体の柔軟性(硬さ)とケガしやすさは関連性がない

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ストレッチする女性

体の柔軟性とケガには関連性はない

体が柔らかい=ケガをしにくいではありません。

体が柔らかいことでケガをしにくくなるという話は一般的にもかなり広まっていますが。これは正確ではないということが分かっています。

 

たしかに体が硬すぎれば、肩こりや腰痛の原因にもなりますし、関節の可動域が狭まることなどもあって不都合があります。

 

しかし、柔らか過ぎることによるデメリットもあり、関節の安定感を欠いてしまう、可動域が広すぎるため限界近くまで体を伸ばした際に大きな力がかかりすぎてしまうなど、体の柔らかさがケガのリスクになり得ることもあります。

 

実際に高い柔軟性を求められる種目である、体操・新体操・フィギアスケートなど行っている人やヨガのインストラクターの方にもケガの多い人は多くいます。

これらが柔軟性さえあればケガを防ぐことができるという考え方が誤っているという証明になります。

整体師の方などに話を聞くと、こういった「一般的に柔軟性が必要な運動を行っている人」の来院は非常に多いということでした。

 

体の柔らかさには色々とある

体全体が柔らかい人もいれば、筋肉によって硬かったり柔らかかったりが異なる方もいます。

となる動きではすごく柔らかさを発揮できるのに、異なる動きでは固い

これもケガをしやすくなる原因の一つです。

 

部位によって柔軟性が異なる原因としては、使用頻度、左右差、筋肉量差などがあります。

 

毎回柔軟運動を重ねる部位はたしかに柔らかくなるでしょうが、行っていない部分とは差が出てきます。

また利き腕、利き足側はそうでない方に比べて硬かったり柔らかかったり人によって柔軟性に差が出やすくなっています。

 

筋肉が多くなる程柔軟性を維持することは難しくなってきます。

このため、利き腕は良く使用するので反対の腕より筋肉も増えやすく、凝りやすいなど、左右差の原因になります。

そうは言っても全身柔らかいという人は非常に稀です。

自分の体の特徴を理解して、可動域の範囲で運動をすることがケガ防止の方法となります。

 

硬いよりは柔らかい方が良い

では、体が硬くて良いかというと、そうとも言い切れません

結局は適度な柔軟性を維持するということが重要になります。

体が硬いと

  • 関節の可動域が狭くなる
  • 肩こりなどに悩まされる

僕は圧倒的に体が硬い人間ですが、この2つに悩みはどうしても拭えないと考えています。

 

サッカーをしている時に足があまり上がらない、上がっても不格好で変に力が入ってしまう。

これらはケガの原因にもなりかねません。

そのスポーツに必要な動作においては無理なく動かせる柔軟性をもとめていくのが良いと思います。

 

そして、肩こりは以前から悩みの種です。

体が硬いので、長時間動きの少ない状態になると、体全体の血流が悪くなり、見えない不調を抱えるようになります。

数時間に1度は体を動かすようにしていますが、元々の柔軟性が不足しているので、体全体がバキバキになっていて、少し体を動かすくらいでは、何ら改善する気がせず、ついつい億劫になって体を動かさなくなってしまいます。

 

ただ、僕は体は硬いですがケガをしたことはありません。

一方、開脚は180度、筋肉の質は整体などで絶賛される職場の先輩は年中ケガだらけです。

 

体の柔軟性などはあくまでケガと関連する項目のひとつという感じであり、体を上手に使えるかどうか、関節の限界を超えないようにできるかという点などの方が重要になります。

 

一般的な限界を超える必要性のある種目もある

バレエなどは開脚時に180度以上に足が開くことが美しさの条件とされています。

しかし、本来人間の体はそこまで足が開く関節の作りになっていません。

このように、不自然なレベルで体の柔らかさを求められることもあります。

 

このためバレエでのケガというのも少なくありません。

限度に近くなる、限度を超えるという行為はそれだけリスクのある動きだとも言えます。

 

こういった特別な柔軟性を求められる場合でなければ、それなりの柔軟性を持った当たりで日々凝りの溜まらない程度のストレッチなどを行うことが県呼応的でケガのない生活を送るためのポイントと言えます。