ピロリ菌発見と胃カメラ体験について
実は昨年まで僕の胃には30年以上
ピロリ菌が借り暮らしをしていました・・
正直自覚症状は
たまに胃が痛くなるくらいしかなく
それだって、他の人がどんなものか知る由もないので
「みんなこんなものだろう」
「ストレス溜まると胃が痛いとみんな言ってるし」
くらいの感覚でした。
今はピロリ菌の除去もすっかり終わったので
その経緯を書いていきたいと思います。
ピロリ菌感染発覚
分かったのは
職場の健康診断でした。
バリウムを飲んだのですが
昨年初めて検査結果に
「ピロリ菌感染疑い」という文字が載っていました。
健診してくれるところがあまり胃カメラの評判が良くないので、ずっと逃げてきましたが、これを機に(他の病院で!)胃カメラを飲んでみる機会としては良いかもしれないと考えて、
寝ている間に胃カメラをしてくれる病院をネットで探しました。
痛いのはともかく、
オエオエなると聞くと
楽に済ませたくなってしまいます。
怖がりです(笑)
内視鏡をする病院に通院して話を聞く
寝たまま胃カメラをしてもらえる病院が案外近くにあったので、まず通院して説明を聞く
興味もあったので、色々質問をしてみました。
うるさい患者だったかもしれません(笑)
そこで何となく分かったことは
・バリウムの検査でピロリ菌の疑いが分かるのは珍しい
・バリウムではピロリ菌がいるかどうかは確定できない
・鼻からのカメラだと、カメラが小さくなってしまうので、精度が少し下がる
・胃カメラだと、色々出来る事がある
・これらの理由から、やはり検査は胃カメラ推奨
・胃カメラに関してはピロリ菌がいれば保険適応
・胃カメラでピロリ菌がいると確定しないと抗生物質は出せない
・寝ている間に終わる検査については、点滴で眠っている間にすべてが終わる検査
大まかにこんな感じでした。
そして事前に血液検査などを行い問題なかったので、当日の検査へ
胃カメラ当日
初胃カメラに緊張しつつ、通院
午前中休みをもらって、朝一番の時間を予約。
①まず、楽な格好に着替え
②ロッカーに荷物を預ける
③胃カメラ前に看護師さんともろもろ確認
④診察台に乗ったら医師から説明
⑤点滴を打って、眠る
⑥起きる
⑦胃カメラの結果を聞いたらお終い
⑤から⑥がザックリとした感じになっているのは
正直医師から「これから眠くなりますよ」と言われて、5秒もしないうちに眠ったせいです。
これから口を固定しようとするところまでは意識があった気がしますが。
「さすがに寝るの早すぎない?」と思われたかもしれません。
それともみんなこんなスピードで眠ってしまうのか・・・
そして気が付いたら別部屋のベッドにいて、看護師さんに優しく起こされました。
起きた時の感想としては
あと5~6時間は眠れる感じの眠さが残ったまま
頭もボーっとしています。
それにしても喉にもまったく違和感がない
「今日は訳あって検査しませんでした」と言われたら信じるレベルです。
すごい。
むしろみんなが苦しんでいる胃カメラってどんなだ?
と思ってしまいました。
医師から胃カメラの検査結果
検査結果を聞くにしても頭ボーっとしているから
話は半分くらいしか入って来ません(笑)
取りあえずピロリ菌に感染しているのは確定
おかげで胃が真っ赤
抗生物質が出るので、それを飲み切ってピロリ菌がいなくなったか、後日確認
眠り足りないと思いつつも病院を後にしました。
ピロリ菌撃退へ
抗生物質をきちんと決められた時間に飲む生活を2週間送り、再度通院
今回の検査は呼気だけで分かる方法
紙袋っぽいものに薬を飲んでから息を吹き込むだけ、簡単。
結果的にはピロリ菌はいなくなったとのこと
ただし、恐らくピロリ菌に30年程度感染していたと考えられ、胃の状態を見ると
ピロリ菌がいなくなったから胃がんのリスクはないというわけではないとのこと。
しばらくは1年に1回の胃カメラ検査を勧められました。
次回には胃が正常なピンク色になるんではないかとの事
正直こんなに簡単ならいくらでも胃カメラ飲みますよ!
という気分です。
そして次は仕事を1日休んで、検査後眠い状態で家にすぐ向かって、更に眠り続けるという贅沢(暴挙)に出ようと思っています。
追記
次の年の検査で、だいぶ良くなっていることでした!
帰って眠れると思ったら、案外眠れなかったのは意外でした。
胃カメラ体験記のまとめ
とりあえず、何が言いたいかというと
胃カメラは眠って受けられる病院を探そう!
ということ
胃カメラの苦しい時代は終わったのです(苦しいの受けたことないけど)
そしてできれば20歳までに検査受けて欲しいそうです。
ピロリ菌は小さい頃に感染するもので、
胃にいる期間が長いほど胃ガンのリスクが高まるそうで、
早めに駆除するに越したことはないそうです。
別にピロリ菌なんて退治しなくても、という人もいましたが
僕の感想としては
胃のキリキリすることなど自体が無くなったので、
感染している人は駆除すべきだと思います。
おかげで大好きなコーヒーをいくら飲んでも大丈夫な体にもなりました。
昔は飲み過ぎると、胃が・・となっていましたが。
生活の質の向上と
もしも胃ガンになってしまった時に
「なぜピロリ菌を退治しておかなかったのか」と後悔することを考えれば、
費用対効果含め、やっておくにこしたことはないと個人的には思っています。
それにしても30年も同居していたとはゾッとしますね。