腹筋は鍛えなくても良いのか?を考える
腹筋は鍛えていない
これはボディビルダーさんでも当てはまる人がいます。
でも、ダイエットと言った場合には、
お腹のぽっちゃりをどうにかしたいから腹筋運動の優先度が高い人が多いです。
腹筋に対するこういった考えは多岐に渡っていますが、
それは腹筋に関する知識や考え方が異なるからです。
どう異なるのか、腹筋について知っていきましょう。
腹筋の基礎知識
腹筋は鍛えても厚みが2cmくらいにしかならないと言われています。
しかも、腹筋バキバキのボディービルダーで、そのくらいの数値だという事です。
6パックは腹筋しなくてもできる
腹筋が割れるということを6パックと表現されます。
でも、これは先天的に腹筋の形が決まっていて、どんなに痩せても鍛えても、
最初から4つに分かれている人は4つのまま、8つある人は8つのままです。
6つに分かれている人が多いので6パックと呼ばれています。
鍛えても数が増えない理由はとてもシンプルで
割れて見える腹筋ですが、実は1つで、デコボコしているので割れて見えるだけなのです。
そしてこの6パック、実は腹筋を全くしなくても浮き上がらせることは可能です。
体脂肪を落とせば勝手に浮き上がってきます。
大した運動をしていなくても、ガリガリの中学生くらいが良く腹筋が割れているのはこのためです。
僕もそうで、腹筋なんてしたことないのに「すげー」とか言われて後付けで腹筋を始めた経験を持っています(笑)
このため、腹筋は鍛える必要がない、という理論が出来上がります。
ただ、ボコッとした部分に丸みを帯びさせるくらいになると鍛えざるを得ないでしょう。
注意点として、腹筋はフォームをしっかりしないと腰に負担をかけてしまう事です。
これを嫌って腹筋を避ける人もいますね。
腹筋を鍛えるのは何のためか?
腹筋は何もしなくても割れますが、では腹筋運動は不要かというとそうではありません。
前述した腹筋の丸みもそうですが、
特に腹筋を鍛える必要があるのは、スポーツを行う人です。
そして最近は「体幹」と言われるように腹筋と背筋を重要視する風潮もあります。
これはあらゆるスポーツに体幹部の筋肉が使用されるからです。
特にクイックネスが要求されるスポーツでは、腹筋を利用して体を捻る運動が多く行われるため、腹筋を鍛える事が競技パフォーマンスを上げることに直結しやすくなります。
この場合は見た目よりも機能性を重視しているので腹筋の側面も鍛えることで効果を上げます。
ボディービルダーだと、シルエットが崩れるので側面は鍛えない傾向があります。
求めるものの違いですね。
腹筋を鍛える必要が無いかな?と思うケース
夏の水着姿のシルエット重視
6パックを出すだけなら腹筋は不要ですし、腹筋自体は小さい筋肉なので、運動しても消費カロリーは小さいものです。
それであれば胸筋や背筋、足という大きい筋肉を使う高エネルギーを消費する運動をしたり、有酸素運動をたっぷり行って、体脂肪をごっそりと消費した方が効果的に見た目は良くなると思います。
ダイエット
これも同様にエネルギー消費がもっと大きい部位のトレーニングに振り替えた方が効果的です。
特に体重が重い状態で腹筋運動をすると腰を痛めて、他の運動にも支障をきたすことがあるので、お腹の肉を落としたくても、他のトレーニングをお勧めします。
実際部分痩せという概念はないとされていますし、筋肉が付くと少し脂肪が持ち上がって見た目はやや改善できるかもしれませんが、余分な肉を落とす方がどう考えても優先です。
まとめ
腹筋について
理解を深めていただけたでしょうか。
僕は腹筋はほとんどしていなくて
週に1回、腹筋(コロコロ)ローラーを5回くらい転がして終わりです。
それでも十分筋肉痛になるんです。
腹筋ローラー恐るべし・・・・
フットサルしてるんだからもっとしっかりやっても良いのですが、
他の部位を優先してしまうことと、フットサルに使う筋肉は真面目にフットサルやればつくと考えているからです。
こういった感じに
自分の体を見つめ直す時に
どういう体になりたいから、どこをどんなふうに使うのか・鍛えるのか
そういうことを考えるようになると、更に運動が楽しくなりますので、
色々考えて、自分を知っていって下さい。