赤身肉は脂肪で太る? カルニチンで痩せる? 飽和脂肪酸の扱いも変わってきました。

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赤身肉は太るの? 痩せるの?

ちょっと前までは、

肉は飽和脂肪酸を多く含むので、

食べ過ぎないようにしましょうというのが

一般的に言われていました。

しかし、一方で、

赤身肉にはL-カルニチンという

脂肪代謝を促す成分を多く含むことも分かって来ました。

はたして赤身肉は痩せるのでしょうか?

太るのでしょうか?

僕の経験と理論上では

僕は運動を趣味にしていることもあって

明らかに一般的よりも多い量の肉を食べるようにしています。

今の所

血液検査や体脂肪率になんら変化はありません。

いたって健康です。

要するにカロリーの収支さえ合っていれば

肉だから=飽和脂肪酸だから太る、脂肪になるということではない

と言えます。

もちろん肉をたくさん食べて寝転がっていたら

いくら脂肪を燃やす成分が入っていても、太ります。

個人的な経験もそうですが

脂肪を摂取したから脂肪が付くのというわけではないのは

最近では一般的になってきました。

糖質も過剰であれば体脂肪に変換して蓄積されます。

脂肪だけが悪い訳ではないと。

L-カルニチンは体脂肪燃焼を促す

ということで、

今度はL-カルニチンについて

これは一時期ブームにもなりましたが、

ジンギスカンに使用するヤギ肉に多く含まれています。

ヤギの肉はちょっと癖があって、人によっては食べられなかったりします。

そういう方は牛肉が良いですよ。

鶏や豚にも含まれますが、100g当たりだと牛肉の半分も摂取できないので。

肉や魚はちょっと・・・という人は

ブロッコリーやアボガドにも含まれます。

アボガドは脂の質も良いので、これも糖質制限におススメの食材です。

脂肪はうまくすればエネルギー源としての利用もできます。

その手助けをL-カルニチンはしてくれます。

更に運動をすることでその働きは真価を発揮します。

これは糖質制限の時に頼れそうですね。

飽和脂肪酸は結局体に良い?悪い?

飽和脂肪酸についても体に良いのか悪いのか

不飽和脂肪酸なら何でも身体に良いのか

頭がゴチャゴチャになりますね。

2016年にアメリカで、

やっぱり飽和脂肪酸は身体に悪いという論文が出ましたが

その後、その情報について追随するような情報はあまりありません。

実際にこの論文は

今まで摂取していたトランス脂肪酸や飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸に置き換えると

健康になれるという内容なのですが。

実はちょっと無理があると感じるところもあります。

飽和脂肪酸は肉や肉の脂だけでなく、

健康成分で話題のココナッツオイルも含まれます

同じように不飽和脂肪酸は原料から異なるものが多くあります。

そのため、

不飽和脂肪酸にすれば安心だよ、

というのは少し厳しく感じます。

実際に不飽和脂肪酸でも

コーン油、大豆油、ひまわり油などの

n-6系不飽和脂肪酸を摂り過ぎると、

心疾患やガンのリスクが高まると言われ、

うつの原因ではないかという論文も最近では

いくつか出てきています。

 n-3系の不飽和脂肪酸は体に良いと考えてまず間違えありません。

結局どんな食品でもリスクがすでにあったり、今後新たに見つかる可能性を考慮すると、バランスよく食べる事が大切ですね。