細マッチョは筋肉の量は関係なく脂肪が少ない締まった体のこと
一時期、細身でカッコいい芸能人やモデル(主に男性)を細マッチョと呼ぶことがありました。
この代表格はジャニーズジュニアに当たります。
彼らは華奢とも言える細い体に脂肪はあまりなく、腹筋は割れているという非常にスマートな体をしています。
恐らくこういった体型を一言でインパクトのある言葉に置き換えたものが細マッチョというものだったのだと予想できます。
個人的には「スマートな体型」くらいの表現でも全く問題ないと思うのですが、彼らはダンスなどのトレーニングもかなり行っているので、「運動をしている上で腹筋も割れている、それでいて細い」を要約したかったのかもしれません。
ただ細いだけではないと。
では、具体的に細マッチョの体はどのように構成されているのかは下記のようになります。
- 体脂肪は少なめ
- 筋肉の量は実は関係ない
細マッチョの体脂肪は少なめ
まず、体脂肪は少ないことが重要です。
基本となる「細い」の部分が守られなくなってしまうので。
個人差がありますが体脂肪率20%以下は必須、成長期の場合はテレビで見る限り体脂肪率10%前後の人も多いと見受けます。
体脂肪率が低くなると、脂肪自体が少ないのでお腹周りに余計な脂肪が無く、腹筋の筋肉自体が少なくてもシックスパックが浮き上がります。
僕も学生時代は体脂肪率10%あるかないかでしたが、運動をしていない時期でも腹筋はしっかりと割れていました。
「すごい腹筋だね」と言われることもありましたが、腹筋を鍛えていないので少し罪悪感があったことを覚えています(笑)」
このように、体の細さと腹筋の割れ具合は比例するので、体脂肪が少ないということは重要です。
細マッチョに筋肉量は関係ない
恐らく細マッチョのマッチョは腹筋が割れていることを表していると思われます。
筋肉をつけて体の表面積が大きくなってしまえば大事な要素である「細」が失われてしまいます。
総合すると筋肉はあまり関係なく、細身で腹筋が割れている、更に細すぎないというのが細マッチョの大まかな定義と言えるでしょう。
細マッチョになる方法
では、こういった細マッチョになるためにはどんな方法があるでしょうか?
筋トレは必要ない
ここまで書いてきた通り、筋トレは基本的に必要ありません。
筋トレをしたい場合には重さは控えめにして、回数を多くするという筋持久力を高めるトレーニングが、筋肉をあまり肥大せずに引き締まった細身の体を作るので、そういったトレーニングを行いましょう。
有酸素運動が効果大
体脂肪が少ない事は大事な要素なので、脂肪燃焼効果のある有酸素運動は非常に効果的です。
ジャニーズジュニアに細マッチョが多い理由の一つにダンストレーニングなど、有酸素に当たる運動が多く行われているということもあると思います。
ダンスは無酸素の部分もありますが、自分の体重を支えての運動なので、上記の筋持久力のトレーニングとも重なる部分があり、より効果的に細マッチョな体を作り上げられるでしょう。
食事は太らなければOK
食事については体脂肪を増やさないことが大事ですが、成長期の方が対象の場合にはトレーニングをしていれば太る心配は少ないので、むしろガリガリになり過ぎないように一定量以上に食べるということが大事になります。
まとめ
細マッチョという言葉自体は一過性のものでしたが、その体型については今でも人気があります。
日本ではむしろ筋肉量が多いよりも、多少中性的な人が好まれる傾向もあります。(もちろん個人差はありますが、ジャニーズジュニアの驚異的な人気が続いているのはこういった嗜好にも支えられてのことだと思います)
特に成長期前や成長期中は重たいものを持ってのトレーニングが成長を妨げたり、関節へのダメージで思わぬケガにもつながるので、こういったタイミングでは細マッチョを目指してみるなんていうこともアリだと思います。
分かりやすいところでジャニーズジュニアさんを話題にしましたが、最近は女性でも引き締まった体を目指す方が増えてきています。
こういった背景から細マッチョという表現が合わなくなってきたのかもしれません。
もう少しすると、それらにマッチした新しい言葉が現れるかもしれないですね。