関節痛に効くサプリメントに含まれるヒアルロン酸の正体は?
ヒアルロン酸はムコ多糖類の一種で、粘性があります。
人体内では、関節だけでなく、脳や皮膚にも存在してます。
関節炎や角結膜上皮障害と言った目に関する治療薬などに利用されています。
化粧品としては保湿成分として使用されています。
保水性があることから、人体の水分維持に貢献しています。
こういった効果から、健康・美容関連の通信販売などで良く聞くフレーズとなっています。
実際の効果の方はどうでしょうか?
サプリメントとしてのヒアルロン酸の効果
飲むサプリメントでは関節痛に効果があるだけの量を摂取することが困難ではないかという見立てもあることから、関節痛への効果については賛否両論というのが現在のところです。
まぁ、全く効果が無いということもなさそうである反面、痛みに悩む人の治療に適しているわけではないといったところでしょう。
ヒアルロン酸の摂取は美容面では効果がある
反面、効果があると実証されているものに皮膚の水分増加があります。
手荒れの気になる方や、肌に水分がなくなって困っている方、僕のように乾燥肌で悩んでいる人には効果が期待されます。
みずみずしい肌を目指すことはできるようです。
効果としては健康面での部分よりも美容の方でクローズアップされる成分、というのが現在証明されている範囲での立ち位置ではないでしょうか。
その効果を考慮すると、肌の水分を逃さないという点も考えて、直接必要な個所にヒアルロン酸を塗ることができる商品は説得力があると言えます。
最近は美容整形の部門でもシワを無くすためなどにヒアルロン酸が使用されるようになってきました。
そういった方面では、手軽に家でも実感できるこんな商品もあります。
シートのチクチクがしっかり肌の奥までヒアルロン酸を運んでくれる商品です。
以前はコラーゲンでしたが、コラーゲンも食べるものとして安全性は高いのですが、たんぱく質なので、アレルギーを起こす可能性がないわけではない、ヒアルロン酸はたんぱく質ではないのでアレルギーを起こす可能性が更に低いことから使用される機会が増えつつあります。
僕はしたことないですが、フットサル仲間は膝に水が溜まると水を抜いてヒアルロン酸入れてるそうです。(もちろん病院で)
顔に入れるくらいなら膝くらいどうということはない気がします。
ヒアルロン酸を経口摂取する事への安全性
ヒアルロン酸は厚生労働省から食品添加物として認められているので、安全性は比較的保障されています。
と、思いきや研究している場所が変わると、万が一のことを踏まえると妊婦さんは避けた方が良いなんて言っている所もあります。
一応安全という事で良さそうですが、まだ分からない部分もあるということですかね。
ちなみに、すでに食品展開は始まっていて、ヒアルロン酸自体に保水性があり、まとまりやすいことから、ジェル状の食品としての展開が期待されます。
ヒアルロン酸を摂取できる食べ物は?
保水性のある体は人間だけはありませんので、肉を食べる事でヒアルロン酸は摂取できます。
コラーゲンも同様に含まれているので、肉類は避けずに食べたいところです。
特に多く含まれるのは
軟骨、鶏手羽、豚足と、肉で言うと、コラーゲンを摂取するために食べる部分には大体含まれています。
魚では鮭やカレイ、ふかひれ。
他では山芋、オクラ、納豆、もずくといったネバネバ食品たちに含まれます。
普段からこういった食品を積極的に摂取することで、健康的できれいな体を目指しても良いと思います。