肥満はどんな点がデメリットなのか? 

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肥満女性

人はいつでも痩せたいと思っている【肥満の問題点】

ダイエットがいつでも流行しているように

肥満状態を脱したいという思いや太りたくないという願いは人が常に持っているものです。

今回は太ることのデメリットについて書いていくことで、痩せることの意味などを考えていきたいと思います。

肥満とは?

この太る、太っているという状態の定義についてはかなり乱れていると感じる部分です。

Wikipediaでは

正常な状態に比べて体重が多い状況、あるいは体脂肪が過剰に蓄積した状況

と記載してあります。

個人的には健康的な体型を超えた状態、疾病のリスクなどが高い状態と捉えていますが、とにかく体重は少ない方が良いという過剰な捉え方をしている人も少なくありません。

太り過ぎ同様に痩せすぎも疾病のリスクを高めるなどのデメリットがありますので、過剰になり過ぎないことが大切です。

肥満のデメリット

では、具体的に太っているとどの様なデメリットがあるのでしょうか?

肥満のデメリット ①疾病のリスクが高まる

生活習慣病を代表とした様々な疾病のリスクに肥満が挙げられています。

理由としてはこれから下記に書いていく要素が重なり合って不健康になることがあります。

肥満のデメリット ②見た目が良くない

特に女性がダイエットをする理由ではないかと思います。

肥満は体の輪郭そのものが大きくなるので、外見上の特徴として捉えられやすくなると共に、体の線が出る洋服が似合わなくなるなど、着る物についても制限がかかったり、コンプレックスから自分で制限してしまいます。

肥満のデメリット ③動きづらい

特に過剰な体脂肪がついている場合には、体に余分な重りをつけているようなものなので、動くこと自体がおっくうになってしまい、運動量が落ちてしまいがちです。

運動(消費カロリー)の不足が肥満の原因である場合には、更に運動量が落ちるという悪循環に陥ってしまい、体重が増え続けやすくなります。

肥満のデメリット ④ケガのリスク向上

体重が増えて体が重くなってしまえば、関節などにかかる負担も大きくなります。

立ち上がる際の膝や腰への負担か大きく、痛みに繋がりやすくなります。

こういった痛みが出てくると、痛みが出ない範囲での動きになりがちで、他の部位への過剰な負担により、他の部分まで痛めたり、そもそも動くと痛いので、運動量が落ちてしまうといった面でも困りものです。

上記は見た目以外健康面に直結する内容となっています。

このため、肥満=不健康であるというイメージがついてしまっています。

筋肉がいくらあっても、脂肪が多いことは病気につながる

ちなみに筋肉がいくらあっても、体脂肪がたくさんついていると生活習慣病を始めとした病気にかかりやすくなります。

分かりやすい所では相撲取りは、筋肉もすごくついていますが、何しろ体脂肪もすごいので、引退後は糖尿病などに困りながら生活する人がかなりの割合になっています。

最近ではこういった背景から力士も筋トレをして、できるだけ筋肉で体重を増やすという考え方にシフトしてきています。

このように、昔運動していて筋肉に自信があるという人も、体脂肪率などについては気を付ける必要があります。

アメリカなどでは肥満に対し社会的に厳しい視線も

日本ではまだ肥満の方が、就職などで困ることはありませんが、アメリカなど一部の国では少し影響が出はじめています。

肥満の方は一部病気などで、太ってしまっている方を除けば、生活の不摂生が原因の場合が多いことが特徴です。

食べる量をコントロールできず、運動量もそれに見合った分確保できていない。

これを自身の体のマネジメントができていないと判断して

自分の体や生活のマネジメントのできない人が、仕事や部下など他人のマネジメントができるはずがないという判断をする大手企業も出ているそうです。

表向きに発表すると差別と言われかねないものですが・・・

個人的には肥満と仕事が直結するかは疑問もあります。

ガリガリの人はむしろ神経質過ぎて、自分に厳しい反面他人にも同様のレベルを求めたりして、周囲と軋轢を作ってしまうこともありますから。

ただ、日本でも肥満傾向の人は、

「痩せた方が良いよ」など周囲から言われる機会も増えてきたようです。

これは努力が足りないという遠回しな表現にも聞こえますから、アメリカのような方向性になってきているとも考えられます。

今後は肥満のデメリットに

周囲の目が厳しいという項目も足される日が来るかもしれません。

ちなみにうちの実家は昔から太ることに厳しく、妹が思春期にふっくらした時には、散々に言われていました・・・・

肥満のデメリット まとめ

今回は肥満の何が悪いのかについて書いていきました。

生活習慣病になるから、というのは一般的な答えではありますが、その代表である糖尿病や血管疾患の末路の悲惨さなどはまだまだ知られていない部分もあると思います。

僕は親族が肥満からの糖尿病でかなり衝撃的な最期を迎えているので、そうならないようにという無意識のストッパーを持っていますが、こういったものが周りにも共有できたら良いとは考えています。

そして関節の痛みから動けなくなって寝たきりになる事もあります。

致命的なことにつながるという点でも肥満はできるだけ改善していただければと思います。