平均寿命は更に延びるのか、縮むのか?
今回の内容は僕なりの見解なので雑談程度の内容で受け止めてもらえればと思います。
日本人の平成28年度平均寿命が厚生労働省から発表されました。
男性80.98歳、女性が87.14歳
ついに男性も80歳を超えてきました。
この理由についてはもちろん食事に困らなくなった点、医学の発達があります。
反面、少し前から言われていることとして、
今の30~40代は小さい頃から食品添加物まみれの食べ物を食べて、小魚などは食べなくなったので、平均寿命はいずれ下がってくるのではないかという話題もあります。
さて、正直どうなるかの答えは数十年後にならないと分からないのを良い事に大胆に予想していきます(笑)
早速結論ですが
平均寿命はまだ上がる、または横ばいに落ち着いている。
と見ています。
もっと簡単にいうと「簡単には下がらない」という考え方です。
理由としては
ごく幼い年代に死亡してしまうケースについては、今でもかなり少なくなっていますが、医学の発達はまだ進んでいくので、更に少なくなると思います。
そうなると、平均で数字を出すので、底辺の部分の数が少なくなるので、有利(?)になります。
長寿と言われる方については生活環境だけでなく、何かしらの要素が絡んで長く元気でいるのだと思います。
誤解を恐れずに行ってしまえば例外的。
そのため、頂点に当たる部分はそこまで数は変わらないかと思います。
中間層については少し平均値を上げてくるイメージです。
健康に高い意識を持つ方も増えてきています。
本当に添加物が問題になるのであれば、それを摂取せずに、時代の恩恵だけを受ける生活を送ることができる人は、悪い部分の影響は最小限になる事もありますしね。
環境部分の悪化などは少なからずマイナスの影響がありますが、それが特に寿命を短くするような影響があるのかと言えば、出るとしてもまだまだ先の話になるのかと思います。
寿命を延ばしそうな動向
喫煙者の減少
アルコール摂取の減少
これらは若者の嗜好の変化と、景気の悪化による金銭的負担から好まない人が増えています。
体に悪い物を摂取しない方向に傾いているということは大きくプラス収支と考えて良いと思います。
寿命を短くしそうな要素
環境の変化
気温の上昇
食生活の変化
運動不足
食品添加物の摂取
気温の上昇は特に夏場で高齢者の体力を奪う事から、体への負担増加と言う意味では、ひとつの要素となります。
随分気候も変わってきましたね。
10年後の日本の夏は平均気温何度になるでしょうか?
恐ろしい・・・
食生活の変化については、食べ物に困らない反面、偏った食事で生きていけることが悪い方向に出ての生活習慣病などの影響は今後も変わらずあるでしょう。
また、硬い物を食べなくなりつつある習慣が顎を弱くします。
これはうちの子もなのですが、顎が小さくなってしまい、歯がきちんと揃わず、矯正しないといけない可能性が高くなっています。
間引きしないときれいに生えそろわない・・・・
硬い物を食べないので、顎が発達せずに小さくなった影響だと言われています。
小顔ブームに乗っているといえば、そうなのですが・・・
100年後は日本人の骨格ももっと変化しているのかもしれませんね。
これについては、食べ物は柔らかくなる一方だと思うので、実際に困るという場面は少ないとも言えますが。
運動不足については、生活は便利になるばかりなので、動く量はもっと少なくなると思います。
便利ってそういうこと。
これも生活習慣病などの面ではマイナス収支と言えます。
食品添加物などの化学物質を摂取する危険性については
一応安全性が考慮されている点を考慮して、すぐに寿命に直結するようなことはないと思っています。
今後も、実はあの添加物は体に悪かったと淘汰されていく添加物や、新しい添加物の開発を繰り返しながら進んでいくでしょう。
そういう意味でも添加物問題は良くも悪くもイタチごっこと言えるでしょう。
両面から見て
プラスになる部分とマイナスになる部分を見てもらうと。
そこまで、生死に直結する物はないと言っても良いと思います。
劇的な変化はもう100年くらいしないとないのかな、と思っています。
平均値なので、人口の増減の影響もダイレクトには響かないですし。
恐れる未来
実は、平均寿命が縮んでしまう想定のバージョンがあります。
それは、ストレス社会が加速していって
精神的に病んでしまうことでの事故・事件、自殺者が増えるというものです。
すでに一定数いる事から問題視されてはいますが。
このストレスが若年層にも広がりつつあるのではないかという不安をこっそり抱えています。
子供のころから週に7日習い事があって、
小さい頃からスマホを持たされて、SNSに振り回されて・・・
僕の小さい頃なら、そんな苦労はごくごく一部の子供だけでした。
しかも携帯はなかったし。
若い子供の将来を閉ざしてしまう原因が同じ人間であったり、ストレスでない事を願っています。