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簡単栄養補給のゼリー飲料やバータイプ食品について
10秒チャージ系のゼリー飲料やバータイプ食品は非常に便利で手軽ですが、摂取する際には少しだけ注意をして欲しい点があります。
ゼリー飲料やバータイプ食品の注意点
バータイプ食品
バータイプの食品で少し気を付けた方が良い部分として
・糖類オフと記載しつつ、小麦粉でしっかりと糖質入りの商品がある。
砂糖類は使ってないけど、糖質は入っている、ちょっとした言葉のマジックです。
・質の低い脂質を含んでいる。
特にカロリーを上げる目的でトランス脂肪酸であるマーガリンを使っている商品が多いので注意が必要です。
身体に良い食品と思って食べていたら、実は・・・ということにならないような注意は必要です。
ゼリータイプの注意点
ゼリータイプの飲料でたんぱく質を多く含むプロテインのようなものを購入する際にもひとつ注意が必要です。
それはたんぱく質(アミノ酸)の質です。
必須アミノ酸をどれだけ含んでいるのかが大切です。
イソロイシン
ロイシン
メチオニン
トリプトファン
リジン
バリン
ヒスチジン
スレオニン
フェニルアラニン
必須アミノ酸は上記9種類です。
もちろんそれぞれでも価値がありますが、すべて揃ってこそ筋肉を大きくするための働きが大きくなります。
BCAAはバリン・ロイシン・イソロイシンで、必須アミノ酸ですが、それだけで摂取する際には筋肉を大きく・強くするというよりも、血中のアミノ酸濃度を上げることが主な目的となります。
一般的なプロテインはアミノ酸スコア100と呼ばれる、必須アミノ酸すべてを一定以上の量含んだものになっています。
ゼリー飲料のプロテインの中で安価なものになると、必須アミノ酸は含まずに商品には「アミノ酸○○mg配合」と必須ではないアミノ酸のみの量を書いて、効果がありそうな見た目にだけしている物もあります。
信頼できる商品だと、アミノ酸の種類ではなく、ホエイとかホエイたんぱくといった、たんぱく質の形で記載されている物が多いです。
目的としてのエネルギーチャージ
ゼリー飲料やバータイプ食品の主な摂取目的は
食事代わりのエネルギーチャージではないでしょうか。
でも、正直に言って、単品で健康的な食事にはなりにくいです。
食事は食べたけど少しエネルギーが足りない、おにぎりをもう一個食べる時間はちょっとない・・
とか
運動する時間から逆算した時に、食事の時間が前過ぎて、でも今から軽食するにしても消化に時間がかかる・・・
こんな中途半端な状況こそゼリー飲料が輝くタイミング!
そういった理由からゼリー飲料は
食事にかかる時間はほぼ皆無で、消化しにくい脂質系のものはほとんど含まれないので、運動までの時間が比較的短くても消化器官への負担が少なくて済みます。
恐らく、これが本来の日本人サラリーマンやスポーツマンの為に作られた商品の原点ではないでしょうか?
ちなみにバータイプ食品の方は、脂質もそれなりに含んでいるものがほとんどなので、お腹に溜まり、消化に時間がかかりますが、反面、少ない量で多くのカロリーを摂取する事ができます。
商品の特徴をつかむ
バータイプ一例
バータイプの方の(最近がゼリーも出てますね)カロリーメイトはかなり食事に近い栄養が確保できる代わりに、高カロリーになっています。
これは本来の目的が食事代わりになるというコンセプトであるためで、カロリーメイトを食べる場合には、おまけとしてではなくて、メインとして捉えるべき、となります。
スニッカーズは手軽に高カロリーを摂取できること、携帯性の高さをウリにしています。
昔スキーの時などに、ポケットに入れて置いて昼食替わりに食べていました。
食事の時間も惜しい、でも運動しているからお腹は空くしカロリーも必要!
という時のアイテムとしては有効ですが、どちらかというとお菓子の感覚ですね。
ちなみに脂質の多い材料を多く使っているので、水分無しだと食べる事が困難な人もいます。
ゼリー飲料
ゼリー飲料は最近、エネルギー摂取に特化した商品がむしろ少なく、ビタミンやミネラル、商品によってはローヤルゼリーなど、バータイプの食品には含みにくい材料を入れる事で差別化を図っています。
ゼリー飲料やバータイプ食品のまとめ
どの商品を選ぶにしても
それぞれのカロリーがどの程度か?
自分の取り入れたい成分が含まれているか?
自分の取り入れたくないものは入っていないか?
この3点を欠かさずにチェックすることが大切です。