健康になるためにどうして運動が必要なのか 車に例えて紹介

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車

健康維持・増進するためにどうして運動が必要なのか?

運動を習慣としている人は健康的と言われます。

このように健康と運動がイコールで結ばれるのはどうしてでしょうか?

車に例えると現代人は走行距離が非常に少ない

体と栄養のバランスは車に例えらえることが多くあります。

エネルギーはガソリンでビタミンはエンジンオイルなどのような感じのものです。

この例えに合わせるのであれば、人の食事と運動のバランスは、車であれば走って使用した分のガソリンと給油する分のバランスということなります。

走行して使用した分以上のガソリンを超えて給油してしまう(いわゆる満タン以上)とガソリンタンクからガソリンが漏れて非常に危険です。

人間の体もこのように消費した分のエネルギーを補うことができれば良いわけですが、残念なことに人間には燃料メーターがありませんから、「満タン」が非常に分かりづらいところが車との大きな違いになります。

ちなみに満腹まで食べると小食な方でない限りは基本的にカロリーオーバーになります。

このように人の体はガソリンが溢れる状況を感知しにくい、あるいは分からないままになってしまいがちです。

人間にとってのガソリンが溢れるリスクが肥満であり、そこから派生する生活習慣病になります。

 

更に、現代人は生活が便利になることで、運動量がかなり少なくなっています。

階段を上らなくてもエスカレータがあり、エレベーターがあり。

移動も徒歩より何かに乗っている時間の方が長くなったり。

車で例えると非常に走行距離が少ない、あるいは非常に低燃費な状態であり、ガソリンを消費しにくい状態になっています。

 

ところが、食習慣は昔から変わらず、むしろ飽食の時代などと呼ばれるように食べ物はたくさんあるので、食卓は昔よりも充実しています。

ガソリンを消費していないにも関わらず、ガソリンを大量に補充するという、車で言うなら無駄で危険な行為が行われています。

車の周りにはいつ引火するか分からないガソリンが溜まっていく・・・・

これに火が付くと人は何かしらの病気という感じになると思います。

 

運動量を増やすことで健康的に

この大して走らずに給油ばかりする行為を食い止めるために運動が推奨されています。

ガソリンの量が変わらないなら、溢れないように走行距離を増やしてガソリンタンクに空きを作れば良いというわけです。

入れるガソリンを減らす行為がいわゆる食事制限のダイエットですね。

ただ、食事を制限すると栄養のバランスが乱れて、ガソリンはある程度補充できるけれど、エンジンオイルはずっと入ってこない・・・など、体の故障の原因になり兼ねないリスクをいくつか抱える可能性もあります。

このため、食事量に見合った運動量というバランスを取る考え方もある程度行っていく必要があります。

 

運藤をすることで体の状態を保つ

エネルギー(ガソリン)とのバランスを取る上での運動の重要性をここまで書いてきました。

ここからは他の運動をするメリットについて書いていきます。

例えば、ウォーキングなどのようなそこまで負担の大きくない運動をした場合でも、足の筋肉は最低限維持・増進されます。

足腰が一定以上に弱くなってしまうことが寝たきりなどの原因となるので、ある程度の筋力維持は必要となります。

 

車も足回り(サスペンションなど)がダメになってしまうと満足に走れません。

すごい速さを出す必要はありませんが、日常に問題ないレベルは維持できるようにしておきたいところです。

 

運動をすることでの心肺機能の強化

軽めの運動と言っても運動習慣がない場合よりは心肺機能が強化されます。

心肺機能が高くなると、ある程度体を動かしても息切れしにくい、疲れにくい体になるので、さらに運動量を増やすということも容易にできるようになります。

エンジンの性能が上がるというイメージです。

 

運動を習慣化してできることが広がると、人生も幅も広がります。

F1とまではいかなくても、軽自動車からファミリーカーくらいまではレベルアップできる可能性は誰でも何歳からでもあります。

健康のためと人生を豊かにするために最低限の体の状態維持は大切です。

 

過剰な運動は故障の原因

運動することは大切ですが、いきなり全力ダッシュのようなことをするとケガをしやすくなります。

ガレージでほこりを被っていた車でいきなりアクセルを全開で回せば、壊れるか、異常な発進をするか、そもそも動かないかのいずれかでしょう。

動かない場合はともかく、変な挙動をした場合の多くは事故や故障につながるでしょう。

少しずつ様子を見ながら動かしていくことが大切です。

 

また、痛みなど出る場合は無理をせずに運動の強度を落としたり、通院したりとケアもしっかりと行うことで健康的な運動を行うことができます。

健康になるための運動で無理をして健康を害してしまわないようにしたいところです。

 

健康の維持増進のために運動が必要な理由 まとめ

今回は主に体を車に見立てて、健康と運動の話を書いていきました。

・ガソリンの入ってくる量に合わせた走行距離を維持する必要性

・走行できる状態を維持するために運動習慣を持って機能を高める

主な要点としては上記の2点で事足りると思います。

 

車であれば車検のように状態を見てくれるものがあります。

人間でいうと健康診断や人間ドックなのでしょうが、車程詳細には状態が分かりません。

人間にもガソリンメーターなどがあればもう少し調整もしやすいだろうと思います。

 

そういう面では人の体は車よりも状態が分かりにくいし、少しくらい無理も利いてしまう面があり、運動不足への危機感を感じにくいものとなっています。

自分の状態が激しい運動もこなせるスポーツカーなのか、ガレージでほこりを被ったレトロカーなのか、たまにイメージしてみることも良いのかもしれません。