ハイヒールはふくらはぎを酷使する 普段履きしない方が良い理由

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ハイヒールが体に良くないと言われるわけ

以前は大人の女性の代名詞のように言われていたハイヒールですが、最近はすっかりオフィシャルな場・スペシャルな場で履く靴として体千葉に落ち着いてきました。

この背景には健康に関する課題などが見られています。

今回はこのハイヒールを履くことで体にどのような影響が出るのかという点について書いていきます。

ハイヒールを履くメリット

ハイヒールと言えば、

・背が高く見える

・足が長く見える

・足が細く見える

このような外見上のメリットが挙げられています。

このため昔はオシャレな方々がたくさん履いていたのですが、セレブな層の人たちが健康上(後述)のデメリットや、オンとオフの使い分けなどを柔軟にするようになってからは、一般的にも履く方が少なくなってきています。

日本人女性も身長の高い方が増えてきたので、こういった面での影響や男女間でのあらゆる差に敏感になっている世論の背景などもあるかもしれません。

ハイヒールを履くことのデメリット

ハイヒールのデメリット1:腰痛の原因になる

ハイヒールは常につま先立をしている姿勢になってしまいます。

つま先側に体重が乗った状態では、本来前傾姿勢になるが、それだとバランスが取れないので、自然と腰を後傾させることになります。

このため、腰に負担をかけ腰痛になり易くなってしまいます。

ハイヒールのデメリット2:転倒しやすくなる

単純につま先立ちで歩くことはバランスの悪さにつながるので、歩行時の転倒しやすさが顕著に高くなります。

ハイヒールのデメリット3:アキレス腱とふくらはぎに負担がかかる

本来ふくらはぎは歩くなどの動作によってポンプの働きをして、心臓から送られてきた血液を上半身に再び送り上げる働きがあります。

ところが、ふくらはぎが常に収縮している状態ではポンプの働きが弱くなってしまうので、血流が滞ります。

このため、基礎代謝が下がることでの冷え性や血流が悪くなることでの肩こりなど、体に様々な影響を与えます。

この他にも筋肉や骨格に影響を与えるため、足の形が曲がってしまいO脚などの原因となることも分かっているので、健康面と外見的なデメリットも併せて履く機会が限られるようになってきました。

現在のハイヒールの在り方

主にスペシャルな場で履くというように機会が限定的になってきています。

その際にも主な移動は車で行う前提にするなど、ハイヒールを使用して歩行することを限りなく少なくする工夫を行っての使用となっています。

美しさの中に「健康的」を求めるようになってきた現代の影響もあります。

ハイヒールと健康 まとめ

ハイヒールはふくらはぎなどを締め付け、ポンプ機能に悪影響を及ぼす面があります。

血流が悪くなると、酸素は血液と共に体全体に配られるため、体は酸欠の状態に陥ります。

このため、一時期ハイヒールは履くタバコと揶揄された時期もありました。

ですが、スペシャルな場では現在も使用されているとおり、その価値を失ったわけではありません。

しっかりと使い分けをしたり、使用する際には座るタイミングを作ってふくらはぎをほぐすなどを行うことで、その影響を少なくすることが出来ます。

ドレスコードによっては座ることすら困難ですが・・・・

上手に付き合っていきましょう。