ダイエット時に避けるべき食品の概要
基本的にダイエット時に避けるべき食品は
・高カロリーである食品
・糖質と脂質を共に多く含む食品
このどちらかの要素あるいは両方を持っているものになります。
ある程度カロリーはあるものの、栄養価の高い食品については有効度も高いことから今回は外しています。
これはダイエットの基本が摂取カロリーが消費カロリーよりも小さくなるようにすることにあるためです。
詳細については以下のページに記載しています。
具体的に避けるべきダイエットの天敵
基本的に糖質と脂質を両方多く含めば、食品自体のカロリーも高いものになります。
①揚げ物
揚げ物は衣やつなぎにパン粉、片栗粉、小麦粉など、糖質を利用します。
それを油で揚げるので、カロリーが高くなります。
食品中の水分が油に置き換わるため美味しくなるのですが、それは大量の油を摂取しているという意味にもなってしまいます。
肉や魚介を揚げたものはまだ良い(まだ、という意味を強調)ですが、芋類など、炭水化物を揚げてしまうと一気に高糖質、高脂質になるので、太りやすい食材になります。
どうしても揚げ物、という場合にはたんぱく源を揚げているものにしましょう。
芋を揚げる代表格にポテトチップスとフライドポテトがあります。
②ラーメン
全部のラーメンというわけではないのですが
基本的に麺類は糖質です。
そして行列のお店は基本的に油と脂がどちらも多く使用されています。
このため、カロリーのすごく高いラーメンが存在します。
男性に人気のお店は大体この傾向が強いです。
昔ながらの中華そば風の物であればスープに油が少ないので、カロリーが低く、脂質も少ないこともあります。
この場合はそんなに気にしなくても良いですが、
麺類の難点として、具材を意識的に多くしないと栄養的に摂取できるものが少ないということがあります。
最近は野菜多めを売りにしているところも多いですが、「ほとんどもやし」がほとんどで、本当はもっと種類を摂取したいものです。
これに油をたっぷり使用した炭水化物のチャーハンを頼んだら、それはもうゴールデンコンビ(悪い意味)となります。
③パンケーキ
女性に人気のパンケーキ
パンケーキは粉ものなので基本糖質です。
そこに最近は生クリーム等の高脂質のものを乗せます。
こうするとカロリーも高くなるし、糖質も脂質もかなりの量を摂取することになります。
見た目はかわいいですが、中身は怖い
男性の天敵がラーメンなら女性はパンケーキという印象です。
少し果物などが乗っていても、それはラーメンで言うところのもやしくらいの感覚です。
見た目はだいぶ違いますが・・・
④スナック菓子
スナック菓子はポテトチップスを代表としたお菓子です。
基本的に
芋・トウモロコシなど、穀物(糖質)を油でサクッと揚げているので、食感の軽さと異なり、重たいカロリーと糖質、脂質のコラボレーションとなります。
1袋食べたら少なくともごはん茶碗1杯分のカロリーは覚悟しなければいけないくらいです。
さらに問題点として、味付けがややしょっぱいのです!
これの何が問題かというと、しょっぱいおかずがあるとごはんが進みます。
しょっぱいものは食欲を増進させてしまう面があるためです。
さらに×2
しょっぱいので、飲み物が欲しくなります
これに甘い飲料など組み合わせたら、それこそダイエットは成功できなくなってしまうでしょう。
スナック菓子についての別記事はこちら
⑤クッキー、ビスケットなどの焼き菓子
焼いているから安心・・・なんて都合の良いことは無く。
そもそもの材料が大量の小麦粉とバターという時点で高カロリーにして、糖質と脂質の両方が多いことが決定事項となっています。
⑥ケーキ
これはスナック菓子と同じくらい有名なところではないでしょうか?
ケーキのスポンジは小麦粉、クリームやチョコレートは脂質と糖質、更にバターも使われます。
太らない要素を見つける事ができないと言えます。
その分美味しいのですが・・・
⑦ファーストフード
ハンバーガーが単品で悪いという意味ではありません。
確かに野菜などほとんど摂取できないので、問題はありますが。
例えばフライドポテトに砂糖入りの飲料。
フライドポテトって、切り方を変えたポテトチップスと言っても過言ではありません。
それ自体のカロリーもありますが、塩気によって食欲が増しつつ、飲み物が欲しくなります。
男性はハンバーガー1個、ポテト1個、飲み物で足りるでしょうか?
足りないですよね。
合わせ技で高カロリーそしてビタミンやミネラルが少ししか摂取できないという側面から「ジャンクフード」と呼ばれてしまいます。
⑧チョコレート
チョコレートは裏に書いてあるカロリー表示を見るだけで説得力があると思います。
原料のカカオは元々脂質が多いという特徴があります。(ポリフェノールも含みますが)
そして、本来のカカオには全く甘みがありません。
あの甘さはすべて砂糖です。
凄い量が入っているのです。
カカオ分〇〇%という商品は全体に対するカカオの割合なので、この数字が大きいほどカカオが多くて砂糖が少ないという事になりますから、チョコレートを購入する際には、カカオ分の多いものがお勧めです。
86%以上については食べにくいので避ける事を推奨しますが。
チョコレートについてはこちらの記事も参照ください。
>>>チョコレートの選び方はカカオと糖質等の原材料を確認して
ダイエットの天敵は高カロリーの間食
ラーメンやファーストフード、パンケーキについては食事とする場合もあるでしょう。
この場合には、「ちょっとカロリーの割に栄養価の低い食事をしてしまった」という考え方でも良いと思います。
問題はその他の間食として手軽に食べてしまう高カロリーの間食達になります。
これらにもビタミンやミネラルなど期待できません。
その上、カロリーばかり高くなります。
そして、間食には砂糖入り飲料が欲しくなります。
間食すべてがいけないわけではありませんが。
食事以外に摂取するカロリーが食事と同等やそれ以上になってしまうと、いくら食事に気を付けても痩せることは困難です。
上手に間食のコントロールをしていきましょう。
ダイエット時に避けるべき食品まとめ
実際に絶対に食べちゃダメ、というつもりはなかったりします。
人間「絶対にダメ」となるほど我慢できないし、その人の人生からその食べ物を無くしてしまうことが豊かな人生を送るためのダイエットと相反する場合もあるためです。
カロリーはコントロールすることができます。
高カロリーの間食を食べてしまったら次の日は間食をしないなど、広い視野でバランスを取る事が重要で、「チョコレートを食べてしまった・・・」なんて一時の事で絶望する必要はありません。
継続して続けられる食生活を身につけていきましょう。