インスリンは血糖値を下げるのに何故悪者か
肥満ホルモンであるインスリンをあまり分泌させないことで、体脂肪を作りにくくすることが要の一つになっています。
ここでは誰のためでもなく、
ただ知らない間に悪者扱いされるようになった
インスリンについて個人的な感情だけで
養護していきます(笑)
インスリンは如何にして悪者になったか?
この理論は最もな一方で、
個人的にはいつの間にか
悪者のように言われてしまうようになった
インスリンが不憫で仕方がありません!
肥満ホルモンって(冒頭で僕も言ってますが・・)
インスリンは血糖値を下げてくれるホルモンです。
人間はいくつものホルモンの働きによって
生命を維持しているわけですが、
その中に血糖値を上げる働きのあるホルモンは多くある(成長ホルモンとか)ものの、血糖値を下げてくれる働きを持つのはインスリンただひとつ、まさにオンリーワンな訳です。
糖尿病の患者の中には
インスリンを注射することで病状を安定させている方もいます。
糖→脂肪に変換すること
この点が現代人には不都合だったということです。
インスリンの本来あるべき姿
理にかなった方法です。
「エネルギーがたくさん必要になったり食事が摂れない環境になった時に備えてエネルギー源として体脂肪を蓄えておこう!」
という健気な姿は人間という種の保存には非常に優れています。
そう、本来は余計な血糖値を下げ、体脂肪まで貯めてくれる
まさにできる奴だったのです!
インスリンにとって厳しかった時代の変化
現在の飽食の時代にマッチしなかったのです・・・
でもこんなに食べ物に困らない時代になったのはごく最近であり人間の歴史からみても短い期間なのです。
言ってみればイレギュラー
でも、
この時代が長く続けば
こっちの方がスタンダードになるかもしれませんが・・
そうなれば人類も糖類に対して強い抵抗性をもつように進化(適応)するんじゃないでしょうか?
アメリカやヨーロッパで元々肉食だった地域では、肥満でも糖尿病に
なりにくというデータがあります。
インスリンの分泌量が多いため、糖の代謝は得意だけれども、体脂肪の合成へ多くなるので、おじさんおばさんは太っている人が多い印象です。
いつか日本人もそういった体質になるでしょうか?
そうなればまたインスリンを取り巻く環境も変わるかもしれません。
最後に
膵臓のランゲルハンス島から分泌されるインスリン
学生時代の僕は
「ランゲルハンスって響きがかっこいい!」と
あっという間にインスリンの虜になったものでした・・
本当に悪いのはインスリンじゃなくて、
糖質を過剰に摂取してしまう意思の弱さだ!
と誰にともなく叫んで今回は終わりにしましょう。