子どものジャンクフードでの肥満が増えている
世界中で肥満に関する様々な調査や集計が行われています。
基本的に肥満は増加傾向。
更に子どもの肥満の増加率が非常に高いことが問題となっています。
でも、日本では娘の学校の子を見ていても、肥満が気になる子はそんなにいないんですよね。
そこで、子どもの肥満が特に増えているのは何処かと調べてみると
アフリカ、南米、中国
最近一気に豊かになった国が並びます。
これらの国と他の国の違いはどこにあるのかと言う点について書いていきます。
急激に豊かになることで変化する食生活
日本も一時期肥満が問題になりました。
現在も食の欧米化なんてことばはありますが、すでに欧米化どころか、多国籍の料理を自由に食べることができる生活が定着したと言えるでしょう。
でも、近年は健康志向の高まりと共に、肥満の人をそこまで見かけなくなりました。
高校生年代でもBMI30以上と言う人はクラスに0~2人くらいという低い水準ではないでしょうか(こちらはデータがないので、個人的な主観です)
生活が潤うことで、食生活も豊かになります。
特に余裕が出てくると脂質、カロリーの高い食品を食べることができるようになります。
そして、貧困な間はデザートは食べられませんが、余裕が出てくればそういったものが食事に追加されてきます。
そういった単純な摂取カロリーの増加も原因の一つです。
子ども年代の肥満の原因はジャンクフード
そして子どもの肥満の原因は何と言ってもジャンクフードです。
ジャンクフードのよる肥満が問題となる特徴として
子どもや親が「ジャンクフードが高カロリー低栄養の食品である」という認識を持っていないなど学習・情報不足であることがあります。
早々に先進国となった国ではこういった情報が一般的になっていること、子どもがテレビを見る時間にCMを自粛する(日本ではやってませんが・・・)などの対策を取っていることなどが功を奏して、単純にファーストフードの食べ過ぎによる肥満は鈍化していたります。
実際に日本では休日にファーストフード店に行列ができていたりはしますが、平日のお昼はそこまで混んでいません。
会社員の方が昼にマクド○ルドで昼食を済ますことは少ない例と言えます。
これには日本人特有の周囲の目を気にするところ、臭いですぐに行ったことがバレてしまう点が合わさっての部分もあると思いますが。
日本の若い世代もこういったお店は好きだし利用もするけれども、一回で注文する量が多くなっている人はあまり見かけません。
ただ、ファーストフードのデメリットなどが情報としてなかったとしたら・・・・
もう少し利用は伸びるのではないでしょうか?
そして、肥満の問題となる地域では実際にそういった状態なのでしょう。
更にファーストフードは他の外食よりも比較的安価であることが多いので、少し貧しい層への影響が強いことがあります。
貧富の差が大きい国ほど、こういった問題での肥満が課題となる背景はこういったところにもあります。
ジャンクフードによる子どもの肥満 まとめ
ジャンクフードは嗜好品である
という感じで理解していると、実はそんなに悪いものではありません。
でも、これを食事代わりとして、しょっちゅうお腹一派になるまで食べると、高カロリーの影響を大きく受けることになります。
世界中の豊かさが一定の水準を超えるまではこういった問題は続いていくのだろうと考えさせられてしまいます。
日本でも起こっている現象として
特に外食では
健康的な食事は高くてカロリーなど控えめ、たくさんの食品を使用している
ジャンクフードは安価で高カロリー、栄養価は低め
こういった価格とカロリーが反比例する例が多く見られます(例外多数)
ヘルシーで栄養価が高いということに価値があるという裏返しでしょうが、なんとなく貧乏性の僕のような人は「高いお金を出したら、カロリーもそれなりに摂取できないと損した気分」なんて思ってしまいますが。
世間のニーズを考えると、健康的な食事の価値が高まっているという意味では悪くないことなのでしょう。
なんとなくまとまりのない文章になってしまいましたが。
日本は適度にジャンクフードのデメリットが周知されていて、食べる人も多くはそれを理解したうえで利用している。
という意味では上手に付き合うことができている国に当たるのではないかと思います。