はじめての腹筋運動は腹式呼吸がおすすめ
お腹の出てくると引っ込めたいと思うのは多くの人に共通した意識だと思います。
僕も体重を増やす時期にはお腹がポッコリでるのですが、その時の罪悪感たるやかなりのものです・・・
そんなお腹を引っ込めるために行う行動といえばダイエットと腹筋を付けるための運動になります。
今回はこの中でも、運動でお腹を何とかしようとする場合、腹式呼吸を意識して行うことがおすすめですよ、という内容を書いていきます。
お腹をへこませる方法
まずお腹をどうやってへこませるかという話です。
ダイエットをして体全体の脂肪を減らせばお腹もへこみます。
ちょっと前まで部分痩せという話も出回っていましたが、都合よく自分の落としたい部分の脂肪だけを減らす方法はないという事が分かっています。
痩せるなら全身、ただ、人によって体質なのか痩せやすい・痩せにくいという部分は存在している模様です(僕は最後までお腹の肉が残る残念な体質です)
次に腹筋を付けるという方法です。
脂肪を持ち上げる筋肉が多くなったり強くなったりすれば、周囲の脂肪を持ち上げてくれるので、たるんだ体を引き締めて見せることができます。
そして、人間の体は必要な部分にだけ筋肉を必要な量つけようとするので、腹筋を使う動作(=腹筋を使用した運動)を行うことで部分的に筋肉をつけることも可能です。
つまりは全身痩せをしつつ、腹筋を付けていくというのが最も効率的な方法になります。
腹筋は腹式呼吸からという意味
表題にもしていますが、おすすめの腹筋運動は腹式呼吸です。
やり方は非常に簡単で
お腹に手を当てて、大きく息を吸ってお腹を膨らまし、吐くときにお腹が背中に張り付くイメージで擦った息を吐ききることです。
お腹の筋肉を収縮させることで負荷がかかり、腹筋が辛く感じます。
これを空き時間に繰り返すだけです。
非常に簡単で効果も体感できるので、運動が得意でないという人にこそおすすめできるものになっています。
腹式呼吸をすすめる理由として主に3つの要因があります。
- ケガをしにくい(しない)
- 強度が強すぎない
- 器具が不要
ケガをしにくい
腹筋運動の多くは実は腰に負担をかけるものになっています。
一般的に知られている
寝ている姿勢から上半身を起こす腹筋は特に腰への負担が大きく、あまり推奨されなくなっています。
腹筋を鍛えるトレーニングは反動をつけてしまったり、姿勢をきちんとしていないと想定外の部分に負荷がかかって痛めてしまうなど、フォームをきちんとしていないと案外ケガの原因になるトレーニングです。
それと比較すると呼吸という自然に行う動作でトレーニングをする腹式呼吸は安全性が高く、どこかを痛めてしまうという心配がないというメリットがあります。
強度が強すぎない
ケガ予防のため、通常の腹筋運動が推奨され無くなってからはいわゆる体幹トレーニングによる腹筋強化が良いとされています。
ただ、体感トレーニングはある程度腹筋、背筋がないと姿勢維持すら困難で効果を上げにくいという点があるので、運動習慣のない人には辛いものとなります。
腹式呼吸であれば、姿勢などは立っても座っても寝ていてもできる程度にお手軽なので、この手の心配もしなくて済みます。
器具が不要
腹式呼吸は特に運動器具などない状態でもできるので、時間と場所を選ばないというメリットがあります。
仕事時間中の気分転換などにも周りに悟られずに行うことができます。
やはり継続的に何かをしようとすると手軽さこそ最大の武器になります。
注意点
腹式呼吸をしっかり行ってお腹を収縮させることができると十分に筋肉痛になりますし、足をつるような感覚でお腹をつることもあります。
筋肉痛やお腹のハリが強い時は休むということも選択肢に入れておきたいところです。
また、腹筋が付いても、脂肪が張らなかったり増えていくとさすがにカバーできないので、全体的なダイエットと合わせておこなうことで効果が上がりやすくなります。
まとめ
運動というと辛い・しんどいなど精神修行を兼ねているかのようなイメージがあります。
でも、実際には効果さえ出れば辛い思いをそんなにする必要はありません。
継続性を考えて続けられる運動を見つけるというのは健康維持のためには大切と言えます。