子供の肥満対策は親への指導が必要

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子供の肥満防止は親への指導がカギ

子供の肥満対策は子供への学習ではなく親が鍵

小学校では食育という題目で、食べ物や食事のバランスについて学びます。

うちの子は保育園からこういった指導がありました。

指導する側もすごく熱意があって、こういった取り組みは非常に好意的に思います。

ただ、これが子供の肥満解消などに一役買えるかというと、なかなか難しい事が分かっています。

子供への指導は家庭に還元されにくい

海外でもこういったケースは研究対象としてたくさんあるのですが、こういった教育を受けたグループとそうでないグループの間に有意な差はほとんど出ていません。

この理由について言及しているものはそれほどないのですが、個人的には

「いくら子供が正しい知識を持っていても、家族が食べるものを決めるのは親である」

この現実から目を背けるわけにはいかないと思います。

子供への指導が効果を得ない実例

家の夕食に野菜がなかったので、子供が「野菜も食べないとダメだって教わったよ」と言っても「今は野菜が高いからまた今度」と言われてしまったら子供は無力です。

家の都合もあるのでなんとも言えませんが、親が正しい知識を持つことが、その子の栄養状態の改善に欠かす事の出来ない要素となります。

親への指導にも困難さ

では、学校などで、健康・栄養について細かく情報発信して親に働きかければ結果が出るのではないか?

というと、それほど差が出ないということもいくつかの研究結果から出ています。

こちらについての個人的な考察は

健康について発信された情報に興味を持ってくれるのは、元々そういったことに興味関心を持っていた親ばかりで、本当に響いて欲しい子供の健康状態に課題の有る家庭の親には実はほとんど情報が届いていないという現状があります。

実はこの問題は僕のように施設で働くと、良くある悩みであったりします。

情報を提供して、それに対し質問をしてくるのは、とても健康的な状態を維持できている家庭ばかりです。

興味が薄いから健康面で課題を抱え、関心があまりないので、改善の必要性を感じることが難しい。

一筋縄でいかないことが研究の結果などからも見て取ることができます。

子供の肥満対策と親への指導 まとめ

栄養相談・指導が比較的簡単なケースは問題を抱えている本人が、自分の意思で「なんとか改善したい」と相談に来るケースです。

もちろんそれでも途中で挫折する方はいますが、続きやすい、改善しやすいのは確かです。

これは問題点を改善する必要を本人が感じているからこそのものです。

そういう面では子供の肥満や健康状態についての課題は根深い問題と言えます。

でも、長期的に見れば食育などは必要で大切なものだと思います。

短期的に小学校年代で問題が解決されなかったとしても、その子達が食べるものを選べるようになる時までのスパンで継続することで、少しずつ成果は出る(出て欲しい)と思います。