にお勧めなのは
・褒められるなどのポジティブなものは受け入れる
・自分にとって都合の悪い評価については気にしない
こういった受け取り方をすることで、気分良く健康や外見づくりに取り組むことができます。
食事が関連する体づくりや健康づくりは長期的に継続することこそが重要です。
このため、多少自分の都合の良い感じの考え方をしてでも、続けるということが大切です。
誰かの心ない一言(悪気はないのかも)などで、すべてを水疱に化してしまうのは非常に勿体ない事です。
都合良く聞き分けて上手に自分をコントロールしていきましょう。
健康的な体を作るポイント
では、外見については目指す体によって作り方が大きく異なるので一般的な健康的な体を作るポイントを書いていきます。
① 十分な睡眠
これは30代半ばを過ぎた頃から実感できるようになります。
それまでは若さで誤魔化せるし、誤魔化せているため自分でも何かを感じることは難しくもあります。
睡眠不足によって陥るケースとして
・疲労の蓄積
・集中力の欠如
こういったところが特に実感しやすいものになります。
明らかに睡眠時間の足りない日は集中力が不足し、深い思考がしづらくなります。
仕事ですらこうなので、瞬間的な判断が必要になるスポーツなどを行う際にはさらに重要になります。
睡眠によって疲労は回復します。
1日くらいであれば多少睡眠時間が足りなくても問題ないでしょうが、慢性的に睡眠時間が不足している人は、正確な判断がしづらいこともあって、自分の疲労感にどんどん鈍感になっていってしまい、仕事などで行き詰まってしまうということがあります。
毎日長時間の残業などしている場合には、多少の疲労も溜まっていけば大きな疲労館になり、それが通常化してしまうというマヒ状態に陥ることから
作業効率の悪化→さらなる残業という悪循環にハマりやすくなります。
それでも若いうちは回復力の高さからなんかなりますが、若いうちから自分の体をケアしていたのであれば、健康な体を手に入れることも簡単です。
正常化するまでの時間が圧倒的に短くて済むためです。
②多種類適量の食事
食事についてはそれなりの食品数をそれなりの量(腹八分目)食べることが良いと思います。
栄養士のクセにざっくりだな、と思われるかもしれませんが、勉強すればするほどこれが最適解であることを感じています。
栄養は野菜といっても種類によって含まれるものが若干異なります。
肉も魚も果物も・・・すべて同様です。
つまり栄養の偏らない食事をする最も簡単な方法が様々な食材を食べることです。
食べすぎないようにすることも腹八分目を意識していれば概ね大丈夫です。
高齢になってからはむしろ、摂取する栄養の低下が問題になってきているので、少しがんばって食べる必要のある場合もあります。
健康な人には2種類のタイプがあって
・すごくストイックに、細かいところまでこだわっている人
・特に気を遣っていないけれど健康な人
特に健康に気を遣っていないように見えるのに健康である人はおおむね、こういった大きな括りでのバランスのとり方を無意識に実行している方が多い印象です。
③休養の取り方
こちらは睡眠とは異なり、休日をどのように過ごすのかなどの話になります。
実は1日ごろごろしていてもそんなに体は回復しません。
スポーツをしている方は聞いたことがあるかもしれませんが、軽い運動を行う方が体の回復は早くなります。
試合の次の日にグラウンドを軽く走る姿は野球・サッカー・ラグビーを始めとするスポーツの報道でも流れています。
試合の次の日だからこそ、ダラダラせずに効果的に疲労回復を行う必要があるために実施していますが、こういった行動は僕たちのような一般の人間にも当てはまります。
週末寝て過ごして腰が痛いと思いながら迎える月曜日と、ウォーキングやジョギングを行った後の月曜日では体の倦怠感から集中力まで異なります。
特に人間は寝だめできないので、8時間くらい眠ったら行動することで、十分な睡眠と、運動のバランスを取っていきたいところです。
健康・外見の価値観の違い まとめ
健康の価値は不健康になるまでわかりづらかったり、外見についても悪いと生きていけないというわけではなかったり、始めるきっかけが実は最も高いハードルであったりします。
もし、きっかけがあって健康づくりや外見を良くするための生活を始めることができたのであれば、その大きなハードルを越えることができたということなので、他者に惑わさずに継続してもらえればと思います。