夏の熱中症対策に岩塩を持ち歩くという選択

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熱中症予防に岩塩

夏の熱中症対策に岩塩が便利

僕はフットサルを週に2~3回行っています。

体育館が主な活動場所なのですが、まだまだエアコンが完備されている施設は少なくて、夏場は蒸し風呂のようになります。

そんな中で怖いのが熱中症になりますが、その対策として僕は岩塩を持ち歩いています。

今回はこの岩塩とスポーツの相性の良さを書いていきます。

岩塩は持ち歩くことを考慮しての選択を

僕はちょっと良いスーパーで売っている岩塩を購入していますが。

商品を選択する際には、粒がある程度大きいまま取り出せるものを選んでいます。

そしてビンなどに入っている物だと運びやすくて楽ちんです。

商品によってはミルのようになっているものが多いですが、逆側を取り外して詰め替えができるようなものだと、逆から大きめの粒を1粒2粒ほど取り出して、そのまま口に放り込めるので非常に重宝します。

テーブル食塩だと、口に入れる前にこぼれたり、手に取るとべた付いたりと、ちょっと外で使用するには使いずらい面があります。

成分的にも岩塩が優れる

基本的にはナトリウムの欠乏がもっとも怖いので、普通の塩でも良いのですが。

①汗として失われるミネラルはナトリウムだけではないこと。

②水分補給によって体内のミネラル濃度が薄まってしまいがちであること。

この2点を考慮すると、ミネラル分の豊富な岩塩で、塩分とその他ミネラルを補給する方が、食塩でナトリウムのみを補給するよりも熱中症予防という観点からも有効です。

手間とお金をかけることができるのであれば、小さなおろし金と大きい岩塩を持っていくというのは持ち運びなど不便ではありますが、効果としては最大限と言えますし、実際夏の登山のお供として持っていく登山家の方もいます。

岩塩摂取のタイミング

汗の量にもよるので、実はどのくらいの時間を開けてどの程度の量を補給するべきかは判断の難しい所です。

塩分については摂りすぎも問題となるので、基準値が決めにくいという点もあるかと思います。

そこで、実際に僕が行っている方法は、運動前に小さい減塩2mm位を一口水分と一緒に摂取、その後は汗のかき具合にもよりますが、2時間後には再度同じくらいを摂取するようにしています。

そして、休憩しての水分補給時に何となくボーっとしたり頭が痛いような感覚を覚えたら、その時にも岩塩を摂取して、水場が近くにあれば頭から水を被って首筋の大きな血管を冷やすようにします。

これだけで、だいぶ熱中症のような症状に苦しまされることはなくなりました。

真夏にあんまり無理をすると家に帰ってから動けなくなりましたが・・・この数年はそこまでひどい状況にはなっていません。

岩塩でなく、熱中症対策飲料でも一応OK

最近は熱中症対策の飲料が各メーカーから販売されています。

こういった商品でも熱中症予防の効果はあります。

ただ、運動をするという際には、アミノ酸などの入っている飲料を飲みたいものなので、個人的には飲みもの以外から塩分を摂取する方法を取っています。

あとは、こういったペットボトル飲料の熱中症対策ものは、ナトリウム限定なので、岩塩の方が健康的です。

ちなみに、明らかに熱中症の症状が出ている状態や運動は続けられないような状況では、水分補給については、こういったナトリウム入り飲料ではなくて、経口補水液と呼ばれる商品での水分補給が望まれます。

ふらつきや立ち上がることができないなどの状態が見られる場合には、ナトリウムうんぬんではなくて救急車を呼ぶといった対応をして下さい。

熱中症対策としての岩塩 まとめ

僕は小さ目の岩塩の便をフットサルバックにいれて置くだけで簡単熱中症予防をしています。

こうすると忘れることもないし、小瓶なら重さも気にならないので、賞味期限になったら入れ替えるだけのお手軽な熱中症対策となります。

基本的には何らかの自覚症状が出る前に早め早めに補給を行って、パフォーマンスに影響の出ない状態を維持してもらいたいと思います。

日本の夏もどんどん暑くなってきています。

熱中症には気をつけましょう!